No.194185

皇帝に仕える者~プロローグ~

アリシアさん


余りにも酷いです。設定とか設定とか設定が酷いです。
温かい目で見守って頂けると凄くうれしいです。

2011-01-05 16:37:16 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:1872   閲覧ユーザー数:1494

 

祖父「一刀、蔵の整理をしておいてくれ。勿論そこにある書物は読んでも良いからな」

一刀「あいよ~。じゃ、今日の修練は個人でやれってことだな?」

祖父「うむ。それにもう儂から教えることは無いからのぉ」

一刀「はいはい。それ、なんかいも聞いたよ」

祖父「ほれ、ぐちぐち言うとらんで早くいかんか」

一刀「へぇへぇー」

 

一刀はそう言って蔵の方へ足を進めた。

 

 

彼の名は、北郷一刀。剣術一家の末裔で今は彼の父親が道場の師範をしている。

しかし、問題なのは彼の扱いだった。代々彼の一家は、前師範から次の後継者候補に技を伝えるのだが、彼だけ後継者候補に選ばれなかったらしい。

理由は、彼のお爺さんが彼の事を大層気にいり、自分自ら教えると言ったそうだが、彼の父親が条件として彼を後継者候補から外す事をもちだし、お爺さんがそれを承諾したそうな。

「まぁ、別に道場を継ごうなんて考えてなかったから別に良いんだがなww」と一刀君は言ったらしい。

一刀君紹介をしていたら一刀君が蔵に着いた様だ。

 

一刀「しっかし、なんで蔵にあるもんは下の町と繋がりねぇ癖に年々増えんだよ!おかしいだろ!?」

 

何事何事!?!?

 

一刀「ちくしょう、マジであり得ねぇよ」

 

ふぅ。どうやら、何時もの様に一刀君の愚痴タイムのようだ。

 

一刀「ん?なんぞこれ?」

 

一刀君の目の前には、鏡のようなものがあった。

 

一刀「鏡?ん~、鏡だったらばあさんが別のとこに保管すると思うんだけど、つい最近ここに持って来たのか?」

 

一刀君はお爺さんの下での修練を終えた後、一週間に一度、蔵の整理をする様になった。

 

一刀「仕方ねぇ。ばあさんに聞きに行くか……」

 

一刀君がそう言いながら元あった場所に鏡を置き、蔵を出ようとしたその時…

 

パキーン!

 

一刀君の後ろから何かが割れるような音がした。

 

一刀「なん…だ?」

 

恐る恐る振り向いた一刀君の目に映ったモノは…

 

一刀「なんで?落ちてんだ?!」

 

落ちるはずのない、鏡が床に落ちて居た。

 

一刀「くそが!このままじゃ、面倒なことになりそうだな」

 

そう言って、蔵を飛び出そうとした一刀君を、

 

一刀「うおっ!?」

 

光が包んでいた。

 

一刀「ちぃ!」

 

そして光が消えた後、蔵のなかに一刀君の姿は無かった。


 
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