No.451411

IS 十刃の内の三刃 第3話

xixさん

原作突入の第3話です

2012-07-12 01:23:13 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3974   閲覧ユーザー数:3851

第3話 自分以外は全員女!?いえ、違います

 

 

 

「「がぁーーーーーーぐぅーーーーーーーーーー」」

 

「起きろバカども」

 

 

ゲシッ

 

 

「「ふがっ」」

 

 

ウルキオラに起こされた2人

 

 

「んだよ・・・まだ起きなくてもいいだろうが・・・・・・」

 

「そんなわけがあるか。今日は入学式だぞ」

 

「「・・・・・・・・・ああーーー(ポン」」

 

 

((すっかり忘れてた))

 

 

「・・・・・・・・忘れてたのか。とにかく行くぞ」

 

「だが別に良いんじゃねぇの?授業に参加の義務はねぇようにしたんだからよ」

 

「はぁ。おまえら、他の生徒に興味はないのか?(強さの意味で)」

 

「ああーーー、それもそうだな。見ておいて手練(てだれ)がもしかしたらいるかもしれねぇしな」

 

「そういうことだ。行くぞ」

 

「「へいへい」」

 

 

眠そうにしながら制服に着替えて三人は行くことにした

 

 

 

 

 

 

 

~ 千冬 side ~

 

 

・・・・・・・・・遅い!!

今日は入学式だというのになぜ遅刻するのだ!!!

 

私は織斑千冬といい、このIS学園の教師をしている

 

先程も言ったが今日は入学式。そしてこれから私が担当しているクラスへ行こうと思うのだが・・・

 

 

その前に先日発表された男子のIS操縦者三名に職員室に来るように伝えたが、まだそいつらは来ていない

 

 

コンコン ガラッ

 

 

「失礼する」

 

「しっつれーしまーす」

 

「《ガンッ》いって!!扉、低(ひく)!!!」

 

 

呼んでこよう立ち上がろうとした瞬間に三人の男子・・・・・・なのか?

 

男子というより青年、ヤンキー、巨人ともいえそうな奴らだった

 

 

「織斑千冬はどこだ?」

 

「あ、ああ。私だ」

 

 

動揺を隠せず、答えた

 

 

「バカどもが寝坊した遅れた。申し訳ない」

 

「ウルキオラ。てめぇ今俺らのことバカだといったか?」

 

「・・・・・・(シーーーン)」

 

「だまんじゃねぇよ!!」

 

 

一番背が低い青年のような雰囲気を持つ奴が謝罪をし、髪が水色のヤンキーが自分たちへの言葉に文句を言う

 

 

「時間が押している。すぐに行くぞ」

 

「わかった」

 

「おい無視すんな!」

 

「まさか他の入り口もこれぐらいの高さか?」

 

 

関係ないことを言っているやつが1人いるが、周りを見ればわかるだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

行く途中で青年のような男、(ウルキオラだったか?)にここでの呼び方や施設の説明などの質問をいくつかされて、答えてやるうちに教室前に着いた

 

 

「ここで待ってろ。合図したら入って来い」

 

「了解した」

 

 

教室に入ったら愚弟がバカなことをしたので出席簿で叩いてやった

 

 

「諸君、私がこのクラスの担任をする織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが私の仕事だ。私の言うことはよく聞き、理解しろ。逆らってもいいが私の言うことは聞け。いいな」

 

 

~ side out ~

 

 

 

~ 一夏 side ~

 

(いってぇ・・・・・・・・・)

 

 

頭を擦(さす)っている俺は織斑一夏。世界初の男のIS操縦者だ

 

今IS学園の一年生で、SHR中の自己紹介をしていたら俺の姉、千冬姉に叩かれた

 

 

「さて、SHRは終わりだ。諸君らにはこれからISの基礎知識を半月で覚えてもらう。その後実習だが基礎動作は半月で体に染み込ませろ。いいか、いいなら返事をしろ。よくなくても返事をしろ。私の言葉には返事をしろ」

 

 

・・・・・・なんていう鬼教官・・・

 

 

「ああ、それと遅刻してきた者が三名いる。そいつらの自己紹介をしておかないとな。おまえら、入って来い」

 

 

遅刻者?入学式していきなり?

 

でもどうせ女だろ・・・・・・《ガンッ!》

 

 

『!!!??』

 

 

「いってーーーーな!ここの扉、どこも低すぎだ!!」

 

「うるさいぞノイトラ。静かにしろ」

 

「ってか、すでに手遅れだろーがウルキオラ」

 

 

入ってきた三人は・・・・・全員男

 

 

「おまえら、自己紹介しろ」

 

「わかった、まず俺だな…………ウルキオラ・シファーだ。よろしく頼む」

 

 

え~と、肌が真っ白で無表情なのが特徴だな・・・・・・

 

 

「次に俺は、グリムジョー・ジャガージャック。呼び方は好きにしてくれてかまわねぇが、ふざけたことが嫌いだ。だが気軽に接してくれてかまわねぇ。よろしくな」

 

 

水色の髪のヤンキー、グリム………なんだっけ?

名前なげぇな

 

 

「………………………ノイトラ・ジルガ………強ぇ奴にしか興味はねぇ」

 

 

最後に2メートルは超えてるだろう身長と左眼に眼帯をしているやつで終わった

 

 

「き」

 

「「「あ?」」」

 

『きゃーーーーーーーーーーーーーーー!!!!』

 

「男子!しかも三人!」

 

「あの人、肌がキレーーー!!」

 

「ヤンキーみたいな人かっこいい!!!」

 

「あっちの人は俺様系で背が高くてクール!!」

 

 

う、う~~~~~~~なんなんだこれ…………

 

 

「静かにしろ!!」「「うるせぇ!!!」」

 

 

うぉ!!あ、あんたらの方がうるさいと思う……耳いてぇ

 

 

シーーーーーーーーーーーーーン

 

 

(静かになるの速っ!!)

 

 

「おまえらは後ろの方の席に着け。ではSHRを終わりだ」

 

 

まあ同じ男だし、これから仲良くしてくか

 

 

~ side out ~

 

 

 

 

 

1限目終了の休み時間

 

 

「あ~~、はじめまして。織斑一夏です」

 

 

ウルキオラたちは不機嫌オーラMAXの状態

 

にもかかわらず、一夏は話しかけていた

 

 

「よろしく頼む。先程も言ったがウルキオラだ」

 

「んで俺がグリムジョー。この寝てるでかいだけがとりえの奴はノイトラっつって「んだとこらぁ!!」沸点がとんでもなく低い奴だ」

 

「おいグリムジョー、表出ろやこら(怒)」

 

「いいぜ、今日のルールはどうする?」

 

「まておまえら。時間がそう長くないんだ。やめておけ」

 

「「ちっ」」

 

「は、ははは」

 

 

やり取りを見ていて笑うしかない一夏

そんなところに

 

 

「ちょっといいか?」

 

「ん?箒?」

 

 

一夏の知り合い、篠ノ之箒(しのののほうき)。彼女が一夏に話しかけてきた

 

 

「話がある。一夏を連れていっていいか?」

 

「かまわん」

 

「いいぜ」

 

「ぐぅーーーー」

 

 

箒の質問にウルキオラとグリムジョーは答え、ノイトラはすでに寝ていた

 

 

「すまん。一夏、来い」

 

「お、おう。じゃあまたな」

 

 

そういわれて教室を出ていった

 

 

 

 

 

そして戻ってきても席に着かなかった一夏は再び千冬の出席簿(きょうき)によって制裁を受けた

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「ちょっとよろしくて?」

 

「へ?」

 

「あんだ?」

 

「何か用か?」

 

「ぐぅーーー」

 

 

2時限目の時点で入学前の参考書を電話帳と間違えて捨ててしまい、授業にまったくついていけなかった一夏は

 

授業終了後、ウルキオラたちに勉強を教えて欲しいと一夏が頼んできた。ノイトラは寝ているが

 

そんなところに金髪の少女が話しかけてきた

 

 

「まあ!なんですの、そのお返事は!私(わたくし)に話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるんではないかしら?」

 

「「「・・・・・・・・・・・・・(コイツうぜぇ)」」」

 

「ぐぅーーー」

 

 

1人を除き男子たちの心の声は重なっていた

 

 

「悪いな。俺、君が誰か知らないし」

 

「右に同じく」

 

「Me too だ」

 

「ぐぅーーー」

 

「私を知らない?このセシリア・オルコットを?イギリス代表候補生にして、入試主席のこの私を!?それにそこのあなた!いつまで寝てるんですの!!」

 

「おい、コイツに怒鳴らな「・・・・・だ~れだおい・・・」・・・・・・起きてしまったか」

 

 

少女、セシリアが自分を目の前にしていつまでも眠っているノイトラに怒鳴るのをウルキオラが止めようとするが、起きてしまった

 

 

「・・・・・・・てめぇか、金髪」

 

「な!私のことを金髪ですって!?」

 

「事実だろうが・・・・・俺に怒鳴ったのはテメェか?」

 

 

ノイトラの発言には怒気が篭っている・・・・・・

 

 

「あなたが寝ているのがいけないんですわ」

 

「・・・いったはずだ。俺は強ぇ奴にしか興味ねぇって。雑魚(ざこ)が話しかけてくんじゃねぇよ」

 

「な!!?」

 

『ええ!!!??』

 

 

セシリアは顔を真っ赤にし、周りの女子は代表候補生が雑魚扱いされるとは予想もしてなかったため驚愕している

 

 

「あ、あなた!!この私をなんだと――――」

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

タイミングよく3時限目開始の予鈴が鳴った

 

 

「っ!!……………また後で来ますわ!!逃げないことね!!よくって!?」

 

「「「(いやよくねぇよ)」」」

 

「ったく、女はこれだから嫌いなんだ」

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 

 

更新できたーーー!!

 

ウ・ノ・グ「「「うるさい」」」

 

すいません

 

ウ「今回はセシリア登場か」

 

グ「話しててまじうぜぇと思えた」

 

ノ「俺の睡眠を邪魔した上にあいつの声がかなりムカついた(怒)」

 

このころは仕方ないですよ……

 

ノ「ぶっ殺す」

 

いや、それだけは本気でやめて

 

ノ「憂さ晴らしに駄作者を」

 

オレェーーーーーーーーーーーーーー!!!?

 

ノ「心配ねぇ。次に目が覚めるのはおまえが知らねぇ場所だ」

 

いやいやいやいやそういう問題じゃねぇよ!!

ウルキオラ!止めてくれ!!

 

ウ「ノイトラ、好きにしていいぞ」

 

なぜじゃーーーーーーー!!!

 

ウ「俺たちをおまえの想像で動かそうなどと考えたからだ」

 

根に持ってたんですか!?

 

ノ「じゃあな」

 

返答なしかよ―――ってぎゃーーーーーーーーーーーー!!!!!

 

グ「次回も読めよ」

 

ウ「感想も頼む」


 

 
 
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