No.288824

真・恋姫無双 武道会 (団体戦編) 第十二章

カイさん

皆さんどうもカイです、最近コメントが無くて不安です。
でも皆さんの意見を聞けるよう頑張ります、今回は少し短めの物ですが、今後の展開に反映します

2011-08-30 22:27:52 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:6908   閲覧ユーザー数:5349

秋蘭と一刀の試合が始まろうとしていた頃、医療室では

春蘭「ん・・・」

目が覚めると同時に、春蘭は周りを見渡す

 

春蘭「ここは?・・・そうか・・・私は、負けたんだ」

再び天井を見上げる

 

春蘭「一度ならず二度までも、北郷に負けたのか・・・」

春蘭が今包まれている感情は、負けた悔しさではなかった

春蘭「・・・」

春蘭はある事を思い出していた

 

春蘭(一刀・・・お前は・・・何処まで・・・)

何時の間にか、春蘭は泣いていた

 

春蘭「くっ・・・うう・・・」

気付いてしまった感情を無理やり消そうとしても、消せなかった

春蘭「どうすれば・・・良い?・・・グズッ・・・どうすれば・・・またお前の側にいられんだ・・・くっ・・・一刀」

誰も居ない医療室で、春蘭の独り言だけが木霊する

 

春蘭「私も・・・一刀・・・お前を・・・」

その言葉を最後に、部屋から聞えてくるのは、春蘭の泣き声だけだった


 
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