No.448310

ハイスクールD×D~最強の戦車と最強の兵士(予定)~

平和島静雄の肉体に悪魔の駒の『戦車』の能力をプラスしたら?という妄想で書いた小説です。

にじファンから移動してきました。

2012-07-07 19:43:49 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:7783   閲覧ユーザー数:7273

 

第一章『旧校舎のディアボロス』

第零話「幼馴染みが朝からご飯作るってシチュエーションって現実ではなかなかない」

 

 

―――――――――カランっと教会内に金属音が響き渡った。

振り返って見てみると目の前の男の右腕についているまるで手枷の様な腕輪が地面に落ちていた。

それを確認した瞬間、目の男から膨大な魔力と魔獣の様な視線を感じ戦慄した。

そして理解した。目の前の男は今まで全く本気ではなかった事を、男は獣の様に姿勢を低くした後、一瞬で目の前に現れた――――――

 

 

 

 

 

 

「で?なぁ~ん~でぇ~またテメェが家にいるんだ?」

 

「あらあら。折角、朝ご飯作りに来た幼馴染みに向かってその言い方は無いんじゃないかしら」

 

いつも通りの朝、家の台所に人の気配がしたので起きると台所に長い黒髪をポニーテールにした幼馴染みが料理を作っており、問いただすと何時もの笑みで答えてきた。

 

「うるせぇよ。つーか、何度も言ってんだろうが俺の部屋に勝手に入るな」

 

「フフフッひどいわね~」

 

口ではそういうが全然悲しそうに見えない。

 

「お前だって、こんな事であらぬ噂が立つのは迷惑だろう?」

 

「いいえ、迷惑じゃないわよ?」

 

この女(アマ)、昔っから笑顔でウソをつく・・・

 

「嘘なんか言ってないわよ、シー君?少なくとも私はあなたにウソなんて一度も付いてないわよ」

 

「・・・・・んな事はとっくの昔からわかってんだよ・・・っていうか、シー君って呼ぶんじゃねえ!」

 

「あらあら、どうして?可愛いじゃない、シー君」

 

「男に可愛さを求めんなよ・・・んなもんは祐斗にでも求めろ」

 

ハァ~とため息を吐くとちゃぶ台にご飯と焼き鮭、みそ汁と漬物が並べられてた。

 

「ハイ、出来たわ。早く食べましょ?急がないと遅刻しちゃうわ」

 

「行く時はテメェが先にいけよ。これだけは譲らねぇからな・・・」

 

観念した俺はそう言って箸を持ち焼き鮭へと伸ばしていった。

 

 

これが俺、『平和島静雄』と幼馴染みの『姫島朱乃』の朝の日常だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

主人公設定

 

平和島静雄

 

生別 男

 

身長 185センチ

 

容姿 ボサボサの金髪に整った顔立ちで目つきが悪く、良くいえば野性味があり、悪くいえば悪人面。常にサングラスをしている。

 

階級『戦車(ルーク)』

 

備考

『駒王学園で絶対にケンカを売ってはいけない人』、『駒王学園最強の男』などと怖れられていて、『絶対に敵に回してはいけない人間』と不良たちでは言われている。

朱乃とは幼馴染みだが学園生活では静雄が自分の風評の所為で朱乃に迷惑をかける事を気にしてか、普段の学園生活ではあえて他人として接している。自分の風評で周りに迷惑をかけない様にオカルト研究部には毎回隠れて入っている。

祐斗と同じクラスに所属しており、学校内でも(無理やり)祐斗と共に行動していて(その所為で祐斗は静雄のパシリなのでは?又はBL疑惑が流れている)、何だかんだで親友同士。

昔から自分の異常な力が嫌いで自分自身に嫌悪しており(その所為でルークとしての力が制御できない)、他人の好意に対しても向き合う事が出来ない。

仲間思いな一面もありレーディングゲームでは仲間の盾になる事が多く、その為防御力の低い朱乃や祐斗、王(キング)のリアスと組む事が多い。

堕天使を毛嫌いしており、堕天使に関してだけは鼻が利く。

何故か妖怪に好かれやすい。

四人兄妹で弟一人に妹二人だが、今は三人と離れて暮らしている。

普段は物静かで大人しい人間なのだが、極端に短気で、一度怒ると自分の力を抑えられない。

一誠と同じで人間から悪魔へと転生したのだが幼い頃から筋力のリミッターが存在しない生来の特異体質で、人間でありながら悪魔すらも恐怖するほどの『怪物』そのものの圧倒的な力と強さを持ち、自販機や街灯、ガードレールなどを片手で容易くひっこ抜いて投げ飛ばし、車をサッカーボールのように蹴り転がす。獅雄の全力の発揮についていけるよう、筋肉や骨、関節が恐ろしく硬く強靭に『進化』していき、ナイフの刃は殆どほ刺さらず、医療用メスが施術中に何度も折れ、致死性の改造スタンガンをものともしないなど、人間離れした強靭さと回復力を持つ肉体となっていたのだが、ルークの駒の力の所為で日常生活に支障をきたすほどで、魔王クラスの強靭さと防御力を持つ存在までになってしまい人間界ではあまりに強すぎる為、常に両手首に腕輪型のリミッターをつけて能力を制限しルークとしての力を押さえてルークになる前の状態でいる。一つ目のリミッターはリアスの許可無しでは外す事が出来ず、二つ目のリミッターは冥界で外すことと魔王クラスの承認がなければ外してはならない事、更にレーディングゲームでは外すさない事が絶対の条件である。

因みに一つ目のリミッターで50%、二つ目のリミッターで完全開放となっている。

 

 

飛竜の手袋

知り合いの錬金術師から貰った黒い手袋。飛竜の皮で造られているため、刃物は通さず火にも強いだけでなく破魔の力も防ぐ事ができる一品。

 

 

 

 
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