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「さてと…戻るか」
「ええ…」
森の中で一夜を過ごした一刀夫婦は城に戻る為に動き始めた。
そして昼頃二人は街に戻ってきた。
「周様…一刀様と権様戻られました」
「そうか…愛紗」
門番の報告を聞き冥琳は政務を行っていた愛紗を呼び城の入り口に向かった。
冥琳達が入り口に行くと丁度一刀夫婦が城に入って来るところだった。
「一刀に蓮華様…お二人共!!今がどういう状態かわかっているのですか!!」
「「はい…」」
冥琳の第一声はお説教だった。
二人は自分がしたことを判っていた為何もいえなかった。
「そうですご主人様!!もしこのような事態を蜀,呉に知られたらどうするつもりだったのですか!!」
「「……」」
「まったく…愛紗よ一刀の方を頼む」
「わかった…さあご主人様……い・き・ま・しょ・う」
そういうと愛紗は一刀を引きずりながら城の中に入っていった。
蓮華side
残された蓮華は冥琳のお説教を聴いていた。
「まったく…喧嘩をするにしても時期を考えてもらいたい」
「はい…」
冥琳はそう言い終わると穏やかな感じになり蓮華に聞いた。
「それで言いたい事は言えたのですね」
「ええ」
「それでしっかり甘えさせてもらったのですね」
「ええ♪」
冥琳の質問に蓮華は嬉しそうに答えた。
答えを聞いた冥琳は内心安堵したがその表情を出さずに言った。
「わかりました…それでは明日から仕事に復帰してもらいます」
「その事なんだけど」
蓮華は一刀と話したことを実現するために提案した。
「翌日…軍議を開いて欲しいの」
「………わかりました」
蓮華の提案を冥琳は承諾した。
そして蓮華は自分たちのいない間の変化を聞いながら城に戻っていった。
一刀side
一刀は愛紗に引きずられ地下の隠し部屋に連れて来られた。
「さて…ご主人様!!」
「は……はい…」
「森でなにをしていたか話してもらいましょうか」
愛紗は一刀に迫った。
「…」
「ご主人様~」
そういうと青龍偃月刀を取り出し一刀の首元に当てた。
「!!」
「お話していただけますよね」
ドスのきいた愛紗の声と首元に当ててある偃月刀…。
一刀は小声で森であったことを話した。
「喧嘩して……た」
「はい?」
「喧嘩して仲直りして……した…」
「何をされたのですかご主人様~」
小さく言った為愛紗には聞き取れなかった。
愛紗はさらに脅すために一刀を睨み付けた。
一刀は覚悟を決めはっきりと言った。
「その………子作りを……」
一刀は頬を赤くして俯いてしまった。
「ご主人様!!私に仕事を押し付けてそんなうらy…破廉恥なことを!!」
「スマン…」
「その腐った根性叩き直して差し上げます」
そして愛紗は一刀を縛り上げ夜通し説教をし続けた。
余談ではあるが説教の途中愛紗は一刀に人には言えない悪戯していた。
つづく
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はじめて自作PCを作成しました
その影響で…投稿出来なかった~~~
やっぱり難しい…
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