No.250243

凪のデレへの道

秋蘭はホントに難しかった…ということで魏の2作目として凪に挑戦してみました!!!

はっきり言って甘々にしたつもりでしたが…やっぱりどこかおかしい…
賛否両論あるかと思いますが、温かい目で見てもらえると嬉しいです。

2011-07-31 12:28:18 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:4207   閲覧ユーザー数:3272

「はぁ~~~またやってしまった…沙和と真桜に絶対にやってはいけないと言われたのに…いや、私が悪いんじゃない隊長があんなことをしてくるから…」

 

 

 

この日、一刀と一緒に警邏に回れるだけでなく、警邏が終わったら一緒に遊ぶ約束をしていた凪はいつも以上に張り切っていたのだが、その嬉しさを自分自身の手で吹き飛ばしてしまった…。

 

 

 

「やっぱり隊長に謝りに行くべきだろうな…でも、どんな顔をして会えば良いんだ~~絶対怒ってるだろうし、あそこまでやってしまったのだから今さら…はぁ~どうしたらいいのだろう…」

 

 

 

一人でブツブツ言いながら、城内を歩いている凪を見て周りの人間は何があったのかが一目でわかったらしい。

 

それは数時間前にさかのぼるのだが…

 

 

 

「う~~~ん…少し早く来すぎてしまったようだな。まぁいいかもう少ししたら隊長も来るだろうから待つとするか。」

 

 

 

最初は1人で集合場所に居た凪だったが、一刀が集合時間になっても来なかったので、業を煮やした凪は一刀を探しに出たのだが、その時一刀は沙和と真桜と一緒に店を見ていた。

 

 

 

ちなみに沙和と真桜も共に警邏に出るはずであったが、ものの見事にというかいつも通りサボっていたのだ。その光景を見た凪が怒りのあまり3人まとめて店ごと吹き飛ばしてしまったのだった。その直後我に返った凪は沙和と真桜をほったらかして一刀の手当てをして現在に至るというわけだ。

 

 

 

「いや~~~~あのときは久しぶりに命の危険を感じたよ。凪のやつ全力で攻撃してくるんだから…店の建て替え代だってバカにならないのに…」

 

 

 

秋蘭に看病をされていた一刀が陰口の様に文句を言ってたのだが、それに対して秋蘭は呆れたように返した。

 

 

 

「一刀…今回はお前が悪いと思うぞ。凪をほったらかしにして仕事もサボって沙和達とイチャついてればな…もしその相手が姉者だったら私は姉者を…いや、よそうか…ともかく今は怪我を治すことだな」

 

 

 

そう言って秋蘭は一刀の部屋から道具を持って出て行った。

 

 

その直後に扉をノックする音が聞こえたので、一刀は開けるように促した。

 

 

 

扉が開くとそこに立っていたのは凪であった。

 

 

「凪???そんな所に立ってないで入ってきなよ。というかゴメン!!!」

 

 

 

猛烈な勢いで頭を下げて一刀を見た凪が逆に驚いてしまった。

 

 

 

「た、隊長なんで謝るんですか!!!私の方こそやりすぎてしまったのに…私の所為でけがを負わせてしまいホントに申し訳ありません!!!」

 

 

 

2人でお互いに謝りあっているために収拾がつかないと思った一刀はある提案をすることにした。

その提案が後に新たな波紋を呼んだことは言うまでもない。

 

 

「いや~ごめんごめん…色々と準備してたら遅れちゃった。」

 

 

 

「いえ、全然待っていないので気にしないでください。それよりどこに連れて行ってくれるんですか?隊長?」

 

 

 

「ちょっと本屋に行きたいと思ってね。沙和と真桜を連れて行ってもちゃんとしたアドバイスくれないだろう?かと言って他の人に頼むにしたってな…分かるだろう?」

 

 

 

凪以外にはおそらく適任者はいないであろうという一刀の判断であったのだが、凪はなぜ自分が同行することになったのかという理由がこれだけで分かってしまった…

 

 

 

「これなんかどうでしょう?経験の浅い隊長でも分かりやすいと思いますし、これでしたら私が実際に実践して教えることもできます。」

 

 

 

「確かにこれなら丁度良いかもね。力試しに凪も手伝ってくれるなら、そんなに難しいのを読む必要もないからね。」

 

 

そして、本屋で凪とともに目当ての本を探し出し、それを買った後の帰り道…

凪の足が止まった。

 

 

「た、隊長!!!お願いしたいことがあります!!!」

 

 

 

「ど、どうしたの???急に改まって…まぁ俺に出来る範囲ならかまわないけど?」

 

「わ、私も警邏以外の時は秋蘭様や春蘭様達のように隊長のことを……

か、かかか一刀とよ、呼んでも良いでしょうか???!!!」

 

 

顔を茹でダコのように真っ赤にするほど緊張のしすぎで噛みまくってしまった凪だったのだが、なんとか言いきることが出来た。

 

 

「そ、そんなことで良いなら、別にかまわないけど???」

 

 

「ありがとうございます!!!では、早速…か、一刀。」

 

 

ズッキュ~~~~ン!!!

 

 

顔を真っ赤にして恥じらいながら、言った凪を見た一刀はすぐに手首を掴んで…

 

 

「凪!!!すぐに城に戻ろう!!!」

 

 

理由は言わなくても分かるだろう…しかし、その姿は街に人間とあの2人にばっちりと見られていた。

そして、城に戻った2人はすぐに一刀の部屋へと直行したらしい。

 

あとがき

 

凪ファンの皆様!!!

ホントに申し訳ないです…なんか書いてるうちに収拾がつかなくなってしまいました。

 

 

責任を取って続きを書けよ!と言われたら、書きます!!!

ちなみに次に書くキャラも決まってません…

誰を書いたらいいか分かんなくなってきまして…長編のこともあって…

 

 

ついでに言いますと、長編の内容は決まったのですが、どのキャラ国にしたらいいのかでまだ迷っています(>_<)

 

どの国にするべきだろう…魏に向いてないのは確かなんですが…

 

 

あと決定事項を書いておきますと・・・現在春蘭編を執筆中です!!!

そして、秋蘭編の続編も書くことにしました!!!

 

 

おそらく旬蘭編が先になると思いますので、首を長くしてお待ちください。

近々掲載予定です


 
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