穏 「……で、ここはこの部分と繋げて解釈するんですよ~~」
一刀 「なるほど。 つまりアレの中にコレを突っ込むんだな」
穏 「ん~~、それでもいいですけどぉ……前より後ろの方がいい事もありますし~~まぁ場合によりますけどぉ……ま、そこは経験してないと難しいんですけど……」
一刀 「つまりあれか、雰囲気を読めと」
穏 「ですね~。 まぁ大抵は前との結合で構わないと思いますよ」
一刀 「だよなぁ、俺もちょっと後ろは難しいなぁ」
俺の名前は北郷一刀。
何の因果か花の青春時代を古代三国志の世界で過ごす事になったクールビューティボーイだ。
呉の屋敷で雑用していた俺だが眉間が皺皺になった冥琳さんから勉強するように言われたので、最近ではこうやって時間を作り穏に勉強を教えてもらっている。
穏 「じゃあ今日はここまでなんですけど~。 一刀さん、わからない所とかありましたか~?」
一刀 「うん、最初から最後までさっぱりわかんなかった♪」
ズコッ
椅子から穏がこけた。
彼女はほんわかぽよよんとした雰囲気の娘で、おっぱいから身体が生えたようなオッパイレディーである。
ちなみに呉の軍師の一人だか、それは俺にはまったく興味がない。
穏 「えぇ~~~!! そんなぁ~~~~」
一刀 「ハハハ。 それよりも穏、俺の世界の文化に興味はないか?」
穏 「っ!? 〈バッ〉 はい~、穏は興味深々です~!!」
俺の言葉に瞬時に反応し、キラキラした目で応えてくれる彼女。
好奇心旺盛な穏は俺が生まれた時代の話にはすごく喰いついてくれる。
だから俺も嬉しくて色々教えたくなってしまうのさ。
一刀 「ふふふ……そうか。 実はな、天の国には綺麗な女性がその美しさを後世に伝える為の手段として「女拓」っていうのがあってな……」
例えばこういう事とかね♪
穏 「にょたく、ですか?」
一刀 「そうだ。 丁度都合よくここに女拓の材料があるんが……天の文化、体験してみたくないか?」
穏 「はい~~、やってみたいです~~~~!!」
一刀 「よしキターーー!! なら服を脱ぎなさい!!」
穏 「へ?」
一刀 「へ? じゃない。 裸にならんと墨が塗れんだろうが。 ほれ脱げ脱げ」
穏 「え? え?」
一刀 「あ、なんだったら上だけでもいいぞ。 「パイ拓」っていっておっぱいだけのやつもあるからな!! それだけでも十分満足だ」
俺は手元にあった筆を墨にビタビタに浸し、あらかじめ用意していたおおきな紙を取り出す。
穏 「うえ~~!? 一刀さん、女拓ってどんな……」
一刀 「むふふ……身体中に墨を塗って紙に写すので~~~~っす!!」
穏 「ふえ~~~ん、やっぱり~~~~~!! 恥ずかしいですよぅ!!」
一刀 「そんなの最初だけだ。 さぁ、天の文化を体験しましょうねぇ~~。 穏の好きなお勉強ですよ~。 痛くないですからね~~♪」
穏の服を掴み脱がしにかかる。
「女は多少強引な男に弱い!」とエロ本に書いてあったのでこのまま押し切る作戦だ。
がんばれ俺、負けないで北郷一刀!
穏 「あ~~~~ん、穏困ります~~~~」
一刀 「げへへへ、よいではないかよいではないか」
?? 「なるほど。 天ではその様にして女人を襲うのだな」
一刀 「襲うだなんてそんな~。 俺はただ穏のおっぱいを直に眺めて触ったり弄ったり舐め、たり……し、た……い?」
突然後ろから掛けられた声、それに勢いで応えつつハッとする。
(この声は……)
冥琳 「ほほう、女性の身体を自分勝手にいいようにして尚且つその行為に罪の意識を感じない。 そういう訳なんだな、お前は」
振り返れば奴がいる。
一刀 「そ、そうですけど? ……だ、大体おっぱい好きがおっぱいを堪能して何が悪いんですか!!! 俺はおっぱいが大好きなんだ!! 俺は!! お、っぱい、が、大好きなん、だあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
冥琳 「やかましい!!!」
ゴシャア!!!
………
……
…
一刀 「という感じで冥琳閣下を怒らせてしまい、本日より黄巾党討伐の最前線に配属されました「雑用係兼一兵卒前の北郷一刀」であります。 ビシッ」
雪蓮 「アハハハハハハハ」
祭 「ふぅ、ついには馬鹿も極まっとるのぉ」
翌日、眉間が皺皺の冥琳さんに言われ近頃大陸中で暴れまわっている黄巾党の討伐に参加する事になった俺。
黄巾党というのは……まぁ盗族の群れみたいなもんだろう。
パカ パカ
馬蹄を鳴らし馬を駆り、部隊を率いた雪蓮さんと祭さんと共に目的地である敵の拠点を目指す。
一刀 「__って言うわけで祭さん。 俺に死なずに戦場を格好よく立ち回る方法を教えてください」
ノッシ ノッシ
雪蓮 「…………」
パカ パカ
祭 「ならばふんぞり返って戦場を逃げ回っておれ」
パカ パカ
一刀 「それって馬鹿っぽくないですか?」
ノッシ ノッシ
雪蓮 「…………」
パカ パカ
祭 「お主にぴったりじゃろう」
パカ パカ
一刀 「あ~~、そいつを言っちゃあ敵わねぇや~~」
ノッシ ノッシ
祭 「ははは、そうじゃろう?」
一刀 「ですよね~~」
二人 「「ワハハハハハハ」」
雪蓮 「…………ねぇ」
一刀 「? なんスか雪蓮さん? さっきからずっと黙って……便所でもいきたくなったんスか?」
雪蓮 「あのさ、出発からずぅぅぅっとツッコミたくてウズウズしてるんだけど……なんで一刀、虎に乗ってるの?」
そういって雪蓮さんが俺を乗せてノッシノッシ歩く赤毛の虎を指差す。
虎 「がるるる?」
一刀 「へ? 虎って乗っちゃあ拙かったですっけ?」
祭 「そういう事じゃなく、なぜ虎がココにいるかって事でじゃろう」
一刀 「あぁ、コイツか。 「セキトラ」はこの前俺が森で暮らしてた時に仲良くなったんスよ。 そんで今日の事話したらなんか手伝ってくれるらしくて……なぁ、セキトラ~~♪」
セキ虎「がうう♪」
雪蓮 「ふ~~ん。 随分仲がいいのね」
一刀 「まぁコイツとは冥琳さんを賭けて何度も死闘を繰り広げましたからね~~。 もう兄弟も当然ですよ」
祭 「なっ!? (ということはコレはあの時わしが言ってた虎なのか……危うかったな、冥琳)」
雪蓮 「……ふ~~ん、一刀って冥琳が絡むとすごい頑張るわね。 ……あぁいうキツくて口うるさい気取ったのが好みなんだ?」
一刀 「ちょ、自分の親友でしょ? 酷い言い様じゃないスか?」
雪蓮 「そんな事ないわよ。 一刀の趣味が悪いって話だから」
そう言ってつまらなさそうに話を切り上げる雪蓮さん。 さっさと先頭に行き、人を寄せ付けない雰囲気を放っている。
……なんだか彼女の機嫌が悪い。
一刀 「ねぇ祭さん。 雪蓮さんと冥琳さん、喧嘩でもしてるんですか?」
祭 「当たらずも遠からずじゃ。 ……まったく、策殿も変わり者じゃなぁ」
一刀 「?」
それから雪蓮さんとは一言も話す事がなく、手持ち無沙汰になった俺は兵士達としりとりをしながら黄巾党の拠点へたどり着いた。
雪蓮 「どうやら向こうも迎撃準備は整っているみたいね」
小高い丘の上に建てられた敵の拠点。
その門前で黄色い集団が陣を組みこちらの部隊と対峙している。
祭 「さて、どうするかのぉ」
雪蓮 「そんなの考えるまでもないわ、前面衝突の総力戦よ。 こちらとは統率力が違うわ、一気に攻めて向こうの組織系統を崩して終わらせる」
祭 「まぁ妥当じゃな。 まぁそれはいいとして……」
そういって祭さんが俺を見る。
一刀 「なぜ俺を見るのです」
祭 「お主、冥琳の冗談に付き合って本気で前にでるのか? 後方にいてもいいんじゃぞ?」
一刀 「いいんですか?」
祭 「いいもなにもお主の面倒をみるなんてごめんじゃからな」
雪蓮 「今回は一応初陣だし、後ろで見学しててもいいわよ」
一刀 「マジッすか!! やった~~。 んじゃ俺は後ろで応援してますね♪」
そういってセキ虎とともに部隊の最後尾に下がっていく。
(今から血しぶきドピャーで生首ゴロリの戦が始まるのか……繊細で小心者の俺にはとても耐えられんな)
雪蓮 「注目!! よいか!! 我が孫呉の兵よ!!」
俺達が最後尾にくっついたと同時、前方で雪蓮さんが何かしゃべりだした。
おそらく戦いを前に兵のテンションを上げるのだろう、勇ましい姿の雪蓮さんは惚れ惚れする。
一刀 「セキ虎、俺たちは邪魔にならないよう後ろの方で大人しくするんだぞ。 いいか、くれぐれも全力で突進なんかするなよ? お前かなり足速いけど……絶対全力で走っちゃだめだからな。 絶対だからな!!」
セキ虎「がう!!」
雪蓮 「突撃ーーーーーー!!! 我に続けーーーーーーーー!!!!!」
〝ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!〟
ダダダダダダダダッ
号令と共に呉の牙門旗を掲げた兵たちが一斉に斜面を登る。
雪蓮 「さぁて、暴れるわよ~~~♪ 祭!! どちらが先に敵の総大将の頸を刎ねるか勝負しない?」
祭 「よいですが、手心は加えませんぞ?」
雪蓮 「上等よ!!」
ダダダダダダダダダダッ
その言葉を合図に二人の猛将が前線から距離を離し、抜きん出る。
兵士A 「ぐっ、相変わらずなんて速さだ。 全く追いつけん」
兵士B 「馬鹿、あの御二方に追いつくなんてよほど人間離れしてないと無理だろう」
兵士A 「ははは、確か___」
……ドドドドドドドドドドドド
一刀 「どうわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁ!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドド……
兵 「「…………」」
……
……ドドドドドドドドドド
祭 「……ん? なにか後ろがさわがしいのう……」
一刀 「ぬはぁぁぁぁあああ!?!?!?」
祭 「っ!? 北郷!!」
雪蓮 「えっ? 一刀!!?」
一刀 「ぜぇいたいぜんりょくでぇはしるなっていったのにいぃぃぃ…………」
ドドドドドドド……
祭 「…………策殿、あれは何かの冗談か?」
雪蓮 「ア、アハハ…………流石に笑えないわ」
最後尾、後方一番手で待機していた天の御使い。
彼は突撃の号令と共に文字通り猛進した相棒「セキ虎」と共に大外から一気に前線を追い抜き、その勢いのまま先頭グループを差して敵陣に一着ゴールイン。
ちなみに二着雪蓮との差は三十二馬身である。
雪蓮 「出すぎよ~~~一刀!! 下がりなさ~~~~~~~い!!」
一刀 「それが出来るなら生まれる前にやっとるわ!! どちくしょぉぉぉぉぉぉ!!!」
セキ虎のあまりの速さに俺はしがみつくので精一杯で、声をかけてもまったく耳に届いてないらしい。
景色がめまぐるしく変わり、眼前にひろがる黄色の塊がどんどん大きくなっていく。
黄巾党 〝うおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〟
一刀 「うわあぁぁぁ、超怖いんですけど!! マジありえねぇんですけどぉ!!」
目の前の敵部隊、百を裕に越える視線が俺だけに集中した。
黄巾党 〝わああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〟
一刀 「だぁぁぁぁ!! こえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!! 止まれ、とまれ、とまれセキ虎あぁぁぁぁぁ!!!」
セキ虎 「_っ! がう♪」
ピタッ
一刀 「へ?」
フワッ
俺の心からの願いを聞き入れたセキ虎が、ホント「何がどうなってるのアナタ?」って動きで瞬く間に静止する。
となるとアレ、感性の法則? ……じゃなくて慣性の法則ってのが俺に働くのさ。
するとどうなるかっていうと……
一刀 「どるぅぅぅぅあああぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ヒュウウウウウウウウウウウ……
投石機の要領で俺は飛んでいくんだぜ。(ビシッ)
祭 「な!? 策殿、北郷が敵の拠点に飛んでいきおったぞ!!!」
雪蓮 「あ~~もう!! ……こうなったら一点突破で一気に相手の懐に食い込むわ。 祭!!」
祭 「御意__ 聞けい、皆の者!! ……」
雪蓮 「すぐ行くから、死ぬじゃないわよ一刀」
………
……
…
……ヒュウウウウウウウウウ ドッガ~~~~~~ンッ
黄巾兵「っ!? な、なんだ!!」
黄巾兵「空からなにか降ってきたぞ!! 気をつけろ!!」
黄巾兵「おい! 人だ、人がいるぞ!!」
黄巾兵「なんだとぉ!? 敵か?」
ゾロゾロゾロ……
黄巾党 〝!!!!!!!!!!!!〟
一刀 「くぅぅぅぅ痛ぁ……あぁ、死ぬかと思ったぜ ___ん?」
黄巾党 〝じ~~~~~~~~~~~〟
一刀 「…………」
一難去ってまた一難、目を開けるとそこは敵陣のど真ん中だった。
四方八方を敵に囲まれた状態。
なんだかやるせなくなった俺は、帰って穏のパイ拓をとりたいなぁと考えた。
一刀 「……え、え~~~~っと……は、ははは」
パンッ パンッ
視線に耐えられず、立ち上がって服の砂埃を払う。
黄巾党 〝……………〟
(ん? なんだか足元がやわらかいなぁ……)
一刀 「____っていうか人じゃん!! どうりで墜落のショックがやわらかいと思ったら……」
踏み込みの感触の不可解さに足元をみると、 頸が明後日の方向に曲がった髭面のおっさんが倒れていた。
(……実に不味い、なんかこの人俺が殺したっぽいぞ)
一刀 「……もしも~し、死んでますか~? 死んでたら返事してくださ~い」
死体 「…………」
(あぁ~~~良かった。 この方生きてらっしゃる)
一刀 「ふぅ、危なく人殺しになる所____」
黄巾兵「うわぁぁぁぁぁぁ!!?? 大将が殺されたーーーーー!!!」
〝ワアアアアアッ〟
その声をきっかけに、俺を囲んでいた奴らがわめきながら方々へ散っていく。
そのわめきに周りの奴らも反応し、やがって一帯が混乱し始める。
一刀 「てめ、馬鹿、死んでねぇよ!! ちょっと頸が曲がり過ぎただけだろうが!! こうやって思いっきり捻ればっ___ふんっ」
ボキン
一刀 「…………」
思いっきり捻ったら頸が「ブラ~~ン」ってなった。
一刀 「のうわぁぁぁぁぁ!? 頸がもげたぁぁぁぁ!!!」
ワアアアアアアアアアッ
…………
……
…
その日、指揮官をなくし極限に混乱した黄巾党は雪蓮さん達呉の部隊にあっさり壊滅させられた。
___そして次の日
一刀 「ふう」
仕事の合間の休憩時間、
俺は中庭でぼんやりと空を眺めていた。
祭 「何をぼーーっとしておるんじゃ、北郷」
一刀 「ん、祭さん。 ちょっと考え事」
祭 「ほほう、珍しい事もあるもんじゃな。 お主が考え事とわ」
一刀 「まぁね……」
祭 「…………」
一刀 「…………」
祭さんが隣に腰をおろす。
俺はぼんやりと雲の形が変わるのを眺めていた。
祭 「策殿が心配しておったぞ。 帰ってきてからお前の元気がないとな」
一刀 「そうっスか……」
祭 「……初めてなのか? ……人を殺したのは」
一刀 「もちろん」
祭 「つらいか?」
一刀 「祭さん、俺は一秒先の為に今を生きてます。心配しなくても本当につらかったら泣きついて甘えますから」
祭 「……北郷」
一刀 「そん時はその身体で慰めて下さいよ?」
祭 「はは、そうじゃな。 考えておこう。」
一刀 「ははは」
祭 「ふふふ」
互いを見合い、自然と笑みがこぼれる。
年の功かな? 祭さんの包容力に救われた気がした。
………ダダダダダダダダダダ
雪蓮 「一刀ーーーーーーーーー!!」
祭 「ん? 策殿?」
一刀 「おぉ、雪蓮さん!! やりましたか!!」
雪蓮 「ええばっちりよ一刀!! 見なさい、これが____」
バッ
雪蓮 「穏の「パイ拓」よ!!!」
一刀 「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
雪蓮 「ね、すごいでしょ?」
一刀 「す、すげぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
雪蓮 「元気になった?」
一刀 「そりゃあもうビンビンにっ!!!」
雪蓮 「よかった♪ ……それじゃあ逃げましょうか」
ガシッ
一刀 「は?」
………ダダダダダダダダダ
雪蓮さんに手を掴まれると同時、後ろの屋敷の方から怒鳴り声が聞こえる。
冥琳 「雪蓮ーーーーーー!!! 北郷ーーーーー!!!」
(この声は……)
一刀 「めーりんさん!?」
振り返れば必ず奴はいる
雪蓮 「ごめ~ん、冥琳にばれちゃった♪」
一刀 「……マジっスか」
ダッ
雪蓮さんが俺の腕を掴んだまま駆け出す。
冥琳 「待ちなさーーーーーーーい!! 今日という今日は許さーーーーーーん!!!!」
ダダダダダダダダダッ…………
祭 「やれやれ、孫呉も随分賑やかになったもんじゃ。 のう、堅殿」
ポカポカ陽気な昼下がり。
まどろむ空気も吹き飛ばし、呉は今日も賑わいをみせる。
……
水場にて
穏 「ふえ~~ん、雪蓮様の馬鹿~~~~!! おっぱいが墨だらけです~~~!! …………でも……ちょっとよかったかも////」
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