満月の光に包まれながら生まれでた男児は、人々の愛と優しさ。
そして、厳しさに包まれながら育っていった。
男児の名は、姓を北。名を郷。真名を一刀と名付けられた。
一刀が生まれる数ヶ月前に、大陸に流れた禁忌に近い生まれ方だったが、
人々の中では禁忌の時間帯は昼間だったために、特に問題視されることはなかった。
北家は、代々九卿(きゅうこう)の廷尉(ていい)を任される家系。
【廷尉とは獄を司り、法律の作成と管理。裁判を行う廷尉府の責任者である】
そのため王朝でも発言権と権力を持ち、武の力もかなりの物を所持している。
しかし近年、官位を持つ者の腐敗が目立つようになってからは、北家を目の敵にする者達が増えてきた。
その理由は、北家が他家の権力があろうとも、公正な判断と調査に基づいて裁判を行うからである。
民を食い物にし、私腹を肥やす者達にとって、北家は目の上のたんこぶ。
悪く言えば、邪魔者以外の何者でもなかったのである。
北家といざこざを起こしたくなければ、不正や民の事を考えた政をすればいいだけなのが、人間は甘い汁を一度でも啜ってしまうと、そこから逃れる事が出来難い生き物である。
だからこそ、私腹を肥やす事を止める事が出来ず、何人もの役人が牢に入れられては、高い金を払って釈放されては、捕まる事を繰り返していた。
そんな時に生まれたのが、一刀である。
光は光でも、月光に包まれて生まれた一刀は、一部の人間にとっては禁忌の子である。
一部とは言っても、それは私腹を肥やす、腐敗した役人達にとってだが。
一刀の存在は、公正な判断を行う北家の嫡男。そして、誰もが覚えている一つの予言。
『後に、光に包まれた男児が産声を挙げる。
産声の主は、後に起こる乱世を優しさと力で包み込み、大陸に永久の平和を齎(もたら)すであろう』
乱世が起きるということは、天子の威光が無くなるという事。
つまり、今の自分達の地位は、既に砂上の楼閣となっているのではないか、と。
だが、高位の官位の家で、光と共に生まれたのは一刀だけではない。
ではなぜ、一刀だけが禁忌の目で見られるのか。それは、神童と呼ばれる為である。
物心がついてから少しして、一刀は文字を読むことが出来た。
筆を持つ事が出来ず字を書く事は出来なかったが、読めるのだから書く事も出来ると考えるが普通である。
そして身体能力も、一対一ならいい勝負が出来るだけの力を備え始めていた。
だが悲しいかな。多人数に一人で勝てるだけの力は、備える事が出来なかった。
大人と子供では、体力の限界に差があるのだから当然の事。
しかし、大人達はその事に恐怖を覚えた。
”子供”の時点で、一対一なら大人と対等に戦う力を持っている事に。
しかし、勘違いをしてはいけない。
生れ付き、それだけの力を一刀が備えていた訳ではないのだから。
大人でも耐える事が出来ても、何度もしようとは思えない鍛錬を繰り返す。
自分の体を痛めつけ、体の限界を超えても、意識があり続ける限り立ち上がる。
どうして一刀が、そんな無茶な鍛錬を続けているのか。
それはある夜から、何度も見てきた夢が原因だった。
北家の護衛兵をしている者で、一刀の鍛錬を初めて見た者は聞く。
”どうして今から、そんな無茶をして力を求めているのか”と。
その疑問に、一刀はこう答えてきた。
「七歳の誕生日の夜から、女の人が泣いている夢を何度も夢を見るんです。どこかの川辺で、たった一人で……。本当に悲しそうに。
だから、どうして泣いているのか聞こうとしました。でも足が動かなくて、女の人に近付く事が出来ません。
それに、見た夢はそれだけじゃないんです。沢山の女の人が泣いていました。大切な物を無くしたみたいに。
その夢を見る度に思うんです。もう泣いて欲しくないって。守りたいって。
それが理由です」
そう語る時の一刀の顔は、七歳の少年の顔ではなく。往年の男性が浮かべる様な顔をしていた。
一刀の話を聞いた者は、真剣な一刀の様子と話を聞いてから、バカにするでもなく、一刀の鍛錬を手伝うようになる。
一刀は自分の事をこう思っている
決して自分は神童じゃない。
文字が小さい頃から読めた。だからなんだ。人は勉強をすれば字を読む事が出来る。
自分はそんな人よりも、理解するのが早かっただけだ。
大人と対等に戦う事が出来る。だからなんだ。そんな子供は、探せばいるはず。
自分はこれだけ頑張って、やっと対等に戦えるだけなんだ。
僅か七歳の一刀は、自分の事を過大評価は一度もした事はなかった。
慢心は自分だけでなく、大切な人を傷付ける事だと分かっていたから。
同年代の子供が外で遊んでいる時間を、自分は鍛錬と勉強に費やす事で、少しでも力を手に入れる。手に入れないと、大切な何かを無くしてしまう。漠然とした強迫観念を、一刀は抱いていた。
だから一刀は自分の体を苛め、限界以上に体を酷使しながら鍛錬を続けていた。
両親は、そんな一刀を何度も止めた。そんなに焦らなくても、ゆっくりと力を身に付ければいいと。
だが、数日後に一刀は夢の事を両親に伝える。
その時の一刀は、知らずに涙を流していた。涙を流しながら、自分を鍛えて欲しい。勉学を教えて欲しい。
両親は、真摯な涙を流しながら自分達にお願いする息子を見て、今は止める事が出来ないと感じた。止める事が出来ないならば、一刀が倒れた時に周りに目を向ける大切さを教えよう。そう、心に誓った。
それは一刀の七歳の誕生日から、数日後の出来事。
だが、それから数ヵ月後、一刀は無理も無茶もする事は無くなった。
その理由は、両親の言葉を聞いたからだった。
僅か七歳の少年が、大人でも音を上げる無理を重ね続ければ、倒れない訳がないのだから。
倒れた一刀を部屋に運び、目を覚ました後に両親は一刀に語った。
「いいか、一刀。もうお前を止めたりはしない。だが、これだけは忘れてはいけない。無理と無茶は違う物。無理を重ねれば、いつか肉体はそれに耐える事が出来ずに、壊れてしまう。
無茶はそれよりも質が悪い。体が限界だと叫んでも、意識的にその声を無視し、体を酷使していく事になる。
そんな状態で身に付けた力が、何になる。お前が成長した時に出会うであろう、大切な人を守る事は出来ないぞ」
「そうですよ、一刀。まっすぐに、力を求めなさい。自分の体の声を聞きなさい。周りの人の声を聞きなさい。
あなたの手で救える人は少ないわ。でも、その時にあなた一人じゃないはずよ。
一刀の手から零れたの人は、周りの人が救ってくれる。もちろん、あなたも同じ様に零れてきた人を救うの。
人は一人じゃ生きていくことは出来ない。だからこそ、皆が助け合って生きているの。
でもね? 今みたいに一人で頑張っていては、そうするだけの力も手に入らない。大切な誰かを守る事も出来ないのよ。
今の自分に出来る事を見極めて、それをこなして行く。それが、とても大切な事なのよ」
目を瞑り、腕を組んで語る父。薄っすらと、目に涙を溜めて語る母。そんな二人を見て一刀は、自分が二人を悲しませている事にようやく気付いた。頭を何かで殴られた様にショックを隠せない一刀に、父は頭を撫でながら話を続ける。
「気にする事はない。一刀の見た夢が何なのか、俺には分からない。その夢を見て、一刀がどう感じているのか分かる事も出来ない。だが、泣かせたくない。悲しませたくない。守りたいと感じたのだろ? ならば、私に出来る限りの事はしてやる。力が欲しいのなら、鍛錬をつけてやる。知を学びたいならば、私の知識を一刀に与えよう」
父は優しく、そして力強い声で一刀に語る。
「私も気にしてませんよ。それに、自ら気付いたのでしょ? 今の一刀を見て、私達がどう感じているのかに。でしたら、何もいう事はありません。
あなたは、まだ七歳なんですよ。だから、今は大人である私達に甘えていいんです。あなたが傷つき倒れたのであれば、私が後ろから支えてあげます。心が泣き叫ぶなら、心を抱きしめて安寧を与えましょう。ですから、今はゆっくりと疲れた体を休めなさい。いいですね?」
母も優しく、慈愛の声で一刀を抱きしめながら語る。
両親の優しい心に包まれた一刀は、涙を流しながら何度も頷いていた。
「心配かけて、ごめんなさい……。本当にごめんなさい……」
「気にするな。これからはお前が求める力が手に入るよう、一緒に頑張ろう」
「謝る事なんて、何もありませんよ。さあ、今は御休みなさい」
うん、という言葉と同時に一刀の意識は、ゆっくりと暗い底に下りていく。だが、少しの恐怖も感じなかった。父が自分の傍にいてくれる。母が自分を抱きしめてくれている。それだけで、自分はなんて安心出来るのだろう。
一刀は両親の愛に包まれて、今は疲れきった体を休める為の眠りについた。
「なあ、お前。本当にこれでよかったと思うか? 一刀が倒れる前に止めればよかったんじゃないかって。こんな姿の一刀を見ると思ってしまうんだ」
「大丈夫ですよ。この子は、分かってくれますから。だって、私とあなたの子ですよ? それに、あの時に言っても、きっと一刀は無茶を止めませんでしたよ。だから、少し荒療治ですけど、これで良かったんだと、私は思ってます」
「そうか……」
一刀の父はそう答えると、黙って一刀の顔を見る。その顔は、年相応の寝顔を浮かべていた。だからこそ思う。この子は、もう大丈夫だと。
そんな夫の様子を見ていた母も、嬉しそうな微笑を浮かべ、夫と息子の顔を見ていた。
家族の絆と愛の様子を見ていたのは、夜空に浮かび、淡い光を地上に降り注ぐ月と空だけだった――。
翌日の朝、日の出から一刻後、一刀が目を覚ました。何時もなら感じる倦怠感がなく、気持ちのいい目覚めに一刀は苦笑を浮かべる。
自分は体だけでなく、心にも負担を掛けていた事に気付き、自然と出た苦笑だった。
軽く体を伸ばしてから、床から出た一刀は侍女達や護衛兵に挨拶をしながら、両親が毎朝いる部屋へと向かっていた。昨日まで感じていた張り詰めた雰囲気が消え、柔らかい雰囲気になっていた事に、初めは首を傾げていた。
だが、七歳の誕生日を迎える前の一刀に戻ったのだと気付き、全員が笑顔を浮かべて見送るのだった。
両親の下に来た一刀は、昨日までの事を改めて謝り、これからも自分を支えて欲しい事を願う。その事に、両親も笑顔を浮かべて了承すると、朝食を取るために部屋を移した。
食事を始めてから少しして、父が一刀に話しかけてきた。
何時もは食事中に話しかけ来る事がない父に、首を傾げながら答えた。
「何でしょうか、父上」
「あー、何だ。……まずは一刀、お前は今までどんな鍛錬をつみ、功夫をつんで来たのだ?」
「はい。早朝に起きてから体を解し、四里程走ってからもう一度体を解し朝食をとり、書物を読み勉学に励み、昼食をとってから胃と頭を休めてから、また体を解してから四里程走り、剣の素振りを片手百ずつと両手で百振り、二里程をゆっくりと走ってから体を解し、夕食の後は寝るまで二刻程書物を読んでから、就寝しておりました」
一刀の鍛錬の内容を聞き、両親は開いた口が塞がらなかった。僅か七歳の子供がする鍛錬の内容では、なかったからである。一里とは現在の距離で五百メートルの事であり、四里とは二キロメートル。体を動かす職業に就いていない大人では走りきる事は出来るが、息切れが激しい物になる距離であり、訓練をしている大人でも汗をかく距離である。
それを七歳の子供が走りきり、昼食後はその距離を走ってから計三百も素振りをし、その後に二里も走っている。それを毎日こなしていたと言う。これは明らかに異常な内容。よくこれで、数ヶ月も持ったものだと驚いていたのである。
「か、一刀。本当にそれを毎日していたのですか?」
「はい、母上。何かおかしいでしょうか?」
「おかしいとか、そういうことではなく……。それと、今は私達だけですし、公務時の口調ではなくてもいいのですよ」
「うん、分かった。それで、どうして父上も母上も、そんな顔をしてるの?」
「つまりな、一刀。母さんは、一刀が今までしてきた事に驚いているんだ。もちろん、私もな? 私も一応は武の心得があるのは知っているな? その私でも、そんな鍛錬は毎日したくないぞ」
「そうなの? でも父上は、毎日公務の仕事で忙しいからじゃないの?」
「いや、仕事が無くても、そんな事を毎日はしたくない。大人の私でもそうなのだから、子供のお前では無理や無茶の以前の問題だな。いや、その事に気付けなかった私が悪いのか……」
「あなただけの所為では、ありません。私も気付けなかったのですから、二人の責任です。ごめんなさいね、一刀……」
「あ、謝らないでよ。だって僕が、父上にも母上にも言わないでしていたのが悪いんだもん……」
三人が三人共、謝りあう。それが原因で、場の雰囲気が悪くなってしまった。
このままではまずいと思ったのか、父が口を開く。
「では、全員が悪いということだな。それでだ、一刀の鍛錬の内容についてなのだが。我が北家はの男児には、余り力が付かんのだ。どれだけ鍛錬をこなして功夫をつけてもな。何代か前の当主がその事に気付き、氣の有効な使い方と鍛錬の仕方を書に残したのだ。一刀には、その鍛錬をこれからしてもらう事にしてもらおう」
「あれ? でも、書庫にはそんな本なかったよ?」
何度も通った書庫に、その様な本が無かった事に気付いた一刀が疑問を口にすると、父は当然だと一つ頷く。
「その本は北家でも秘伝の物だ。この屋敷にいる者の全員の目に止まる場所に、貴重な本を置いておく訳がないだろ? 本来なら成人する時に渡す筈なのだが……。まあ、一刀なら大丈夫だ。私が保証する。私達の宝である、一刀ならな」
「また始まったわ……。あなた、お願いですから、家の外でそういう事を言うのは止めて下さいね?」
「何? それはどういう事だ? 一刀は北家の宝。この北狼と北燕の息子なのだ。それを誇って悪いのか?」
一刀の父、北狼の一言に、扉の外で待機している侍女や兵達は苦笑を浮かべる。一刀が生まれてからの狼は、『親バカ』で有名なのだ。子供を大切にしている事は分かるのだが……。
政務中でも関係なく、部下達に一刀がどれだけ可愛く、素晴らしい子供なのか説いて聞かせるのだ。そんな夫を見る度に、燕は頭が痛い思いをしつつも、苦笑だけで済ませている。
夫のいう事は、彼女も思っている事なのだから。口にするか、しないかの違いだけなのだ。つまり、どちらも親バカなのである。
「いえ、それは至極当然の事です。ですが、それを余り口にしないで欲しいのです。一刀を見て下さい、恥ずかしがってるじゃありませんか」
(いえ、母上も父上の事が言えないと思います……)
一刀は知っていたのである。母も家の集まりに行って酒を飲むと、息子自慢を始める事を。その事を護衛に就いていた兵士から苦笑混じりに聞き、一刀は恥ずかしさの余り、顔を真っ赤にしていたのは記憶に新しい。
「むぅ……ならば仕方ないな。――話がそれてしまったな。それで、その書物を食後に渡すので、執務室に来てくれ」
「分かった」
話している間に料理は冷めてしまっていたが、一刀はとても美味しいと感じていた。
何時もと変わらない料理なのだが、気持ち一つで、料理はこれ程美味しくなるのだと、一刀は始めて知った朝でもあった。
朝食後に、一刀は父から渡された書物を読んでいた。その内容は、とても素晴らしい物だった。
「へぇー、父上の言う通り、僕達にはある程度までしか、力が付かないのか。で、それを速さで補うのか。ん? 手と足に小さい重りを着けて鍛錬をすると、速さが効率よく上がる。 重り? ……どんなのか分からないから、これは後で父上に聞こうかな。
あ、武器に関しても載ってる。えーと、従来の叩き斬る形状の物は相応しくない。同じ様に、槍も好ましくない。使うのであれば、直剣が一番好ましい。だが直剣では打ち合った瞬間に、他の武器の重量と相手の力によっては折られてしまう。打ち合うのではなく、相手の力を使い逸らす事が可能な形状の物がいいだろう。軽く、強靭な刃。しかし、これを作る事は現在の技術や鉱石では不可能に近い。……無理かぁ。なんだか、書かれてる剣を知ってる気がするんだけどなぁ……」
書物に書かれている、一番好ましいとされる武器に関して読んでいると、脳裏に何かの映像が浮かぶのだが、靄が掛かった様に浮かぶ事はなかった。
本を渡す時に北狼は、氣の鍛錬は体が出来上がるまでしてはいけない。そう真剣な顔で言っていたので、読んでいなかった。
その日の夕方、北狼に重りについて聞いた一刀は、その足で鍛冶場職人の下に向かった。そこで、鉄を腕輪の形にして重量を変えた物を作って欲しいと頼み込んだ。
職人は、北家の嫡男である一刀の頼みとあって、優先的に作ってくれた。
次の日には完成していた重りを着け、一刀はゆっくりと堀の外周を歩いていた。書物に、初めの頃は走ってはいけないと書かれていた為である。
その理由は分からなかったが、先祖の言であり、もう両親に心配を掛けたくないからと、書物に従う事にしたのである。
歩き始めて一刻後、どうして走ってはいけないと書かれていたのか、一刀は身に沁みていた。
「どうしよう……動けない……」
一刀が手足の首に着けた、重りの重量は一両(37.5グラム)。軽いと思うかもしれないが、それは大きな間違いである。筋肉の疲労と同時に、重さが何倍にも感じる様になっていくのである。
(作者も昔これでトレーニングをしていましたが、調子にのって1kgの物でした時に、本当に動く事が出来なくなりました) 棒立ちの状態である意味休憩してから、少し筋肉の疲れが取れたので、重りを外して洛陽へと帰っていた。その背中を見た者は、漂う哀愁を目にしたとか、してないとか。
しかし、この鍛錬を地道に続けた一刀は、一瞬にして最高速度に到達する瞬発力。それを持続させる脚力を。しなやかな斬撃と、相手の力を逸らす事が出来る伸縮に富んだ腕力を手に入れる事が出来た。
効率的な鍛錬方を学び、それを続けていた一刀は九歳になっていた。
そして、この年。一刀は五人の少女と邂逅する事になる。
外史の歯車は、ゆっくりと回り始める。
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お読み下さって、ありがとうございます。
これは転生物になりますので、原作キャラを生かす様に書くつもりではありますが、もしかしたらどこかでおかしな事になるかもしれません。
(既に、一刀が原作とかけ離れた存在になりつつある? ですが、鍛錬の結果なので、チートとは違うと思います。……違うといいな)
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