No.391792 IS 天舞う黒き翼ヒロアキ141さん 2012-03-15 13:21:59 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:1675 閲覧ユーザー数:1616 |
Episode00‐序章‐
1人の天才科学者-篠ノ之 束-が1つの発明をした
IS -インフィニット・ストラトス-と呼ばれるマルチフォームパワードスーツである
しかし、この発明には「女性にしか扱う事が出来ない」という致命的な弱点があった
それが世間一般の常識であった
しかしその常識は覆されることになった
唯一の男性のIS適合者-織斑 一夏-の出現により世界は大きな変革を強いられるようになる
だが、世界は知らない
彼の前に既に男性のIS適合者が存在していたことに・・・
彼の名前は、十六夜 京也
彼こそが、真の意味での世界で初の男性のIS適合者である
フランス某所
其処は表向きには軍に納品される武器弾薬の製造工場であった
しかし裏の顔は亡国機業の拠点の1つであった
その拠点に1機のISが飛んでいった
そのISは全身装甲で・・・闇を思わせるほど黒かった
そして操縦しているのは齢わずか15の少年であった
「目標地点に到達・・・これより作戦を開始する」
『マスター京也、センサーに感あり、敵IS接近、形式照合の結果ラファール・リヴァイヴと判明、数30、生体スキャンの結果、すべて無人機と判明』
「構わないREI、全てを破壊するのみ」
京也と呼ばれた少年はREIと会話しつつISの速度を上げた
「行くぞ!ブラック・シャドー!この世の悪を・・・駆逐する!」
そのころ亡国機業の拠点では接近するISを迎撃すべく、無人操縦の全身装甲IS部隊が出撃していった
「出てきたか!人形ども!」
ズガガガッ
ブラック・シャドーはラファール・リヴァイヴの部隊に向けて、ヘヴィ・アサルトライフルを撃った
回避しきれず次々と被弾し爆発するラファール・リヴァイヴ
それでも回避に成功した少数のラファール・リヴァイヴはブラック・シャドーにむかって手持ちのマシンガンやアサルトライフルで反撃を試みようとした
しかし
「遅いぞ、人形!」
と即座に反撃に出たブラック・シャドーに撃墜されていった
『クロスレンジに敵IS接近、近接戦闘を推奨します』
「格闘戦を挑むつもりか?舐められたものだ!」
近接装備で接近してきたラファール・リヴァイヴに太刀を量子変換で呼び出し斬りつけた
ズガン ドォォォォォン
咄嗟の事に反応できずラファール・リヴァイヴは真っ二つに両断された
『敵IS部隊沈黙、この周辺に機影は確認できません』
無人ISを壊滅させ、REIからの報告を聞き少年は
「任務を続行する」
とだけ言い、REIは
『了解』
と返答した
そのまま飛び続けやがて目標の建築物を視認で確認した
『攻撃目標確認、特殊兵装有効射程内です』
「こちらでも確認している、グランブラスター展開!」
少年は重力の砲身をブラック・シャドーの腹部と肩部に展開した
『グランブラスター臨界まで、3・・・2・・・1・・・』
「グランブラスター発射!」
眩いい光と共に轟音が轟き、亡国機業の拠点があった場所には、巨大なキノコ雲が立ち上っていた
『目標の完全破壊を確認』
「任務完了!これより現空域を離脱する」
フランスビスケー湾沖40キロ
原子力強襲潜水艦アスモディウス副艦長室
そこに一人の士官が書類を処理していた
「十六夜京也曹長、入ります」
「うむ、入れ」
「失礼します、中佐」
彼の名は、ジョゼフ・アンダーソン
組織の中での階級は中佐であり、この原子力強襲潜水艦アスモディウスの副艦長である
「帰還早々で申し訳ないが、新たな任務だ」
「新たな任務…でありますか?」
「そうだ、今回の任務はこの人物の護衛を頼みたい、」
とアンダーソンはそう言うと一枚の写真を京也に見せた
「彼は織斑 一夏、つい先日確認された男性のIS適合者だ」
「彼が…」
「彼は第二回モンド・グロッソ決勝戦時に誘拐された事があったそうだ…最も彼の姉が決勝戦を辞退してまで自力で救出したので大事にいたらなかったようだ、それと、最近亡国機業の活動が活発になってきているそうだ既にイギリスとアメリカで稼働可能状態にあったISが強奪されたとの情報もある」
「分かりました、中佐、この任務お受けいたします」
「おお、そうか、頼んだぞ」
「では、失礼いたします」
3時間後アスモディウス航空機用格納庫
既にVTOL輸送機の準備は終わっていた
「曹長、いつでもいけますよ」
VTOL輸送機のパイロットがそう告げ
「了解した、行ってくれ」
京也はそう言葉を返した
彼は一路日本へ向かう・・・
新たな任務と共に・・・
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唯一の男性のIS適合者-織斑 一夏- しかし彼の前に既にIS適合者が存在していた
彼の名は十六夜 京也
彼は女尊男卑の世界で何を思うのか ・・・・と言うありきたりな内容でお送りいたします 独自設定も存在しますのでそれが苦手な方は閲覧を控えてください 残虐な描写ありは展開によってはなるかもしれませんが
なおこの小説はにじファンというサイトで連載していたものの転載です
追記
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