No.223522

双子の吸血鬼 第0章;英国某所にて

帽子さん

小説書き素人が無謀にも長編小説に挑戦
今作品は魔法先生ネギま!の二次創作です。
稚拙な文章ではございますが楽しんでお読みいただけたのなら
これ幸い。
では、短いですが「双子の吸血鬼 第0章;英国某所にて」をお楽しみください。[684文字]

2011-06-19 10:57:34 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:3153   閲覧ユーザー数:2960

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは、とある町の とある城の一角である。

 

ここで今まさに新たな二つの命が生まれようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・――――

 

「おぎゃー、おぎゃー」

 

元気な産声が城の中に響く。

 

今まさに生まれた子供、それはなんと双子で男の子と女の子であった。

 

生まれ必死に産声をあげている事のなんと可愛らしい事か・・・・・・

 

その子らは母の腕に抱かれ父と母、それと乳母から微笑の目を向けられていた。

 

「この子達の名前は何にしましょう?」

 

その2人の赤ん坊を抱いた母が側にいる父親に言った。

 

「そうだなぁ・・・・・・」

 

父親となる人物は少し首をひねり考えるそぶりをする。そして、しばらくすると「そうだ!」といって

 

「男の子はヴァンガード。 女の子はエヴァンジェリンが良いと思うんだがどうかね?」

 

その、口ぶりから考えるとずいぶん前から考えていたようだった。

 

「そうですね。 ヴァンガード・・・・・・エヴァンジェリン・・・・・・ 良い名前ですね。この子達の名前は男の子をヴァンガード、女の子をエヴァンジェリンとしましょう」

 

母親は、名前の調子を確かめるように反復し、呟いた。

 

こうして、この双子の名前は、兄はヴァンガード=マクダウェル。 妹をエヴァンジェリン=マクダウェルと決まった。

 

「ヴァレンタイン様とウィリアム様のお子供がご無事にお生まれになったぞーーー! なんと、双子だ! しかもその子らは天子のように凛々しく天女のように可愛らしい。このこと

 

は何と素晴らしい事で喜ばしい事か 城にいる皆のもの! 宴だぁーー!」

 

「「「「うおおぉぉおおおお!!!」」」」

 

この二人の誕生は城の侍女たち、城の兵たちに喜ばれ、三日三晩の宴会に告ぐ宴会が始まった。

 

                                           <完>

 

 


 
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