†Prologue†

～？？？～

暗闇の中、闇のデジモン逹が潜んでいた…。

？？？「選ばれし子ども逹め…。余計な邪魔をしよって…。」

？？？「でも、もう子ども逹はデジタルワールドに戻ってこれない。」

？？？「どういう事だ!?」

？？？「諸君、私がデジタルゲートを封じるように準備を整える。そのゲートを封じる種をまくのだ…。行け…。」

闇に潜むデジモン逹は主の指示に従い、不気味な笑みを浮かべ、更に深い闇へと消えていく。

その闇の主は選ばれし子ども逹が戻ってこれぬよう、再び世界征服を企むのであった…。闇の主は高らかに笑う…。

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デジタルモンスター――。

デジタルモンスターは「デジタルワールド」と呼ばれるコンピュータネットワーク上の擬似電脳空間に生息する人工知能を持った架空の生命体である。様々な属性や世代に分かれており、現実の世界に存在する生物や機械、神話・伝説上の神・英雄等々を模した多様な種族が存在する。

そのデジタルワールドに、『デジモンJET(Jack-of-Exa-all-Trades)』という頼まれたら何でもするよろず屋に、一人の青年と、パートナーデジモンがいた。