No.158867

本・恋姫無双第十四話

nakatakさん

拠点です。時間軸は少し戻ります。
留守番組の日常の一コマです。
それでは、どうぞ。

2010-07-19 03:36:22 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:4312   閲覧ユーザー数:3510

---拠点 蓮華×蓮華② 留守番組の日常---

 

 

一刀達が黄巾の遠征に向かい、例の文を出した頃、長沙では…

 

 

穏の図書館出入りが条件付きで許可された。その条件としてと【あるもの】が渡された。

 

 

【あるもの】の形状を説明すると、大きさは胡瓜くらいでいぼ状の突起がたくさんあり、表面はきれいに磨かれていた。

 

 

要は、発情した時に【あるもの】を使って、『図書館のトイレ』で収めなさい…とゆうことである。

 

 

最初は、『やっとこの中の本が読めます~』と喜んでいたのだが、しばらくすると、近寄らなくなった。

 

 

理由を聞くと、『興奮しすぎて、読めませ~ん』だった…

 

 

故に、今図書館にいるのは、睡蓮、蓮華、小蓮、小雪の四人である。

 

 

といっても、仕事をしてるのは、睡蓮と蓮華のみであり、小蓮は、小雪の子守りである。

 

 

ただ、蓮華については仕事といっても、雨蓮さんから出された『宿題』をこなしていた。内容は大雑把に、

「『孫呉に役立つもの』を探せ」である。

 

 

口頭で言われたなら、反論や質問の余地があるのだが、これを知らされた形が一刀達が出陣後、蓮華の机にこれを書いた紙きれが置いてあったんだから、堪った物じゃない。これを見て、一言…

 

 

蓮華「何をどうすればいいのよ!」

 

 

当然、睡蓮に相談して探すことになったのだが、初めのうち、睡蓮は手伝ってくれなかった。

 

 

しかし、三日経っても進展が無く、頭を掻き毟る次第である。見るに見かねて、助言を出した。

 

 

睡蓮「要は、孫呉に足りないものか、孫呉の長所を更に伸ばせるものを探せばいいのよ。」

 

 

蓮華「長所……!!あれだ!。ありがとう、睡蓮。私、前者にしか頭がいって無かったわ。」

 

 

そう言って、書棚の方へ向かった。

 

 

睡蓮「やれやれ、まだ頭は固いわね…」

 

 

蓮華が見つけてきた本は【船舶の歴史】だった。成程、確かに長所である。

 

 

文献を読みあさり、部分的に穏に相談し、一隻、作ってみる事にした。

 

 

 

【ガレオン船】を…

 

 

 

出来上がったそれを見て驚いた。ものすごく安定感があり、水夫をたくさん乗せられ、風に乗れば速く、旋回も滑らかなのである。

 

 

ただ、やっぱり蓮華…といったところか、搭載する武器にまで考えがいかなかった。

 

 

当然【大砲】は無い。【火薬】も無いから、【大砲もどき】も作れない。

 

 

再度、睡蓮と相談したがアイデアがまとまらず、結局、武器未搭載の【ガレオン船】を『宿題』の回答として、出すことにした。

 

 

 

一刀が帰還した時、【ガレオン船】を見て、「ヨーロッパの人がこっちに来た?」と勘違いしたのは、また別の話…

 

 

一刀「だって、十字のマークまで、再現するんだもんなー…間違うっつーの!」

 

 

あとがき

どうも、nakatakです。

最初にイメージしたのは、孫呉=水軍=船→鉄甲船だったんです。

流石に反則すぎるし、どうやって動かすの?って話になって、ガレオンに行きつきました。

 

成長途上にある蓮華ですが、きっかけがあれば、まだまだ伸びる娘だと思います。

 

次回は…未定です、拠点をもう一回か、次に進むのか…

 

それでは、また。


 
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