No.157276 仮面ライダーディケイド×新・恋姫†無双×三国志 第4話BLACKさん 2010-07-12 21:53:44 投稿 / 全6ページ 総閲覧数:3742 閲覧ユーザー数:3308 |
第4話 ディケイドの戦い
詠を加えてから数日が経つ。稟は砦が出来たと報告。
一刀達はすぐに兵を引き連れて、その砦に向かった。
しかし劉表のことも気になるので、劉表を攻める部隊を作り、秋山に劉表を攻める部隊を任せた。
稟「待ってました」
一刀「稟、敵は一体どのくらいの数が居る?」
稟「袁術軍は集めても三万が限界ですね」
一刀「ならこちらは六万で攻めれば良いな」
稟「いえ、相手は籠城する事を考えるとその倍の九万は必要かと……」
穏「それは大丈夫だと思いますよ~」
朱里「何でですか?」
穏「あの人は少し頭が足らないので……」
星「なるほどな」
一刀「まああんまりそういうのは考えてないけどな」
一刀はディケイドのカードを取り出す。
一刀「こいつの力を試す必要があるからな」
稟「そうですか……」
一刀「まあ可能な限り、俺一人でやってみるさ」
穏「秋山さんも同じ感じですかね~」
その頃秋山は……。
秋山「言っておくが、俺は可能な限り、戦闘に参加するつもりはないが、今回は最初だから特別だ。
俺も戦闘に参加するが、あまり俺に頼るなよ」
紫苑「分かりました」
思春「御意」
秋山「そんなに畏まるな」
秋山はそう言ってその場を去っていった。
一刀「さてと……」
砦では宛城を攻める準備が完了した。
一刀「俺達はこれより、袁術軍に攻撃を仕掛ける!
だがこれだけは言っておく!
この戦いは侵略になってしまうが、俺は侵略をするつもりはない!
正直、こんなことをしている時点で説得力はないだろうが俺は言う!
俺は侵略者じゃない! この乱世を破壊し、正すために戦う人間だ!
そうだと思わないものはすぐにここから去れ! 追いはしない!
だがそうだと思う者は鬨の声を上げろ!」
兵士達『おおー!!』
兵士達は皆逃げ出さず、鬨の声を上げた。
穏「皆付いていきますね~」
詠「皆どうかしてるんじゃないの?」
星「一緒に居るお主が言っても説得力はないぞ」
詠「ボクはただ、月を助けたいからここにいるだけよ……」
真桜「まあそないなこと言うてもやっぱ説得力あらへんよ」
詠「くっ……」
一刀「それじゃあ行こうか」
一刀はディケイドライバーを腰につけ、ディケイドのライダーカードを取り出す。
一刀「変身!」
一刀がカードをバックルに入れる。
ディケイドライバー「カメンライド」
一刀はバックルを正位置に直す。
ディケイドライバー「ディケイド」
一刀は仮面ライダーディケイド激情態に変身する。
一刀「いくぞ!」
全員『応っ!』
そして一刀は兵達を連れ、砦を出て行った。
宛城では……。
紀霊「大変です!」
袁術「今度はなんじゃ?」
紀霊「北郷軍が攻めてきます! その数六万!」
袁術「なんじゃと!」
流石に袁術も驚いた。
袁術「七乃~、どうすればいいかの?」
張勲「美羽様、相手は六万です。こちらは三万ですが籠城すれば問題はありませんよ」
袁術「何と! そうなのか?」
紀霊「確かに籠城する城を攻めるのなら籠城する兵の三倍は必要と言いますが……」
袁術「なら決まりじゃ! 籠城しようではないか!」
紀霊「それは構いませんが、民達の安全を……」
張勲「それは紀霊さん達にお任せします♪」
紀霊「え!?」
袁術「そうと決まれば籠城じゃ」
張勲「はい♪」
袁術と張勲は籠城の準備に入った。
紀霊「念のために既に民達の安全確保をしておいたが……本当に大丈夫なんだろうか」
紀霊はあらゆる意味で心配していた。
それは秋山がいるかどうかである。
紀霊「あの者が居るという情報はないが、もしいたら問題だぞ……」
一刀「さてと……」
マシンディケイダーに乗るディケイド激情態の一刀。
稟「どう攻めましょうか?」
一刀「走射や飛射、斉射や連射で攻めるしかないだろ」
穏「まあ、そうなんですけどね~」
一刀「まあ走射とかの指揮は俺がする」
星「大丈夫であるだろうか?」
一刀「安心しろ」
一刀はそういうとマシンディケイダーを動かし、騎射隊の先頭に立つ。
一刀「行くぞ! 突撃だ!」
騎射隊『応っ!』
一刀は騎射隊と一緒に城に突撃して行く。
一刀「放て!」
一刀の指揮の下、騎射隊は矢を放つ!
袁術軍兵士A「矢を放ってきました!」
紀霊「こちらも放つのだ!」
紀霊の指揮の下、袁術軍も矢を放つ。
一刀「仕方ないな」
一刀は一枚のカードを挿入する。
ディケイドライバー「アタックライド、ギガント」
ディケイド激情態の一刀の肩に仮面ライダーG4の武器、ギガントが現れる。
一刀はそれを担ぎ、マシンディケイダーを走らせる。
そして……。
袁術軍兵士F「な、何だあの武器は!?」
袁術軍兵士C「撃ってくるぞ!」
一刀はギガントを走りながら、撃ってきたのだ。
ギガントに搭載されているミサイルは4基と数は少ないが、破壊力は絶大である。
ミサイル1基が外壁に落ちただけでもその被害は計り知れないものであった。
その爆発で人が死ぬ事はなかったが、大怪我はした。
一刀「切れたか」
ミサイルを撃ち尽くしたギガントを捨てる一刀。ギガントはその場から姿を消した。
一刀「なら、これだ」
ディケイドライバー「アタックライド、シュートベント」
今度は仮面ライダーゾルダの武器であるギガキャノンを装備する。
一刀「ふん!」
ギガキャノンの弾も強力であり、簡単に城壁を壊されていく。
一刀はギガキャノンを投げ捨て、ギガキャノンは消滅。
一刀「最後と行くぜ」
ディケイドライバー「アタックライド、トリガーマグナーム!」
ディケイドライバーから仮面ライダーWの武器の一つ、トリガーマグナムが現れ、一刀はそれを手に掴み、弾を発射される。
その弾は仮面ライダーWがルナトリガーの時に出される、自由に曲がる弾であった。
その曲がる弾は城壁に残っていた兵士達を倒していく。
紀霊「弾が曲がるとは……」
一刀「たあ!」
弾に気を取られているうちに、一刀がいつの間にか城に侵入していた。
今のは一刀が城の門を開けた音であった。
星「全軍、突撃だ!」
星達騎兵隊が突撃して行き、歩兵部隊も城に入っていく。
紀霊「くっ……」
紫苑「降伏しなさい。命までは取りません」
紀霊「仕方……あるまい」
紀霊は降伏した。
張勲「美羽様ーーー!」
袁術「七乃ーーーー!」
袁術と張勲は何とか逃げようとしていたが……。
一刀「よう」
二人の前にディケイド激情態の一刀が居た。
袁術「ひぃ」
一刀はライドブッカーをソードモードにする。
張勲「美羽様ーーー」
二人は泣き出してしまう。
一刀「安心しろ。殺す気はない」
袁術「で、でも……」
一刀は変身を解く。
そしてライドブッカーから二枚のカードを取り出す。
一刀「……ほらよ」
一刀が一枚ずつ二人に手渡す。
二人はそれを手に取る。
そして三人の頭にはそれぞれの思い出が浮かび上がる。
三人が仲良く旅をしたり、旅をした結果天下統一に成功した思い出を……。
張勲「一刀さん……」
一刀「久しぶりだったんだな。美羽、七乃」
美羽「一刀、お主どこに行ってたのじゃ!」
美羽は泣きながら怒る。
一刀「俺もよく分からん。だが、俺は今、ここに居る」
美羽「うむ……」
一刀「それで……降伏という形になるが……」
美羽「一刀が言うなら仕方ないの。七乃」
七乃「はい、美羽様」
こうして二人はあっさり降伏を決め、ここに袁術軍は滅亡した。
そして袁術軍にいた兵士達や将は皆、降伏してくれたので後処理はかなり楽だったが、美羽と七乃の登用に蓮華と小蓮など元呉の面々がかなり意見を言ってきたが、一刀さんが何とか説得して、美羽と七乃の登用も決まり、紀霊も協力してくれる事になった。
紀霊「ところで北郷殿」
一刀「何だ?」
紀霊「秋山と言う者は……」
一刀「ああ、あいつは……」
その頃、秋山達、江夏を攻める組は……。
秋山「おらおらおら!」
秋山が率先して江夏の城を攻めているのだが……。
劉表軍兵士A「なんだあれは!」
劉表軍兵士G「化け物だ!」
秋山は何と上、つまりは空を飛んで攻撃してきたのだ。
その攻撃はかなり過激なもので、体中からミサイルが発射され、城壁や兵士に当たる。
しかも両手にはマシンガンを装備しており、マシンガンの弾も発射されていた。
とは言っても秋山はかなり手加減しているため死ぬ事はない。ただし大怪我はする時もある。
明命「あれは流石に……」
人和「やりすぎね。というよりもはや妖術も越えてるわ」
そして江夏は落ち、劉表軍は滅亡した。秋山一人の手で……。
秋山「やりすぎた……」
秋山は今回の事はまだ世界崩壊には繋がらないので問題はないのだが、やりすぎないようにしようと思った……。
おまけ
作者「第4話だ」
一刀「ディケイド激情態やりすぎだろ!」
作者「それ以上に俺がやりすぎだけどな(笑)」
一刀「笑うな!」
作者「まあ今回使ったカードの二枚はオリジナルだ。ぶっちゃけギガントを使っての攻城を書きたかったからこの作品を書いたに等しい」
一刀「なんじゃそりゃ!」
作者「そういえばプレイ動画の時に『肥AI』とかあるんだが、あれの意味がぶっちゃけ分からん」
一刀「……」
作者「上級者プレイしてるんだが、どいつもこいつも野戦を仕掛けてこないんだよな。
まあ全くないわけじゃないんだけど、一騎打ちがなかなかなくてな…。
それじゃあ面白くないからこの作品では無理矢理野戦を入れようと思う」
一刀「脚色だな」
作者「最初にそう書いてるだろ。それとぶっちゃけ勢力滅ぼしはいつも秋山に行ってもらってた。
だが小説ではあまり出ないようにしようと思っている。
そして今日は二本立てだ!
それでは!」
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これはゲームのプレイ状況を主に言いますが、面白くするために小説方式にしてます。
そして内容もまた実際にプレイした時と同じでなく、小説のため脚色をつけておりますことをご了承下さい。