No.160774

鬼ヶ島の鬼~血染めの刃~

紫炎さん

はじめまして、紫炎です。
今まで読み専でしたが、ネタが浮かんできたので投稿をば…


鬼ヶ島の鬼……、民衆の中でそんな噂が流れている。

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2010-07-26 00:27:20 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2493   閲覧ユーザー数:2233

 

これはオリキャラ二次創作です。

 

 

 

 

 

 

こういったものが嫌いというかたはただちにお引き取りくださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

その他、アンチ、最強、原作崩壊?ふざけんな!!という方も同じくお引き取りを。

 

 

 

 

 

それでも良ければどうぞ先にお進みください!

「なあ、しってるか?」

 

 

 

「なにをだ?」

 

 

 

「鬼ヶ島の鬼の噂さ」

 

 

 

「鬼ヶ島の鬼ぃ?お前、そんなのお伽話だろ?んなもんがどうしたよ」

 

 

 

「いやな、おれの実家が酒屋だってしってるだろ?」

 

 

 

「ああ。何度も飲みに行ってるからな。お前の実家の酒はうまいから」

 

 

 

「そこにこの前張遼様が酒を買いに来てよ。ちょっとだけ聞いたんだ。鬼ヶ島の鬼の話を」

 

 

 

「なんて言ってたんだ?」

 

 

 

「賊討伐で鬼を見た」

天水の城内、執務室。現在ここでは二人の少女が顔を見合せ話し合っていた。

 

 

 

「ねえ、詠ちゃん。この報告ってどういうことだろ?」

 

 

 

「これ?これって霞の報告書?どこかおかしいの?」

 

 

 

「ううん。これ見て」

 

 

 

「ん?今回の経費……移動の際に消費したもの以外必要なし?兵士の損害も?」

 

 

 

「それな、今回戦いなんかなかったからや」

 

 

 

「霞さん、どういうことですか?」

 

 

 

「納得いく説明がほしいわね」

 

 

 

「わかっとるがな。せやから説明しに来たんやろ」

 

 

 

そういいつつ霞――――張遼―――――は椅子にすわり、目を細める。

 

 

 

「あれはうちらが賊どもの根城だった古い砦についた時や……」

 

 

 

その眼はどこか恐ろしげなものを見る眼であった。

 

 
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