ん・・・?
あれ?俺どうしたんだっけ?
・・・そうだ!転生したんだった!ということは、こ こはぬらりひょんの孫の世界か!?
体が上手く動かないのは赤ん坊だからだろう。さて、 俺はどんな妖怪になったんだ? よし、確認してみよう。
俺はゆっくりと目を開けた。
「おっ!目を開いたぞ!」
「おお、若が目覚めた!二代目を呼んでこい!」
ん?若?
「まだ、帰ってきてねえのか!二代目は!?」
へ?二代目?
「まったく!自分の子が生まれるって時にどこほっつ き歩いてんだか・・・」
えっ!?毛娼妓!?
「仕方ないわ、お仕事なんですもの。だからあんまり 怒っちゃダメよ。わかった?毛娼妓ちゃん。」
なっ!?若菜さん!?
俺がひたすら、驚いているとドタドタと慌ただしい足 音が聞こえてきた。
「わっ若菜!子どもが生まれたってのは本当かっ!? 」
ガラッと襖を開けて入ってきた人を見たとき俺は気付 いてしまった。
「あら、お帰りなさい。鯉伴さん、ほら、この子が私 達の息子よ」
俺は・・・
「おお!よろしくな!リクオ!若菜にそっくりだな! 」
リクオになっちまった!!
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死んでしまった俺はぬらりひょんの孫の世界に転生することになった。まぁ、適当にがんばればいいかな……って、あれ?なんで俺の名前リクオになってんだ!?……まっ、いいか!百鬼夜行の主になってやるぜ!