No.152485

東方 白虎幻想入り・第19話

西虎さん

西虎です

最近後輩や同期に、「顔に生気が無い」「疲れた顔してる」
と言われます・・・
あげくの果てに先生にまで言われて・・・・

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2010-06-22 16:53:09 投稿 / 全7ページ    総閲覧数:1194   閲覧ユーザー数:1120

~白玉楼・縁側~

 

前回、俺は肝試しに行ったら妹紅がいた

 

としか言えない、言いたくない

 

そして、俺は縁側で一人、一つの問題にぶつかっていた

 

それは・・・・・

 

白虎「誰に絞ればいいんだ・・・・」

 

女性陣に囲まれている・・・・

 

そう、 流 石 に こ れ は イ カ ン だ ろ う

 

それに里に行くと一部男性陣に嫉妬の眼で見られるのも辛くなってきた

 

が・・・・・・

 

白虎「決められない・・・・・決まらない・・・・・・」

 

これほど優柔不断な自分を恨んだことは無い・・・・・

 

あぁ、答えを出すと、それを否定する答えが出てくる・・・・

 

白虎「・・・・・・・・・はぁ・・・」

 

ため息つくと幸せ逃げるというが、つきたくなるほど辛い・・・・

 

だが、慧音や幽々子も辛い思いしてるんだよな・・・・・

 

白虎「頑張らないとな・・・・・」

 

 

~白玉楼・夕刻・食後~

 

幽々子「白虎、あのね」

 

白虎「なんだ?幽々子」

 

幽々子「明日皆で大事な話があるの」

 

幽々子「出来れば白虎も参加してほしいけど・・・・・」

 

白虎「けど?」

 

幽々子「覗いちゃダメよ?」

 

白虎「あ、あぁ、わかった」(汗)

 

何でだろう、嫌な予感しかしない・・・・

~次の日、白玉楼・居間~

 

 

幽々子「皆そろったわね」

 

妖夢「で、話とは何でしょうか?」

 

慧音「その前に一ついいか?」

 

幽々子「なに?」

 

慧音「何でこのメンバーが呼ばれたんだ・・・・」

 

その部屋にいたのは・・・・・

 

 

幽々子・慧音・妖夢・妹紅・輝夜・にとり・文・レティ・大妖精と

 

白虎争奪戦弾幕バトルに参加していた面々ばかりである

 

幽々子「皆を呼んだのは他でもないわ」

 

文「まさか・・・・・」

 

 

~その頃白虎~

 

橙「すぅ・・・・すぅ・・・・」

 

ぐっすり俺の膝の上で寝ている橙

 

白虎「平和だなぁ・・・・藍」

 

藍「そ、そうですね・・・・・」(橙、羨ましい・・・・・・)

 

紫「一体何を話しているのかしら?」

 

白虎「覗いたら前みたいに怪我するぞ。紫」

 

永林「実はあなたの事だったりしてね」

 

白虎「あんたが言うとホントにそう聞こえるからやめてくれ・・・・」

 

真名「にしても君も罪だよねぇ~♪⑨人のハートを奪ってるんだから」

 

白虎「お前、言われる身にもなってみろ?悲しいぞ?」(涙)

 

真名「だって事実じゃないか」

 

永林「まぁ、事実ねぇ」

 

白虎「ホンットにどうしよう・・・・・」

バンッ!!

 

白虎「うぉ!?」

 

一同「・・・・・・・・・」

 

なんだ?部屋で話してた皆じゃないか

 

何故だろう・・・・全員から殺気を感じる・・・・

 

と次の瞬間

 

バッ!!

 

全員空中に飛んでいきそして・・・・

 

 

天国の両親、俺のこと好きな人たちが最初になんて言ったと思う?

 

凰鬼、今はお前が羨ましい・・・・・・

 

一同「白虎と結婚するのは私よ!!!」

 

藍「う~~ん・・・・」(汗)

 

橙「すぅ・・・・すぅ・・・・・zzz」

 

紫「!?」

 

永林「おぉ!」

 

真名「あ~らら♪」

 

白虎「・・・・・・・・」

 

俺は言葉が出なかった

 

表現するなら(  д )   ゜ ゜である

 

いや、それ以上か・・・・・

 

 

ドドドドドド!バババババババ!!

 

 

幽々子「妖夢!あなた従者でしょ!譲りなさいよ!」

 

妖夢「いいえ!今回ばかりは幽々子様でも譲れません!」

 

レティ「流石に今回は参加せざる終えないわね!!」

 

妹紅「輝夜!あんただけには絶対に渡さない!」

 

輝夜「私も同じよ!妹紅!」

 

慧音「悪いが白虎と結婚するのは私だ!」

 

大妖精「白虎さんは渡しません!!」

 

にとり「白虎は私のよ!!」

 

文「何言ってるのよ!私よ!」

 

 

ボボボボボボ!!

 

 

容赦なく飛んでくる流れ弾幕

真名「不味い!防御結界を・・・・!!」

 

紫「如何しましょう!え~~っと・・・・!」(滝汗)

 

永林「あっはははははwwww」

 

俺は止めに行きたくても行けなかった

 

それは・・・・

 

橙「すぅ・・・・すぅ・・・・zzz」

 

橙が俺の膝の上で寝ていたからだ・・・・・

 

そして・・・・・・

 

藍「ぐぉおおお・・・・」(橙を起こせば自分が・・・・・・しかしそれでは橙が・・・!)

 

俺がここで決まれば終わるのだが・・・・・

 

白虎「・・・・・・・・」(滝汗)

 

スペカは全て射程外・・・・橙が寝ていて俺は動けない・・・・

 

この時俺は優柔不断の自分を死んでもいいと思った・・・・・

 

いっそ霊夢が来れば・・・・・いいわけない!非常に不味い!!

 

白虎「万事休すか・・・・・」

 

とその時

 

紫「ストップ!これ以上暴れられたら困るわ!!」

 

慧音「じゃあどうすればいいんだ!」

 

紫「重婚を認めるから!それでいいでしょう?!」

 

一同「!?!?!?」

 

幽々子「紫、今重婚って・・・・・」

 

真名「マジでか・・・・・」

 

永林「やっぱり白虎は面白いわwwwwあっはははwww」

 

藍「う~~~~~ん・・・・・」(汗)

 

橙「すぅ・・・・・すぅ・・・・・zzz」

 

白虎「じゅう・・・・こん・・・・・だと・・・?」

 

俺は言葉を失った・・・・・

 

つまり、一夫多妻制ってことですか?そうですか・・・・・

 

って・・・・・・

白虎「なぁああぁぁぁああああああにぃいいいいいいいいいい!?!?」

 

紫「何よ!突然大声上げないで、ビックリするじゃない!!」

 

白虎「ビックリするのは俺のほうだ!重婚ってお前!」

 

紫「だって仕方ないじゃない!これ以上暴れられたら幻想卿全体に関ってくるのよ!?」

 

白虎「それに、他の奴がそれを認めると思って・・・いるのか・・・」

 

 

一同「不束者ですがよろしくお願いします・・・・//////」

 

 

OKですか、そうですかって・・・・ん?

 

白虎「文は?」

 

真名「さぁ?今頃新聞でも作ってるんじゃない?」

 

新聞ってまさか・・・・

 

白虎「終わった・・・・俺の人生・・・・orz」

 

その場で各座する俺

 

いや、出来ないんですけどね・・・・・

 

真名「どっちかと言えば始まりだよね」

 

白虎「うるせぇ・・・・」(涙)

 

誰がうまいことを・・・・

 

真名「まぁ、精に強くなる薬は無料であげるから」

 

白虎「お前は俺を慰めたいのか?虐めたいのか?」(涙)

 

真名「両方だけど?」

 

白虎「・・・・・・・・クソウ・・・orz」

~式当日~

 

今にして思えば ど う し て こ う な っ た

 

幻想卿では重婚が正式に決まったし・・・・

 

俺の苗字は馬鹿みたいに長くなるし・・・・・・

 

今の俺の苗字は・・・

 

魂魄・西行寺・白上沢・射命丸・河城・藤原・蓬莱山・ホワイトロック

 

・・・・・なに人だよ・・・・

 

白虎「結婚か・・・・」

 

この歳で結婚とは思いもしなかった

 

ちなみに紫がいうには後から結婚してもOKとのこと

 

 

トントン

 

 

ドアノックの音が響く

 

真名「白虎、もう準備できたかい?」

 

白虎「あぁ、すぐ行く」

 

 

ガチャ バタン

 

 

真名「似合ってるじゃないか♪」

 

てっきり袴みたいなの思い浮かべたが、西洋のウエディングスーツとは・・・・

 

白虎「・・・・・・・・」

 

真名「どうしたのさ?急に黙り込んで」

 

白虎「慧音に会ったばかりの頃を思い出してさ、同じ事言われたな」

 

そう、慧音も俺に似合ってるじゃないかって言ってくれたっけ

 

真名「僕もまさかフラグ全て回収するとは思って無かったよ」

 

白虎「それは言うな・・・・まだ気にしてんだから」

 

白虎「ところで皆はもう先に?」

 

真名「うん。皆奥で待ってるよ」

 

 

 

~式場・扉前~

 

 

白虎「・・・・・・・」(どきどき・・・)

 

真名「何だ、君でも緊張するんだね」

 

白虎「そりゃあ、ねぇ?」

 

真名「ほら、入るよ」

 

白虎「あぁ・・・・」

 

ガチャ・・・・

 

 

おめでとーーーーーー!!

 

アリス「全く、おめでたいわね」

 

レミリア「お、おめでとうだけいっとくわ///」

 

魔理沙「ヒュー!ヒュー!お熱いねぇー!!」

 

霊夢「全く、幸せもんねぇ」

 

早苗「私もいつか・・・・///」

 

鈴仙「・・・・・・///」

 

咲夜「おめでとうございます。白虎様」

 

チルノ「大ちゃん!レティ!おめでとう!」

 

祝福してくれる皆

 

紫「あら、遅かったわね」

 

白虎「・・・・・・・・」

 

俺は思わず見とれてしまった

 

皆のウェディングドレス姿に・・・・

 

紫「さっ、早く契りを交わして」

 

ムードとかそんなの関係無しかい

 

白虎「わかった。誰から何だ?」

 

もうこうなったら誰からでもいいや

 

幽々子「じゃあ・・・・////」

 

白虎「あ、あぁ・・・///」

 

近づく俺と幽々子の距離、そして・・・・

 

 

chu☆

 

 

ヒューー!ヒューー!

 

周りからの喝采

 

慧音「次は私でいいか?////」

 

白虎「わかった////」

 

その後の順番はご想像にお任せ・・・・・

~結婚式その後・白玉楼~

 

 

紫「じゃあ飲んで」

 

白虎「全部飲めと?」

 

紫「大事な嫁の血が飲めないと?」

 

いや、飲めなくはないが・・・・

 

白虎「合わせて約400mlも飲める気がしない・・・・」

 

紫「ちなみに飲むとその種族の血が入るから」

 

白虎「何だと!?」

 

え~っとつまり俺は・・・・

 

亡霊に妖怪に半霊に天狗に河童に妖精に・・・・

 

紫「安心して。原液じゃなくて、薄めてるから」

 

白虎「つまり俺はまだ人間でいられると?」

 

紫「半分だけだけどね」

 

白虎「言うな・・・・・わかってる」(涙)

 

白虎「じゃあ飲むか・・・・」

 

しかし血を飲むことになろうとは・・・・・

 

 

ゴクゴクゴク・・・・

 

~2分後~

 

 

白虎「うぇっぷ・・・・・」

 

紫「お疲れ様。頑張ったわね」

 

白虎「俺で正式に婿として認められたわけだな」

 

紫「えぇ、そうよ」

 

白虎「ところで皆は?」

 

紫「あー・・・・実は・・・」

 

白虎「?」

 

紫「真名が少し血を抜きすぎちゃって・・・・」

 

白虎「まさかそれで貧血になって寝てるってオチじゃあ・・・・」

 

紫「ホントはそんなにそんなに飲まなくてもよかったんだけどね」

 

おいぃ・・・・何してくれてんの・・・・・

 

白虎「もう、今日は寝る・・・・・」

 

紫「ふふふ、おやすみ」

 

白虎「あぁ、おやすみ」

 

 

とりあえず今決まっていることは

 

・苗字は(とりあえず)西行寺

 

・住む場所は白玉楼

 

・他のみんなは自宅で

 

ぐらいだ

 

 

 

明日から大変だな・・・・・


 
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