全ての外史から戻った……
もう彼女達に会えない……
そうこの時はそう思っていた……
夏休みに爺ちゃんの道場に遊びに行き、近くで縁日がある事を知った。
縁日に並ぶ屋台は、食べ物やお面などいろいろとあった……
離れた場所にポツンと一つの露店らしき物が……
近づき、そこで目にしたもに俺は目を疑った……
フードをかぶった人物が座りその前に箱がおいてある
小さな看板には『カラーヒヨコ』とかかれてあった。
感じたのは、この気配…雄じゃない雛がかなりの数混ざっていた。
そして懐かしい気配もこのヒヨコから……あれ?
ヒヨコじゃ……目が霞む……
一瞬だけ…ヒヨコの姿が逢いたいと思っていた女の子に見えた
「買うのかい?」
フードをかぶった人は声をかけた
その瞬間、箱の中にはヒヨコにしか見えなかった
手持ちのお金から一匹だけ…買おうと想い
「……あぁ、この子を貰えるか」
「毎度」
帰り道、掌の上に居る恋姫と夏の思い出を胸に抱きながら……
てのひらの上の恋姫――
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