真・恋姫†無双~赤龍伝~第74話「藍里の影」
―――長江・船上―――
赤斗、恋、諸葛亮、趙雲、月、詠を乗せた船が呉に向かっていた。
赤斗「うぅぅぅ……」
行きの船の上と同様に赤斗はすっかりグロッキー状態になっていた。
月「赤斗さん。大丈夫ですか?」
心配そうに月が赤斗に話しかける。
赤斗「あ、ありがとう……月」
赤斗は真っ青な顔になっていた。
詠「あんた船が苦手だったの?」
赤斗「ぅぅ…まあね。昔…から、ダメなんだ。うぅぅ」
趙雲「今の風見殿を見たら、噂の人物と同一人物とは思えませんな」
少し意地悪そうな顔で趙雲は言う。
諸葛亮「本当ですね」
赤斗「噂?」
弱々しい口調で赤斗が尋ねる。
趙雲「色々な噂が流れていますぞ。虎牢関の戦いでは、飛将軍呂布と互角に戦い。また、寿春城では先代孫堅殿を、許貢の残党からは孫策殿を守った英雄だと」
赤斗「…寿春城では、火蓮さんを守りきれなかったし、虎牢関では、恋には負けちゃってますよ。うぅ……」
趙雲「それでも風見殿の噂は素晴らしいですよ」
赤斗「ははは……ありがとうございます」
月「あのぉ、赤斗さん」
赤斗「何かな?」
月「えっと、その…………虎さんに心当たりがありますか?」
赤斗「!!」
月の言葉に赤斗は驚く。
雪蓮の代わりに毒矢を受けて、眠っている時の夢を思い出す。
月「心当たりがあるんですか?」
赤斗「……いや」
とっさに嘘をついてしまった。
夢で犬のセキトになった事があった。
その後、反董卓連合に参加して、その夢がただの夢ではない事がわかった。
やはり虎になっていた事は、ただの夢ではなかった。
赤斗(やっぱり、先生が言っていた龍脈が関係あるのかな……)
数日後、赤斗たちは呉に無事到着した。
―――建業―――
赤斗「やっと帰ってきた……」
ふらふらと赤斗は船から降りる。
赤斗「ふぅー。……さて、これから僕は孫策に帰ってきた事を報告しに行きます。皆さんは……そうだな。恋」
恋「……うん?」
赤斗「みんなを火蓮さんの屋敷にでも案内しといて」
恋「わかった」
諸葛亮「あの、どなたのお屋敷なんですか?」
赤斗「あぁ、先代の孫堅の屋敷です」
諸葛亮「ええぇーー! い、良いんですか!? そんな所に私たちを案内しても!」
赤斗「火蓮さんの所なら、別に良いんじゃないかな。あそこには色々な人がいるから……」
諸葛亮「?」
赤斗が城に入ると、城の中は騒がしかった。
赤斗(何だろ? このタイミングだと、華琳が脅しでもかけてきたのかな?)
そう思いながら赤斗は玉座の間へと歩いていると、一人の老人が話しかけてきた。
張昭「風見殿。戻られたか」
話しかけてきたのは、文官たちの筆頭ともいえる呉の重臣 張昭だった。
赤斗も張昭とは何度か軍議の時に会っている程度の面識しかなかったが、嫌いなタイプの人間じゃなかった。
赤斗「はい。先程戻ってきたところです。張昭さん。何だか城内が騒がしいですけど、何かあったんですか?」
何となく予想できたが、張昭に尋ねてみる。
張昭「うむ。それなのだがお主に話があるのだ。少し時間をくれまいか?」
赤斗「えぇ。少しなら、構いませんよ」
張昭「実はだな」
張昭は赤斗に近づき小声で話し始めた。
張昭「曹操から降伏勧告ともいえる書簡が届いたのだ。それで曹操と戦うか。それとも降伏するかで争っておる」
赤斗「それで張昭さんは、どっち側なんですか?」
張昭「私は呉の民を守るため、降伏した方が良いと思っておる」
赤斗「へぇ~。そうなんですか。それで僕にどうしろと?」
張昭「孫策様に降伏するように提言してほしいのじゃ」
赤斗「なっ!」
張昭「お主の言葉なら、孫策様も聞きいれるはず」
赤斗「そんな事はないと思いますよ」
張昭「お主も戦を起こすのは本意ではなかろう? とにかくよろしく頼む」
そう言うと張昭は去っていった。
赤斗「……僕だって、戦が起きなければ良いとは思いますよ」
―――玉座の間―――
赤斗「雪蓮。ただいま!」
雪蓮「お帰り♪ お疲れ様。どうだった? 劉備とは同盟結べた?」
赤斗「半分は…ね」
雪蓮「半分?」
赤斗「……今、城の中が騒がしいよね」
雪蓮「そうなのよね。曹操と戦うか降伏するかで揉めてるのよ」
赤斗「降伏派の筆頭は張昭さん?」
雪蓮「そうよ。よく分かったわね」
赤斗「ここにくる途中、雪蓮に降伏するよう提言してほしいと言われた」
雪蓮「はぁー。そうなの。私は戦う気満々なんだけどねぇ」
赤斗「仕方がないよ。張昭さんの意見を無視する訳にはいかないものね」
雪蓮「そうなのよねぇ~。で、赤斗はどっちなの?」
赤斗「戦いが起きないのが一番だけど……僕は曹操と戦うべきだと思うよ」
雪蓮「それを聞いて安心したわ♪」
雪蓮は満足したように笑う。
赤斗「それで降伏派を説き伏せる為に、劉備さんの使者も一緒に連れてきた」
雪蓮「使者って誰なの?」
赤斗「諸葛孔明と趙子龍の二人だよ」
雪蓮「……伏龍と神槍ね。その二人…いえ諸葛亮に張昭たちを説得できると思う?」
赤斗「きっと出来ると思うよ。それに僕も説得側に回るから」
雪蓮「よろしくね赤斗♪ それで二人はどこに?」
赤斗「今は火蓮さんの屋敷にいるよ」
雪蓮「なるほどね♪ 母様の屋敷ならうってつけかもね♪」
赤斗「という訳で、軍議を開いてほしい。それで同盟が結べるか決まると言ってもいい」
雪蓮「ふふっ……任せて。明日一番に軍議を開きましょう♪」
雪蓮との話を終え、蓮華たちにも挨拶を済ませた後、赤斗は藍里の部屋へとやってきた。
赤斗「藍里。居る?」
藍里「その声は……赤斗様ですか!」
部屋のドアを開けて藍里が顔を出す。
赤斗「ただいま藍里」
藍里「お帰りなさいませ。赤斗様。お疲れ様でございました」
赤斗「ありがとう」
藍里「いかがでしたか?」
赤斗「劉備さんは同盟を組むのを承諾してくれたよ。だけど、まだ終わっていないんだ」
藍里「どういう事ですか?」
赤斗「降伏派たちを説得する為に諸葛亮を連れてきたんだ」
藍里「!! ……妹をですか!?」
赤斗「ああ。今は火蓮さんの屋敷にいるから会いに行くといいよ」
藍里「お気遣いありがとうございます。……ですが、私は公務以外で、妹とは会うつもりはありません」
いつも優しい藍里の顔が一瞬だが冷たくなったのを赤斗は感じた。
赤斗「藍里? ……でも、それじゃ寂しすぎるよ。せっかくの家族だっていうのに……」
藍里「……すみません。妹は劉備さんに。そして、私は雪蓮様に仕える身です。私事で会うのは控えるべきなのです」
赤斗「…………」
藍里「そんな悲しそうな顔をしないで下さい。私まで辛くなってしまいます」
赤斗「……藍里、何か変だよ。諸葛亮と何かあったの?」
藍里「別に…何もありません……」
そう言うと藍里は赤斗から目を逸らした。
赤斗「嘘だね」
逆に赤斗は藍里から目を逸らさずに尋ねる。
藍里「……私は…妹に……妹の才能に嫉妬しているのでしょう」
赤斗「嫉妬?」
藍里「……私には無い才能を持つ妹が……羨ましくもあり、怖いとも思うんです。あの才能が私にもあれば、もっと呉の為に役に立つ事ができるんじゃないかと……」
赤斗「………………」
かつて藍里は、この世界に来たばかりの赤斗に恐怖心を持っていた事があったが、今はそんな事はなく、赤斗の人柄に惚れてさえもいる。
しかし、昔から妹の諸葛亮の才能に及ばない事は、藍里のトラウマになっていた。
赤斗「確かに諸葛亮の才能は凄いと思うよ。だけど僕は、藍里が諸葛亮に劣っているとは思っていないよ」
藍里「え?」
赤斗「もしも、諸葛亮が孫呉に仕官していたとしても、成功していたとは限らないだろうし。火蓮さんや雪蓮たちから信頼を得られたかどうかだって分からないし……」
藍里「赤斗様?」
赤斗「要は諸葛亮は諸葛亮。藍里は藍里なの! 火蓮さんも雪蓮も、それに僕も藍里だから信頼しているんだよ!」
赤斗は少し興奮気味に藍里に話す。
赤斗「だから、藍里はもっと自信を持っていいと思うんだ」
藍里「……本当にそうお思いですか?」
赤斗「ああ!」
藍里「……………明日、時間があれば、妹に会いに行きます」
赤斗「藍里。……ありがとう」
藍里「いいえ。お礼を言うのは私の方です。ありがとうございます♪」
そう言うと、ようやく藍里の顔に笑顔が戻った。
藍里の部屋をあとにした赤斗は、火蓮の屋敷へとやってきた。
赤斗「ただいま火蓮さん」
火蓮「応っ! 戻ったか!」
祭「遅かったではないか!」
趙雲「おぉ風見殿。先にやらせて貰っていますぞ」
すでに屋敷では酒盛りが始まっていた。
火蓮、祭、趙雲は、けっこうな量の酒を飲んでおり、すっかり意気投合していた。
その隣で恋が、もくもくと料理を食べていた。
赤斗「祭さんいつの間に……趙雲さんまで……」
火蓮「ほら、赤斗も飲め!」
赤斗「はいはい」
赤斗も席に座った。
赤斗「趙雲さん。月と詠と孔明ちゃんは?」
火蓮「あの三人なら美羽たちを手伝っているぞ」
赤斗「ちょっと! 使者に何をやらせているんですか!」
すぐ様、赤斗は立ち上がり厨房へと向かっていった。
赤斗(火蓮さんの屋敷に案内したのは失敗だったか!)
赤斗「月、詠、孔明ちゃん!」
月「あっ、赤斗さん。お帰りなさい♪」
詠「ちょっと何で僕たちが料理を作んなきゃいけないのよ!」
赤斗が駆け付けると厨房内で料理をしている諸葛亮たちの姿があった。
赤斗「ごめん。料理なんてやらせてしまって!」
諸葛亮「いえ。料理は好きなので大丈夫ですよ♪」
赤斗「本当にゴメンね」
美羽「おお、赤斗ではないか!」
七乃「本当ですね。おひさしぶりです♪」
赤斗「美羽、七乃。元気そうだね。もう仕事には慣れたみたいだね」
美羽「うむうむ。苦しゅうない。もっと褒めてたも」
七乃「よっ。美羽様♪ 素晴らしい勘違いっぷり!」
赤斗「ははは……」
諸葛亮「はーい。出来ました♪」
話しているうちに、諸葛亮と月が料理を作り終えたようだった。
赤斗「じゃあ、僕が運ぶよ」
七乃「ダメですよぉ」
赤斗が皿を持とうとすると七乃に止められた。
七乃「ダメですよぉ、お嬢様の仕事を取っちゃ。ほらお嬢様もちゃんとお料理を運ばないと、孫堅さんに斬られちゃいますよぉ」
美羽「ひゃああぁぁぁっ! ガタガタブルブルガタガタブルブル」
七乃「あらあら、もうお嬢様ったら、そんなに震えちゃってぇ」
赤斗「七乃。……っ!!」
以前と変わらないやり取りを見て、赤斗は呆れていると、背後から凄い殺気を感じた。
華雄「おのれーーっ! 孫けーーんっ!!」
赤斗「か、華雄?」
振り返ると激怒している華雄が立っていた。
華雄「董卓様に給仕係の真似をさせるとは…………絶対に許さーーんっ!!」
赤斗「ちょ、ちょっと待て華雄!!」
赤斗は火蓮のもとに殴り込もうとした華雄を羽交い絞めにする。
華雄「離せーーーっ! 離さんかーーっ!」
赤斗(あーー! 何でこんな事になるんだー!)
その後、月と詠の協力もあって、どうにか華雄をなだめたのであった。
つづく
~あとがき~
呂です。読んでくださって、ありがとうございます。
真・恋姫†無双~赤龍伝~に出てくるオリジナルキャラクターの紹介
オリジナルキャラクター①『風見赤斗』
姓 :風見(かざみ)
名 :赤斗(せきと)
字 :なし
真名:なし
武器:花天と月影……二振りの日本刀(小太刀)。赤色の柄で赤銅の鞘に納まっているのが“花天”で、黒色の柄で黒塗りの鞘に納まっているのが“月影”。
本編主人公の少年。
身長168㌢。体重58㌔。年齢17歳。黒髪黒眼。(右目は輝く金色)
放課後に道場で古武術の達人である先生に稽古をつけてもらうのが日課だったが、ある日道場で黒尽くめの男に襲撃される。
その際、赤い光に包まれて恋姫の世界に飛ばされる。
死にかけていた所を、火蓮によって保護され“江東の赤龍”という異名を付けられる。
古武術 無双無限流を学んでおり、その奥義を使えば恋姫の世界の武将とも闘えることができる。
無双無限流には、『全ての奥義を極めしとき、その身に龍の力が宿る。』という伝承がある。
奥義には“疾風”“浮葉”“流水”“月空”“烈火”“絶影”“龍鱗”“狂神”などがある。
奥義の同時発動は可能だが、奥義単体の発動以上に身体に負担がかかる。
現在、奥義“狂神”を発動させて、龍脈の気が流れ込んだ影響で右目は金色に変化している。
好きなもの:肉まん
苦手なもの:海(泳げないから)
能力値:統率3・武力4・知力4・政治2・魅力4
オリジナルキャラクター②『孫堅』
姓 :孫
名 :堅
字 :文台
真名:火蓮(かれん)
武器:南海覇王……やや長めの刀身を持つ、両刃の直刀。派手な装飾はないものの、孫家伝統の宝刀。
孫策(雪蓮)たちの母親。
身長173㌢。腰まで伸びる燃えるような赤い髪の持ち主。
血を見ると雪蓮以上に興奮してしまう。
孫尚香(小蓮)には非常に甘い。周りの人間が呆れるほどに甘い。
この外史“赤龍伝”では孫堅は死んでいない。
好きなもの:娘たち(特に小蓮♪)と酒
能力値:統率5・武力5・知力3・政治4・魅力5
オリジナルキャラクター③『諸葛瑾』
姓 :諸葛
名 :瑾
字 :子瑜
真名:藍里(あいり)
武器:風切羽(かざきりばね)……火蓮から受け取った護身用の短刀。諸葛瑾(藍里)の実力が低いので、あまり役に立っていない。
諸葛亮(朱里)の姉。
諸葛亮(朱里)とは違い、長身で胸も大きい女性。髪は金髪でポニーテール。
温厚で気配りのできる性格で、面倒見も良い。赤斗の世話役として補佐につく。
一時は、自分たちとは違う考え方や知識を持つ赤斗に恐怖心を持っていた。
政治、軍事、外交と様々な仕事をこなすが、諸葛亮(朱里)には僅かに及ばない。
苦手なもの:酒(飲めるが、酔うと周りの人間にからむようになる)
能力値:統率3・武力1・知力4・政治4・魅力4
オリジナルキャラクター④『太史慈』
姓 :太史
名 :慈
字 :子義
真名:嶺上(りんしゃん)
武器:雷電(らいでん)……二本の小型の戟。
非常に勇猛かつ、約束に律儀な武将。銀髪レゲエの女性。
孫策(雪蓮)と一騎打ちして引き分けたことがある。
それ以来、孫策の喧嘩友達になっており、よく喧嘩をしている。
孫尚香(小蓮)や諸葛瑾(藍里)と仲が良く、孫尚香(小蓮)の護衛役をしている事が多い。
子供好きで、よく街の子供たちと遊んでいる。
弓の名手でもあり、その腕は百発百中。
好きなもの:子供
能力値:統率4・武力4・知力3・政治2・魅力3
オリジナルキャラクター⑤『司馬懿』
姓 :司馬
名 :懿
字 :仲達
真名:不明
武器:不明
黒尽くめの衣装を身に纏った、曹操軍の軍師。
曹操軍に属しているが、曹操からの信頼はないといっても良い。
色々と裏で暗躍しており、虎牢関では張遼を捕え、術により自分の傀儡にしている。
今は、魏から姿を消している。
能力値:統率5・武力?・知力5・政治5・魅力?
オリジナルキャラクター⑥『玄武(げんぶ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:魏軍正式採用剣……魏軍に配備されている剣。
司馬懿の部下。
普段は何の変哲もない魏軍の鎧を身に纏い、普通の兵士にしか見えない。
しかし、眼の奥からは異質な気を醸し出している。
鎧の下には黒の衣を纏っており、素顔は司馬懿に似ている。
虎牢関では、鴉と一緒に張遼を捕えた。
能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力2
オリジナルキャラクター⑦『鴉(からす)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:爆閃(ばくせん)……司馬懿から受け取った回転式拳銃。
司馬懿の部下。
性格は軽く、いつも人を馬鹿にしているような態度をとる。
司馬懿と同じ黒い衣装だが、こちらの方がもっと動きやすい軽装な格好をしている。
寿春城では、孫堅(火蓮)を暗殺しようとした。
能力値:統率2・武力4・知力2・政治1・魅力3
オリジナルキャラクター⑧『氷雨(ひさめ)』
姓 :不明
名 :不明
字 :不明
真名:不明
武器:氷影(ひえい)……氷のように透き通った刃を持つ槍。
司馬懿の部下。
青い忍者服を着た長い白髪の女。
背中には“氷影”を携えている。戦闘時には全身からは氷のように冷たい殺気が滲み出す。
洛陽で董卓(月)と賈駆(詠)を暗殺しようとした所を、赤斗と甘寧(思春)に妨害される。
官渡の戦いでは、呂布の部下を連れ去り、それを止めようとした陳宮を殺害する。
能力値:統率2・武力4・知力3・政治1・魅力3
オリジナルキャラクター⑨『宮本虎徹』
姓 :宮本(みやもと)
名 :虎徹(こてつ)
字 :なし
真名:なし
武器:虎徹……江戸時代の刀工が作った刀。
赤斗の古武術の師匠。
年齢は50歳。実年齢よりも、肉体年齢は若い。
赤斗と一緒に、恋姫の世界に飛ばされたと思われる。
最初は河北に居て、それからは用心棒をしながら、色々と辺りを転々としている。
赤斗の修行をやり直した後、天の世界に戻ったようだが、詳細は不明。
赤斗曰く、『無双無限流の妙技を見せてやるっ!』が口癖で、その実力は呂布(恋)以上。
能力値:統率?・武力6・知力5・政治?・魅力?
※能力値は「5」が最高だが、呂布の武力と劉備の魅力は「6」で規格外。
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朱里や月たちと呉に戻った赤斗。これから赤壁編へと突入していきます。
この作品は、基本的に呉√にそっては行きますが、他√に
脱線することもあります。また、主人公も含めてオリジナルキャラクターが出てきます。
未熟なため文章におかしな部分が多々あるとは思いますが、長~~い目で見てくださると助かります。