真・恋姫無双 二次創作小説 明命√
『 舞い踊る季節の中で 』 -群雄割拠編-
第百二十五話 ~ その手に握りしは
(はじめに)
キャラ崩壊や、セリフ間違いや、設定の違い、誤字脱字があると思いますが、温かい目で読んで下さると助
かります。
この話の一刀はチート性能です。 オリキャラがあります。 どうぞよろしくお願いします。
北郷一刀:
姓 :北郷 名 :一刀 字 :なし 真名:なし(敢えて言うなら"一刀")
武器:鉄扇(二つの鉄扇には、それぞれ"虚空"、"無風"と書かれている) & 普通の扇
:鋼線(特殊繊維製)と対刃手袋(ただし曹魏との防衛戦で予備の糸を僅かに残して破損)
習得技術:家事全般、舞踊(裏舞踊含む)、意匠を凝らした服の制作、天使の微笑み(本人は無自覚)
気配り(乙女心以外)、超鈍感(乙女心に対してのみ)、食医、
神の手のマッサージ(若い女性は危険です)、メイクアップアーティスト並みの化粧技術、
(今後順次公開)
最近の悩み:
何でだろう?
思い出したくない事が色々あったとは言え、耳掻きを気に入ってくれたのは良い。
ああいう風に耳掃除をするのは、普通は家族のみだから他で禁止されたのはまぁ分かるし、俺も明命や翡翠や美羽達家族以外にする気はない。
まぁそう言うサービスをするお店もあると聞いた事はあるが、それはまた別の話だろう。
問題は何故か何時の間にか彼女達の耳掃除が俺の役目になっている事だ。
別にそれが嫌というわけではないし不満がある訳じゃない、それだけ俺を信用していると言う事なんだろう。
そして更に問題なのが、何故自分で耳掃除する事まで禁止されたんだ?
うーん、これは誰かにやってもらえと言う事なんだろうけど……、どうしてだろう、嫌な予感がする。
焔耶(魏延)視点:
どごんっ!
一撃振るうごとに敵の兵士が
手に握った
巨大な鉄の棍棒二本を、その持ち手に付いた輪っかで繋いだような形状をもつ鈍砕骨は、一般兵では持つ事も出来ない程の重量を持つだけではなく。更にその殺傷力を高めんとばかりに幾つもの筋が上下に走っている。 間違いなく超重量級の部類に属するそれのもつ破壊力は、普通に振るったとしても被害者に致命傷を与えるほどの代物。そこに磨き上げた力と技が容赦なく敵の兵士の命を奪う。
「どけいっ!」
ぐしゃっ!
口から自然と出る掛け声と共に真っ直ぐと打ち下ろした一撃が、一瞬にして眼前の敵の
しゅっ!
しゅっ!
打ち下ろしきった瞬間を隙と見たのか、その瞬間を狙って幾つもの槍が突き出される。
その数にして4…、5…、6…か、甘いな。
その程度でワタシを討ち取れると思った己が甘さを地獄で悔やむが良い。
鈍砕骨を握る手を持ち替えて、鈍砕骨の中心の輪っかに指を掛けて、手首を、腕を、そして腰骨を軸にするようにして肩を
ぎゅるんっ!
べきこっ!
打ち下ろしていた腕を前に突き出す格好で、そのまま真っ直ぐと横に回転する鈍砕骨に巻き込まれて、まっすぐと私の眼前にまで突き出されていた槍は、一瞬にして鈍砕骨の質量と私の放った一撃の重さに耐えきれずに圧し折られ空を舞う。
「砕けちれっ!」
輪っかに通した指を軸に回る己が武器の勢いを利用して、そのまま振りかぶるのと横に払うのを同時に行う。 鈍砕骨を通して、砕いた槍の数だけの肉と骨を砕く感触が伝わってくる。
「この程度か劉備が兵よ。 弱すぎて相手にならぬぞっ!」
私の後ろにいる兵士のために…。
共に戦っている仲間のために…。
声高に声を張り上げる。
敵は弱兵、気圧されるなと伝える。
……自分の言葉が白々しく聞こえる。
今しがた潰した敵もそうだ。
槍を折られ砕かれたと言うのに、怯むどころか折れた槍のまま立ち向かってきた。
折れた槍を楯に、腰に刺した剣を抜き放とうとしていた。
敵わないと分かっていながら鈍砕骨の一撃に向かってきた。
目の前で、仲間が肉と骨を砕かれるのを見ていながら。
地面にまで潰され、肉片に代わる様を見ていながら。
私の一撃を受けて、己が頭の上を仲間が飛んで行く姿を見ていながら。
それでも怖気ずに、怯む事なく鈍砕骨を喰らうその一瞬まで立ち向かってきた。
「なめるなっ!」
ワタシは将だ。
将はの仕事は勝利を掴み獲る事以外に、配下の兵を一人でも多く生きて連れて帰る事。
だが一般兵ともっとも違う事。それは敵兵士の戦意を奪う事だ。
やり方は様々だが、敵兵士が信じてついて来ている将を討ち取る事だったり、策を用い戦況を変える事だったりすが、もっとも単純で分かりやすい事。
それは己が絶対敵わない相手だと思い知らせる事。
数をもってしても敵わない相手だと、その心と身体に叩き込む事。
「でぇぇぇっいっ!」
だから、私はこの武器を選んだ。
敵を凄惨に殺せるこの獲物を。
文字通り、敵の戦意を叩き潰せるこの武器を。
その巨大な姿をもって盾となり、守ることのできるこの獲物を。
真っ直ぐと突き進む事の出来るこの獲物を。
「魏延様、馬一族の隊が敵一団に動きを阻まれている模様です」
「ちぃっ。あの役立たずめっ」
兵の知らせに、思わず憎まれ口を叩いてしまう。
敵の動きの方が一枚上手なだけだって事は分かっている。
実際、数の上で此方が圧倒的有利にも拘らず、こうまで手こずっている原因。
認めたくはないが劉備軍の方が兵の運用においても我らを上回る上に、兵の数に反して我等の倍以上いる将が影響している。
しかも軍略に関しては……こう言ってはなんだが勝負にならない。
歴戦の将であられる厳顔様でもっても、軍略では名のある軍師には敵わない。ただ敵の策を将才と数の利でもって撃ち破って来ただけに過ぎない。
そしてこれもあまり認めたくはないが、騎兵と言う機動性と噂に違わぬ武でもって敵の策や出足を引っ掻き回してくれた西涼の騎馬隊のおかげと言える。
『やーい、のろま~、 ああ、身が重くて早く動けないんだっけ?』
「誰が鈍間だっ! このちびすけっ!」
くっ、馬一族の名を聞いて脳裏にあのムカつく小娘の声と顔が浮かんでしまう。
西涼の民を率いている馬超はともかく。あの小娘だけは顔を合わせた時から何となく気に喰わなかったが、人の頭の中まで勝手に入り込んで人を罵倒する奴だとは思わなかった。
「何を意味不明にわめいている焔耶よ。落ち着かぬかっ。
将であるお主が不用意に取り乱しては兵が無駄に死ぬぞ!」
何時の間にか近くまで寄って来た厳顔様の叱責の言葉にワタシは頭を冷やす。
落ち着け。此処にあの口だけの喧しい小娘はいない。
あれはイラつきが生んだ幻聴。
そしてその原因たるは…。
「最後まで気を抜くな。勝っているとはいえ、気を抜けばこの戦飲まれるぞ」
「分かっています。 ですが敵兵士の勢いは異常です」
言葉通り異様なまでの気迫を見せる敵兵士。
これが兵士を纏める将ならば話は分かる。
だが獲物を折られても、片腕や片足を潰されようとも向かってくるあの目は…。
「焔耶よ覚えておけ。 あれは想念でもって動く兵士の目だ。
死を受け入れた死兵ではなく。命を賭してでもなにかを成さんとする者の目よ。
ああ言う目をした者は強い。そして実力以上に怖いものだ」
「はい」
「………もっとも、いちばん怖いのは、そうさせれる者だがな」
返事の後、小さく…僅かに声を乗せただけの桔梗様の呟きが、ワタシの耳に入ってくる。
周りの兵士達には聞こえぬ様に、私への教えの一つとしての言葉。
今は分からなくても何時か分かる時が来ると。
「馬岱だけならともかく、翠まで足止めを喰うとは、余程の将が相手と見える」
「ええ。ですがその為に更に多くの敵の兵士を足止めしているとも取れます。 桔梗様、もしかして今なら」
「ああ、今までは敵の策に出鼻を止められてきたが、そろそろ敵兵士の疲れも見えてきた。
翠と馬岱がアレだけの敵兵を引き付けている今が攻め込み時ぞ」
ならば、今は迷わずに真っ直ぐと共に駆ける時。
桔梗様が私の部隊の合流して部隊を集中してきたのは、言葉通り敵部隊を打ち破るため以上に、敵の策や防御陣に警戒したからこそ。
趙と張と黄の牙門旗を掲げる部隊を率いる将は、武の腕で言えば間違いなくワタシより各上の将。
だが戦と言うものは強い将がいれば有利ではあっても、必ず戦に勝てれるものではない。
優れた策を張り、手足のように軍を操る軍師がいようが。
幾ら建国の志に気力が漲っていようが。
数の利はそうそう覆せるものでは無く。
ましてや負傷だらけの兵で打ち破れるほど、桔梗様やワタシが鍛えた兵士達は甘くない。
「敵も此方の動きに気がついたようです」
「いや、アレは此方がこうとると分かっていた動きだ。
ほれその証拠に陣形をきちんと維持したままよ。
兵士達を無駄に疲弊させぬため、先の先を読み。慌てずに此方の突撃に間に合うように動かしておる。
不利な状況にあってなおも冷淡に軍を動かすとは、なかなか胆の座った軍師がついておるようだ」
戦場であって尚もその口元に、笑みをうっすらと浮かべながら桔梗様が視線を送ったのは、超の文字の牙門旗の示す箇所。
人垣でその姿までは分からぬが、指示を出しているとおぼしき大きな翼を持つ杖が己が指揮する部隊を、そして周りの部隊を操っているのが分かる。
一人の軍師だけでは不可能な事。
幾人もの軍師が翼を持つ杖を起点に一つとなり軍を動かさなければ、この兵力差であって我等が此処まで手こずるなどあり得ない出来事。
だからこそ、相手の勢いを止めるべき時。
「ならば敵の策ごと奴らの心を砕くまでのこと。そう言う事ですね」
「そうだ」
横目に馬一族の方を確認するが戦況は変わっていない様子。
馬超は敵将とやり合っているのが窺えるいじょう、いま部隊を指揮しているのはあの小悪魔娘か。
たかが八百騎で敵騎馬隊と敵の一部隊を足止めしているのは、流石は西涼の民と言う所だな。
気に喰わない奴だが、その力を認めないほどワタシは馬鹿ではない。
…いやワタシに近い実力を持つからこそ、あの巫山戯た性格が許せないのだが、今そんな事を言っている時ではない。
ならば今しばらく敵を足止めぐらいしてくれるだろう。
「聞けーーっ!
敵は負傷兵ばかりで恐れるに足らずっ!
我等の力でもって一気呵成に押しつぶすのみ!
私に続けぇぇっ! 突撃ぃーーーーっ!」
「「「「「「おおおおおおっっ!!」」」」」」
ワタシと桔梗様の直属隊の突撃を中心に、戦線を広げていた部隊が集まってくる。
敵の陣形を突き崩すべき矛とならんと敵陣に突撃を駆ける。
いくら敵将が強くとも、多くの兵に阻まれ、此方の進撃速度に間に合わなければ、何ら脅威にもならない。
多くの仲間が敵将とその直属の配下に斬られる事になるだろう。
共に飯を喰い、戦った仲間がその命を散らすだろう。
だがその命、決して無駄にはしない。
我等はそれ以上に敵兵の命を散らして見せよう。
そして、必ず敵の心を折って見せよう。
少しでも早く、この戦を終わらせるためにも。
「どけぇぇぇぇーーーーーーっ!」
一気に突き崩して行く。
大地を駆けながら鈍砕骨を大きく振るう。
血と肉の塊を踏もうとも、しっかりとその下の大地を踏みしめ、腰を軸に腕を振りきる。
靴の裏が血と肉の粘りつく嫌な音を立てて大地を蹴ろうとも、その不愉快さを奥歯で噛みしめながら、より一層大地を駆ける。
敵が我等を分断しようと、傷だらけの身体で猛攻を仕掛けてこようとも、敵の気迫を上回る気迫で叩き潰して見せる。
弱気を見せるなっ!
仲間が死ぬ事になるぞっ!
「義は我等に在りっ!
仲間を、家族を守るため敵を殺せっ!
国を奪わんとする賊である劉備を討つのだっ!」
仲間の心を奮い立たす。
敵兵の心を揺さぶる。
まっすぐと、私の手に握る獲物のように打ち下ろす。
その勢いに乗るかのように味方の兵士達が、気勢を更に奮い起したそんな時…。
「魏延様っ! あれをっ!」
「なっ!」
部下の兵士の声正体に、ワタシは驚愕の声を漏らしてしまう。
何時の間にか劉備のいるであろう部隊の横に現われた新たな部隊に…。
風にはためく漆黒の布字に浮き上がる一文字の牙門旗は、此処からは遠すぎて誰のものか判別つかないがそれはまだいい。問題はもう一つの牙門旗だ。
漆黒の牙門旗と違い、遠くにあって尚もはっきりと分かる理由はただ一つ。劉備の牙門旗と同様に他の牙門旗と比べて大きいからだ。そしてそれは同時に大将旗である事を示す。
なにより兵達を、そしてワタシを驚愕させたのは紺地に堂々たる字で描かれた董の一文字の牙門旗。
天子様を人質に都で暴政の限りを尽くし、挙句に火を放ったと言う大罪人である董卓を示すそれは、学の無い私とて見て分かる程までに、董卓の暴虐非道ぶりの噂はこの地に届いている。
そんな董卓がなぜ徳を売りとする劉備と共にいる?
「ま、魔王…とう…た…く…?」
別の兵士の口から毀れ出る言葉が私の耳に入ってくる。
いや今はそんな事はどうでもいいこと。
今必要な認識は、例え理由はどうあれ新たな敵部隊が劉備に加担したと言う事実のみ。
そして…。
「駆け足を緩めるなっ。惑わされるなっ。敵はたかが千程増えたにすぎぬっ!
我等の前にその程度はなんら障害にならぬ事を、その身に教えてやるがいいっ!」
兵の意識を目の前の戦いに戻すために口を開き、喉を振るわそうとする前より桔梗様が逸早く戦場中に聞こえる程の声量での叱咤が飛び交う。兵士の心を奮い立たせる。
戦場で心を乱せば、無駄に命を落とすと。
弱気になれば敵の気勢に飲まれるだけだと。
その左手に持つ轟天砲を派手な音を立てながら敵兵団に撃ち込み、自分に続けとその背で語って見せる。
気を圧縮して鉄杭を撃ちだすその特殊な弓は、幾人もの敵兵の腹を突き破ってなおも、最期には地面へと突き刺さり、土煙を吹きあげながら地面に大穴を開ける。
「今頃のこのこ出てきた敵など、敵ではないっ!
見よっ! 劉備の兵などワタシの一撃で、簡単に吹き飛ぶ枯葉と同じだっ!」
鈍砕骨の芯が僅かに軋み。苦痛の声のように手甲を付けた掌に伝わってくる。
歯を食い縛りながら限界以上に捻り出す力に、身体中からミシミシと嫌な音が聞こえてくる。
ワタシの無茶な要望に身体が一気に熱を持つも、身体は苦悶の声を伝えながらもワタシの要望に応えてくれる。
何時もより踏み込んで振るった一撃は、二人の敵兵を一瞬にして肉塊に変えながらも、更にその後ろにいる兵士達を巻き込みながら、八人もの兵士を空に舞わしてくれた。
「……はぁはぁ。 者共いくぞぉぉ!」
「「「「おぉぉぉぉっ!」」」」
味方の兵士は、私の声に堪えてくれる。
ふっ、良い部下に恵まれたものだと言いたいが、気になるのは桔梗様の言葉。
類まれない弓兵でもある桔梗様は鷹の眼をお持ち。
ならば、この距離でもあろうとも新手の兵の大よその数を見誤る事はまずない。
つまり兵士達にはああは言ったものの、実際の新手の数はおそらく二~三千程。
この兵数差が在ればさして問題はないように見えるが、此処までワタシ達を苦戦させた連中。決して侮る訳にはいかない。
「「「うあぁぁぁーーーーっ!」」」
「ぬるいっ!」
ごすんっ!
僅かに間をずらして同時に仕掛けられてきた槍を鈍砕骨の一振りで粉砕し、返す一振りでその三人を血まみれの肉塊へと変える。
射掛けられる矢を鈍砕骨で何事も無かったかのように払いながら矢を止め、そのまま鈍砕骨を新たな敵兵へと打ち下ろす。
此奴ら、あの牙門旗に気がついていないのか?
いいや違う。気がついていながら気にしていないだけだ。
なら何故劉備と共に戦う?
建国の志? はっ、それこそ馬鹿な。
魔王とまで称される董卓と共にいる劉備に何の徳が在る。
噂に聞く洛陽での悪逆非道ぶりが、また繰り返されるだけだと気がつかないわけないだろう。
何故住み慣れた土地を捨ててまで劉備についてくるんだっ。
「うぉぉぉっ!」
「作るんだ俺達の国をっ!」
「家族が安心して暮らせる国をっ!」
くっ。
何なんだ此奴らの気迫は。
なにより此奴らの眼は傷だらけの雑兵の眼にしては気迫が籠り過ぎている。
『焔耶よ覚えておけ。 あれは想念でもって動く兵士の目だ』
脳裏に先程の桔梗様の言葉が浮かび上がる。
そうか、此奴らは信じているんだ。
劉備を…。
劉備の作る国を…。
そして劉備と共にいる者の事を…。
例え噂がどうあれ、自分達の信じる劉備と共にあることが答えなのだと。
ならば、雑兵と手を抜くのは非礼と言うもの。
「我が名は魏延っ!
この国を獲りたくば、我が頚を獲る事が出来ねば叶わぬ事としれっ!」
砕いて見せよう。その妄執とさえ言える心を。
そして証明して見せよう。劉備の唱える国が決して容易いものではない事を。
所詮は夢物語でしかないと言う事を。
つづく
あとがき みたいなもの
こんにちは、うたまるです。
第百二十五話 ~ その手に握りしは
今回は再び劉備達の敵軍側に当たる将、焔耶ちゃんのお話となりました。
翠→月・愛紗→焔耶と来て、はてさて次はとお思いでしょうが、それは次の話までのお楽しみと言う事で、如何でしたでしょうか。まだまだ将としては未熟なれど、焔耶ちゃんなりに一生懸命将たらんとする想い葉、彼女らしく真っ直ぐと描いたつもりでしたが読者の皆様に届いたでしょうか?途中、彼女達らしくその想いが脱線した部分はありますが、其処はまぁ恋姫の世界ですので(w
でも原作では桃香命の焔耶ちゃんですが、最初は敵だったんですよね。
この作品では桃香達とどの様な関係になるかは今後の展開を見届け下さい。
では、頑張って書きますので、どうか最期までお付き合いの程、お願いいたします。
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『真・恋姫無双』明命√の二次創作のSSです。
相手にどんなに高説な目的が在ろうと義が在ろうと。それは間違いなく侵略戦争。
相手の意図が分かろうとも、侵略される側はそれを受け入れれる訳はない。
どんなに苦しくても守らなければならない物が在る。
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