プロローグ
―― そして、ふしぎな霧が消えてしまうと、港町に住む人たちはみんないなくなっていました。たったひとり、灯台守の少年を残して。少年はみんながいつか戻ってくると信じて、今でもその港街で待っているのです。
ぱたんと絵本を閉じ、少年は傍らの弟を見た。今日はちょっと寒いからと理由をつけて、自分のベッドに潜り込んできた弟は、大好きな絵本を手にしていた。本当のところは、兄に読んでもらうのが目的だったのだろう。
「自分で読めばいいだろ」
兄がそう答えたのは、この『消えた幽霊船』という絵本をもう何十回も朗読させられていて、いい加減飽きていたからだった。面倒くさそうに拒絶した兄に、弟は「おれ、読めない字が多いんだもん」と無邪気に笑ってみせた。
案の定、内容をしっかり覚えている弟は最後の場面に辿り着く前に寝息を立てていた。まったく、こいつと一緒だと狭くなるんだよ、と少年は弟をこづいた。とはいうものの、少年にとってもその絵本が大好きな一冊であることは事実だった。彼は最初のページに戻って、もう一度文字を追う。
―― その夜、北の港町モンサには、いつもと違ういやな感じの霧が立ちこめていました。灯台の灯りも遠くまで届かず、店は早々に看板をしまいました。そこで、町の人たちは少し早くベッドに入ることにしたのです……。
音も立てずに入ってくる古めかしい海賊船、上陸した無数の男たち。港町の石畳にコーン、コーンと杖の音が響く。海賊は、やがて一軒の家の前までやってくる。そこでノックをして、こう聞くのだ…… おまえはブラック・パールを知っているか? そこに匿っていないか。腕に錨の入れ墨をした男だ……。
コンコン。
少年はびくりと身を震わせた。強い風が吹いて、玄関先に植えられた木の枝が扉にぶつかったのだ。ノックの音じゃない。少年は安堵のため息をついて、続きを読みふける。
嘘をついてもわかるぞ。罪人のコンパスは、まっすぐこの家を指している……。
ずしん。
小さく家が震動した。これには、少年は怯えなかった。最初は、たまに起きる地震だろうかと考えて、どうやら違うようだと結論した。少年は顔をあげ、弟が寝入っていることを確認して、そっと玄関の扉を開けた。大人たちは、村の会合で遅くなると言って出かけたまま。今、弟を守るのは兄の役目だ。
外には、深い霧が立ちこめていた。
幽霊船が吐き出す霧みたいだ。
確かに夜霧は珍しいけれど、絵本と結びつけた自分が臆病者のような気がして、少年はいやな気分になった。
おれは、意気地なしなんかじゃない。
彼は上着を取ると、そっと家を抜け出した。音がしたのは、少し離れ場所にある森の方角だった。雄の猪同士が喧嘩でもして、木の幹に頭を打ち付けたのだろう。大したことじゃない。
霧は、さらに深くなっていく。遊び慣れた森とはいっても、これでは何がなんだかわからない…… 少年が引き返そうかと思ったとき、今日の昼間も遊んだ場所が少し様変わりしていることに気づいた。
地面が大きく、べっこりと凹んでいる。まるで巨人が、拳を地面に叩きつけたかのように。
少年は、その窪みに足を取られそうになったけれど、持ち前のバランス感覚で姿勢を保ち、次には自分の意志で中央まで歩いていった。足先で、かつんという乾いた音が起きる。
少年が屈んでみると、そこにはぴかぴかに磨かれた黒曜石の首飾りがあった。色とりどりの翠玉や鋼玉をつけたものほどの価値はない、と少年にも見て取れたけれど、そうはいってもこんな場所に落ちているようなものでもない。
―― 町の荒くれ者オルカは、言いました。『幽霊船のなかにはな、大昔から亡霊たちが守ってきた宝の山があるんだぜ……』
闇夜の霧に、さらに暗い影が差して、少年は頭上を仰いだ。
空には、時計塔の文字盤よりも古びた腹を見せる不吉な姿の空賊船が浮かんでいた。はためくのは、幽霊船ゴーストの標章。
翌朝、弟が目覚めたとき、兄はどこにもいなかった。
赤道直下の島々に、くるぶしまでの長衣に長靴という出で立ちで訪れる人は滅多にいない。たとえ、太腿までスリットが入っているとしてもだ。
けれども、ニコ・ロビンは、ふだんの衣装をもっと軽くしようとはは考えていなかった。いま現在は休暇中ではあるけれども、半分仕事のようなものでもある。人となりがわからないうちに、遅れを取るような危険は侵したくなかったし、彼女の仕事着には、さまざまな暗器が標準装備されているのだ。
ただし、仕事の要素がなければ、今すぐ水着になって海岸でデッキチェアを広げ、くつろぐのにやぶさかではない。その南の島は大陸からは離れているだけに、素晴らしく青い海と白い珊瑚礁に囲まれ、遠くではイルカの群れが彼女を誘うように、軽快なジャンプを見せてくれる。おそらく海中には、色とりどりの華やかな熱帯魚たちがイソギンチャクの森を漂っていることだろう。
こんな場所できっちりと襟元まで締めている自分が、随分周囲から浮いているという自覚は彼女にもあるのだが、そうしたことを気にする性質ではないし、さらにこの島には、彼女ともうひとりしかいないことはわかっている。
ロビンは小さなジェットフライヤーから離れて、島にあるただひとつの建築物、崩れかけて、みすぼらしいログハウスに向かった。浜辺の水鳥たちは、彼女の歩みに怖れることもしない。それだけ、人間に慣れていないのだ。
ノックをする必要はなかった。ログハウスのドアはずっと以前に壊れて本来の位置にはなく、地面に放り出されている。ロビンが戸口に立つと、ハウスの主は誰何もせず告げた。
「帰んな」
あら、とロビンは微笑む。まだ用件も言っていないうちに? 彼女は彼のプライベートスペースに立ち入らないよう、戸口に寄りかかった。
「子どもの使いではないので、そういうわけにはいかないわね…… 私はロビン。あなたの先祖が記した、という旅行記を探しているのだけど」
彼はちらりと目を動かすとすら省略し、手にした酒瓶をあおって、ぷはあと大きく息を吐き出した。
「ふん。しつこいな。なんだって、あんなホラ話をほじくり返そうっていうんだ? 嘘っぱちが知りたいなら、大陸まで船を漕いでいって、古本屋で絵本でも探すがいいさ」
老人は、また酒瓶をあおる。だが中身は空になったようで、舌打ちして瓶を床に投げた。茶色の酒瓶はくるくると回転しながら、ロビンの足元まで転がって止まった。
「大体、他人に頼み事をするなら、手みやげくらい持ってきたらどうなんだ」
まあ、答えは同じだけどな、と彼は笑う。ロビンは笑顔を崩さず、つかつかと彼の近くまで歩み寄り、ぐいと顔を近づけた。
「手みやげならあるわよ? あなたが無くした名誉と自尊心。それじゃ不足かしら?」
どうなの、モンブラン・クリケット、と彼女は迫った。そこで、彼は初めて彼女に注目した。沿海州の出身というのは、頭に頂く見事な二本の角でわかる。身を包む衣装は場違いではあったが、その分、彼女が強いこだわりを持っている証左だろう。さらに……。
見た目以上の重さをもった布地。豪華な刺繍のせいではない。一瞬のうちに、彼は彼女が暗殺者としても優秀な人材であることを見抜いた。少なくとも、ただ者ではないことは気配でわかる。ならば、彼女の正体はひとつ。
「空賊か」
ご名答、と彼女は身体を起こした。
「私はベジータ空賊団のニコ・ロビン…… といっても、別に艦長の命令で来ているわけではないの。個人的な好奇心…… いうなれば、ロマンを求めての探求といったところかしら」
空賊がよく言う。彼は鼻で笑い飛ばした。とにかく誰が相手だとしても言い分は同じだ。
「ベジータか…… 空賊のなかじゃ、まあマシな部類だが。冒険家じゃあるまいし、信憑性のない戯言を調べあげて、どうしようってんだ」
個人的な、といったのは、ロビンにとっては嘘ではない。ベジータに限らず、空賊は常に新しい刺激と強敵を求めている。Drゲロ空賊団の勢力が弱まった状況下では、彼の関心は、長年保留になったままの孫悟空との勝負に集まっているのだが、もちろん他に然るべき相手がいれば、ひとりに固執する理由はない。ゆえに、日常的な情報収集は副官の義務だ。
が、その調査対象にモンブラン・ノーランドの旅行記を選んだのは、彼女の完全なる趣味だった。冒険に飛び込んで、未知の世界を切り開くことよりも、彼女はそこから発見された遺物について考える方が好きだった。空賊船サイヤにある彼女の私室に足を踏み入れることを許された人間はいないのだけれど、もし入る機会があるのなら、石版やら古文書といった遺物の山に誰しもが驚くことだろう。
「私が知りたいのは、バラバラになって味つけされたおとぎ話の方ではなくて、オリジナル…… あなたも子孫なら、ノーランドの旅行記が事実だということは知っているでしょう」
今度こそ彼は大声で笑った。それはロビンに対するものではなく、自分自身への嘲笑だった。
「やっと信じるヤツが現れたと思ったら空賊とはな! 皮肉なもんだ」
モンブラン・ノーランド…… その名前が広く世界に知られているのは、偉大な冒険家としてではなく、偉大な創作家としてである。実体験として記した旅行記は、素晴らしい物語として受け入れられ、彼を大いに失望させた。二十年にもわたる冒険記をフィクションと決めつけられた彼は、オリジナルを一冊残らず買い取って燃やしてしまったという。どんな古い図書館にも、オリジナル版は現存していない。
しかし、その強烈な物語は人々の記憶に残り、ノーランド物語集という名前でさまざまな形式になって生まれ変わった。
知らないはずはないと思うけど、と前置きして
「おとぎ話に代表される『消えた幽霊船』、『月の都』、『海底王国と千年クジラ』……子どものころ、誰もが聞かされる不思議なおはなしの数々…… 私も最初は絵本で知ったわね。これらのノーランド物語集は、すべてひとつの『モンブラン・ノーランド旅行記』に源を発している。このことは、ちゃんと過去の記録を調べればわかることなのだけど、そうと知っている人は少ないわね」
クリケットは黙って手元にあった空瓶をひっくり返し、最後のひとしずくを誘い出している。
「物語はおもしろおかしく脚色されているし、そもそも旅行記の一部、幾つかのエピソードが独立したに過ぎないわ。私は、そのオリジナルのすべてが読みたいの」
「どうして事実だと思う?」
彼女は、ふむ、と顎に手を置いた。調査した結果を報告することはあっても、推論段階の意見を誰かに披露するのは初めてだ。それがノーランドの子孫というのは、なかなかに興味深い。
「たとえば、『消えた幽霊船』ね。どうして、これはどの版でもタイトルが同じなのかしら? 幽霊船が消えるのは当たり前だわ。幽霊なんて現れたり消えたりするものだもの。ずっと存在していたものが、ある日『消えた』ら記憶に残るのではなくて? むしろ、消えたことによって、船は『幽霊』になり得る……」
「それがなんだってんだ」
ロビンは肩を竦めた。
「何でもないわ、まだ。ノーランドの絵本には、そういう意味ありげな箇所が幾つもあるの。まるでパズルのピースみたいにね。謎かけといった方がいいかしら。でも、このピースは全部ではないわ。だから」
無駄だ、と老人は首を振った。
「ノーランドは、本を全部焼き捨てちまった。一冊だけ残っていた本も、爺さんが家財一式売っちまって、どこかに消えちまったよ」
まあ、と表面上は驚いてみせたが、ロビンは少しも動揺していなかった。そのくらいは予測済みだ。
「それに、あんたのような人間が我が家から出なかったとでも思うか? これまでに幾度も旅行記の真偽をはっきりさせるため、手を尽くしてきたんだ」
彼は自嘲気味に、この儂もな、と付け加えた。
「わかったら帰ってくれ」
促されて外を見ると、南国にも夕暮れが近づいていた。今日はここまでね、と彼女は頷いた。
「また、明日来るわ。そのときには、アルコールよりも、まともなものをごちそうしましょう」
勝手にしろ、と老人は吐き捨てたが、彼女が出て行きしな
「あんた…… 本当に信じているのか?」
と呟いた。
「当たり前でしょう。でなければ、こんな遠いところまでやってくると思って?」
迷いのない返事を聞いて、彼は、そうか、と俯いた
クリケットの心を動かしたという確信が、彼女にはあった。彼には明らかな潜水病の兆候がある。ノーランド旅行記が事実だと証明しようとして、長いこと苦労したのだろう。小屋の片隅には、発掘に使っていただろう古い道具を入れた木箱もあった。手入れされなくなって、かなりの時間が経っていたけれど、そんな情熱をもった男なら、まだ心に燠火を抱えているはずだ。
それに収穫もあった。
彼女は、にっと笑う。
旅行記はすべてなくなった、と彼は言った。最後の一冊は、祖父が売り払ったのだと。だったら、何を元にして彼は探索をしたというのだろう。
旅行記はある。初版の状態ではないかもしれないけれど、事実かどうか確認できるほど明確な形で。彼の言葉は、それを示している。
風が出てきたようだ。ロビンは流れる髪を押さえた。浜辺に置かれたジェットフライヤーの機体に、さらさらと砂が寄せる。まずは、近くの港町まで戻って宿を取ろう。この数日の休暇が終わる前に、艦長を喜ばせるような成果を出せそうだと考えたところで、彼女は足を止めた。
誰かいる。
左袖に忍ばせた暗器に触れて、後じさる。
「誰」
声と同時に、フライヤーの影から何者かが現れる。彼女はここに来ることを、他人に教えていない。仲間から情報が漏れることなどは心配していないが、気ままに動く方が好きなのだ。
その一方で、ベジータ空賊団は敵も多かった。一筋縄ではいかない手強い彼女なのに、女ひとりならなんとかなると考える不届き者がいないではない。
「まあ、そう慌てずに」
その一言で、彼女はすんでのところで攻撃を思い留まった。
「あら…… いやだわ」
それが予期せぬ相手だったので、彼女はついそう零してしまったが、あまり驚いてはいなかった。相手には、それが意外だったようだ。表情を読んで彼女は笑う。
「この反応ではご不満かしら…… でも、あなたなら、理由はわかるでしょう」
さて、挨拶はもう充分だろう。それは相手にも伝わった。
敵となるか味方となるか。お互い値踏みをするように睨み合う。
次の瞬間、彼女の周囲で無数の花が咲いた。
その酒場は、空賊やら海賊やらが集まる物騒な町、ウェスタティにあった。ウェスタティ自体は海に面していないものの、すぐ近くに造船所を擁する港町があり、待ち時間をつぶせる大きな賭博場もある。さらに、背後に控えるレスタ山脈には数少ない空賊船を専門に修理する隠れドックがあるという噂だ。そのせいもあってか、賊同士の会合や仕事の引き合いはもっぱらウェスタティでおこなわれる。賞金首に引き寄せられて自然と賞金稼ぎたちも集まることになり、当然、決闘や喧嘩が発生し…… そんなことが一日に何回も発生する荒っぽい町でもあった。
これだけの賊たちが集まっているのだから、連邦保安官が乗り込めば一網打尽にできそうなものなのだが、腕っ節に自信のある住民が多く、よそ者の介入を嫌う土地柄もあって、長いこと事実上の無法地帯となっていた。災難を自分で振り払えないようなヤツは、ウェスタティには来るんじゃねえ、というわけだ。
善良な市民には恐ろしい場所かもしれないが、こういうところがないと、世の中おもしろくない、とナミは思う。姉のブルマは、むさ苦しい男ばかりの酒場など死んでもお断り! と言うだろう。けれども、ナミの方は下品な冗談とともに、いかがわしい儲け話が、まことしやかに囁かれる無法者たちの吹きだまりが嫌いではない。乱雑で生命力に満ちあふれていて、単純で下劣だ。裏切りなんて日常茶飯事。それなのに、血よりも濃く信頼しあえる仲間と出会うこともある。
幼いころは、こういう酒場で腋の甘い海賊の懐からコインを巻き上げては、腕を磨いたものだ。目端の利く海賊に見つかって腕を捻り上げられたこともあるし、大きな一団を率いている首領と思しき男に、珍しい菓子をもらったこともある。
もっとも、小さな女ッ子だったときならまだしも、今となってはそうそう気軽に彼らに加わることはできない。ナミは店の隅にあるテーブルについてもフードを外さなかったので、注文を受けに来た女に胡散臭げな顔で見られた。
「火酒を」
馬鹿にしたように、女は鼻を鳴らした。
「毛は生え揃ってんのかい、お嬢ちゃん」
「余計なお世話よ」
すっと、ナミはチップを差し出しす。女の手のひらに落ちたはずのコインは、掴んだときには消えていた。
「あれ? ちょっと……」
なに? とナミは少しだけ顎をあげた。
「まだ足りないの?」
女は首を傾げながら、カウンターへと歩いていく。その一部始終を見ていたトランクスは、意地悪ですね、とくすくす笑いながら向かいの席についた。
「目の前にあるお宝が、常に自分のものになるとは限らないってことよ」
彼もフードは取らなかった。取れば見事な二本の角が注目を集めてしまうだろう。空賊船ベジータの乗組員の大半が、沿海州出身であることは周知の事実だった。この酒場にも、同郷の者はいないではないけれど、できるだけ目立つことは避けたい。マントを被ったままの男は、ほかにも多くいる。リザート族や巨人族、身体を改造した者も。そのなかでは、彼の出で立ちもさほど違和感はなかった。
ベジータ空賊団の者がウェスタティに来ることは、滅多にない…… というよりも今回が初めてだっただろう。空賊には変わり者が多く、有名な空賊団になるほど、その度合いが強い。孤高を貫くベジータ空賊団も例に漏れず、他の賊とつるむようなことはないし、こうした酒場にも一切顔を出さない。しかし、逆に有名な相手と戦って名を挙げたいと願う無頼者は、まさにこういう場末の店でくだを巻いているだろうと簡単に想像できる。
滞在時間が長くなるほど、トランクスにとっては面倒が起きやすい。それをよく理解しているナミは、さっさと用件を済ませましょう、と切り出した。
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春コミ発行のCROSS EPOCH二次創作小説の冒頭部分(サンプル)です。ドラゴンボール、ワンピースどちらのキャラもでてきます。■「CROSS POINT」の一年後。謎の『幽霊船』を巡る冒険です。■※前作を知らなくても問題ありませんが、前作のネタバレになる展開はあります。■とらに扱ってもらっています(http://www.toranoana.jp/bl/cot/circle/17/54/5730313835343137/ns_bcb7c2e7cea6_01.html )■内容は健全。CP公式準拠で、ベジブル・クリパチ中心。若干サンナミ風味です。「CROSS ROUTE」(http://www.youclub.jp/php/detail.php?rand=1300951105&circle_book_no=5&id_circle=12872 )も快適本屋さんで扱っていただいてます。■表紙の文字は修正済みです。