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真・恋姫†無双 天の御遣いと紅き武者 第五話 拠点√一刀編

FULIRUさん

真・恋姫†無双 天の御遣いと紅き武者 第伍話です
初めての拠点です。あまり上手く書けてないかもしれません
一刀編という事で、今回の主役は一刀君です
面白いと思って頂ければ嬉しい限りです

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2010-04-01 00:42:59 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:3073   閲覧ユーザー数:2659

 どうも、FULIRUです

 

 真・恋姫†無双 天の御遣いと紅き武者 第伍話 投稿させて頂きました

 

 今回は一刀編です

 

 正直、ネタが無くて困り果てた結果・・・すこし残念

 

 それでも、面白いと思って頂ければ嬉しいです・・・。

 

 それでは、駄文ですが・・・楽しんでいってください。 どぞ

 拠点√華琳 「一人の少女として」

 

 青く澄んだ空の下、華琳と一刀はお互いの休日の予定を確認し買い物に城下に来ていた

 

 「一刀、今度はあの店がいいわ」

 「・・・まだ買う気?」

 

 一刀の腕には華琳の買った数々の品がタワーを作っていた

 

 「当然でしょう? 久しぶりの買い物だもの、沢山買わないとね♪」

 「・・・ハァ。(カッグリ)」

 

 一刀は荷物を抱えたままうな垂れ、華琳はえらくご機嫌だった

 

 「そうね・・・此の本なんてどうかしら?」

 「俺が軍略関係の本を読むのは良いけど、少し難しくないか?」

 「そうかしら? これでも入門編よ?」

 「・・・勘弁してくれ」

 

 そう、夜行の地位が決定した後

 同じ天の御遣いである一刀にも、少しは軍略を知る必要が有った

 戦場において、一刀の臨機応変に隊を指揮できる一刀の統率力は

 軍を抜いて優秀だ、と夜行に評価されたのだった。

 

 そのため、軍略を少しでも知っておいて損は無い

 と、いう皆の賛同を得た夜行は華琳に其の意見を提案した。

 

 「・・・さて、本はこれくらいで良いでしょう」

 「随分多いな・・・しかも、分厚い」

 

 一刀用の軍略本は辞典並みの分厚さをもっていた・・・

 

 「さて、もうこんな時間だし何処かで食事にしましょうか?」

 「ん・・・。 何処が良いかな?」

 「そうね・・・新しく出来た料亭があったはず、其処にしましょう」

 「了解」

 

 一刀と華琳は其の料亭へと、足を向けた

 「・・・華琳」

 「何かしら?」

 「どうして今日はそんなに積極的なの?」

 「・・・何がかしら?」

 「・・・やけに近くないですか?」

 

 そう、華琳は珍しく一刀の腕に自分の腕を組んでかなり密着している

 機から見れば、其れは紛れも無い逢引・・・デートのようなものだ

 

 「そうね・・・確か此処らへんのはず」

 「流すなよ・・・」

 「あったわ、行きましょう 一刀♪」

 「あっ、コラ。 引っ張るなって・・・荷物が(汗)」

 

 ズルズルと引っ張られる一刀は荷物のタワー崩壊を免れるため必死だった

 対する華琳は普段の彼女と違い、一人の少女として一刀と触れ合っていた

 

 「・・・? 一刀と華琳ではないか」

 

 其処には・・・運命の悪戯か、夜行が居た

 

 「あら? 貴方がどうして此処に?」

 「簡単な事だ。 小遣い稼ぎさ」

 

 そう、夜行は此の料亭で自分の料理がどこまで通じるか

 そして、路銀が欲しくなったために、腕を揮っていた

 

 「さて、立ち話もなんだ。 空いてる席へどうぞ」

 「そうさせてもらうわ♪」

 「・・・一刀」

 「何?」

 

 夜行と一刀は華琳にバレないように耳打ちをしていた

 

 「今日の華琳はご機嫌じゃないか?」

 「そう見える?」

 「それ以外に何に見えると言う?」

 「・・・だよねぇ~」

 

 今日の華琳は異常とも言えるほど上機嫌であった

 普段なら、覇王たる華琳が地面を蹴ってスキップなんてするハズがない

 

 「・・・まぁいいさ。 注文があるなら呼んでくれ」

 「了解」

 「一刀~? 早く来なさ~い!」

 

 華琳が大声で一刀を呼ぶのも珍しい

 今日の夜行は良いものを見たような黒い笑みを浮かべていた・・・

 

 夜行の料理は、流石とも言えるほど美味かった

 此の料亭が評判になるのも頷けた二人が此処に居た

 食事を終えた二人は、偶然通りかかった春蘭と秋蘭に荷物を預けて

 再び出かけに行った、その間一刀は夜行に度々茶化されていた・・・

 この後の彼等は、買い物・・・というより、もはや遊び 逢引だ

 華琳による屋台巡り(潰し)や、(華琳の)下着選び等々

 

 一刀は散々引っ張りまわされた

 

 そんな中、木陰で一刀達が休んでいると・・・。

 

 「あ! 曹操様だ~!」

 「御遣い様も居るよ~!!」

 

 遊んでいた子供達が寄ってきた

 

 「あら? 良く私が曹孟徳と気づいたわね?」

 「だって、荀彧先生が教えてくれたんだよ~! ね~?」

 「「「ね~~~~?」」」

 

 そう、子供達は桂花が開いている私塾・・・

 一刀が発案した学校に通っている生徒なのだ

 そこで桂花は必ずと言って良い程、華琳の良さを生徒達に伝えている

 

 そのため、華琳の良さは子供達の中では憧れでもあったのだ

 

 その学校に発案者の一刀が何度か視察に訪れた結果

 一刀は次第に子供達と仲良くなっていったのである。

 

 「そう・・・桂花には今度、ご褒美をあげないとね♪」

 

 華琳はそんな中、艶やかな笑みを浮かべていた

 

 「御遣い様~、遊ぼう~?」

 「「「遊ぼう~~?」」」

 「分かった、じゃあ何して遊ぼうか?」

 「かくれんぼ!」 「鬼ごっこ!」

 

 子供達は一刀を引っ張っていった

 

 「曹操様も入る~?」

 「「「入る~?」」」

 「ええ、私も混ぜてもらおうかしら♪」

 「えぇ!? 華琳も!?」

 「何よ! 何か問題ある?」

 「否、無いけど・・・」

 「なら、いいじゃない?」

 「了解」

 

 華琳の言葉に一刀は自分の耳を疑った

 あの華琳が、子供達の相手をするとは誰も予想するハズがないだろう

 そんな事を考えているのにも関わらず、華琳は子供達とじゃれ合っていた・・・

 

 夕暮れ  空が真赤になった頃

 華琳は遊び疲れたのか、一刀の背中で寝ていた

 

 「まったく、覇王様もあろう者が・・・。 この様か」

 「・・・・スゥ スゥ 」

 

 一刀はそのまま華琳を負ぶって城に帰っていった・・。

 遥か遠くの地平線に沈む太陽は唯、真赤に燃えていた

 拠点√凪 「不器用だけど・・・」

 

 凪と一刀はいつも通り警邏に出ていた

 

 「今日も快晴! 警邏日和だ!!」

 

 一刀はそう叫びながら警邏に励んでいた

 

 「・・・隊長、随分とご機嫌ですね」

 

 凪はジト目で一刀を見つめていた

 

 「いやだって、警邏の日に雨なんて嫌じゃん?」

 「それは・・・そうですが」

 「・・・? 何か問題あるのかな?」

 「隊長はもう少し、隊長らしい威厳が必要かな・・と」

 「・・・・・・・・ップ」

 「な! なんで笑うんですか!!」

 

 凪は赤面し、一刀に怒鳴った

 其れを見た警邏の一兵卒は、少し混乱していた

 

 「凪、皆が怯えているぞ?」

 「あ・・・申し訳ありません」

 

 凪はバツが悪そうな顔しながら一刀に頭を下げた

 

 「いや、俺も悪いんだから。 ごめん」

 

 一刀も凪に頭を下げた

 

 「だけど、凪も同じ事を言うなんて。 少し驚いてさ」

 「・・・同じ事?」

 「夜行もさ・・・よく似た事を俺に言った事があるんだ」

 「夜行将軍が?」

 「うん・・・えっとね」

 

 一刀は、自分が初めて夜行に出会った日の事を凪に話した

 其の話には流石の凪も苦笑してしまった

 

 「驚きました、夜行将軍がそんな事を・・・」

 

 実際、少し砕けた夜行が第一印象の凪には信じがたい話だ

 

 「本当だよ? 嘘だと思うなら夜行に聞いてみると良い」

 「・・・はぁ」

 「それでさ、夜行にも言ったけど、凪にも言おうかな」

 「・・・え?」

 「凪も、もう少し砕けたほうが可愛いよ」

 

 一刀は満面の笑顔で凪にそう言った

 

 「なっ! そんな!・・・」

 

 凪は当然・・・。 顔を真っ赤にし一刀から顔を背けた

 

 「自分は・・・その、えっと、砕けても可愛くありません・・・」

 

 凪は消えそうな声で、顔を俯けながらそう言った

 

 「そんな事ないって、凪は可愛いよ」

 「・・・そんな」

 

 そんなやり取りを見た北郷隊の兵は・・・

 

 「さて、隊長と楽進様があんな感じだし、

  長くなりそうだから俺達だけで警邏を続行するか!」

 「「「応!!(笑)」」」

 

 思いやりがあり、空気が読める兵達はこうした日々を送っていたとさ・・・

 凪と一刀が気づいた頃には、警邏の殆どが終わっていて

 一刀が頭を下げた、という事は言うまでもないだろう

 

 「申し訳ありません・・・隊長」

 

 凪はドンヨリとした顔で一刀に謝罪した

 

 「・・・いや、俺が悪いんだし。 謝らなくてもいいよ」

 

 流石に一刀も今回の事は身に染みたようで、反省していた

 警邏を続行した兵達は唯、豪快に笑っていて

 一刀と凪は赤面し悶絶していた

 

 「あの・・・隊長」

 「・・・ん? 何?」

 「私も・・・笑えば可愛い・・・・ですか?」

 「勿論」

 「・・・即答ですか」

 「当然だよ! それに、さっきの質問は、愚問だよ」

 

 凪はこれまで、己が武を極めひたすら特訓を続けていた

 そのためか、女の子らしい事をした覚えも

 可愛いと言われた覚えもない

 

 そんな凪に一刀は・・・

 

 「夜行にも言ったけど、凪にも言おうかな?」

 「何を・・・ですか?」

 「変わる 変わらないかは、凪 君が決めるの」

 「・・・変わる・・・事」

 「そう、何時までも自分は可愛くないと思っていたら

  本当に可愛くないまま過ごしちゃうよ?」

 「しかし、自分には自信が無いです」

 「なら、俺が保障しようか? 凪は可愛いって」

 「本当に自分は、変われると思いますか・・・?」

 「もちろん!」

 

 一刀は当然の如く即答 凪は其れを見て苦笑しながら

 

 「・・・それでは、不器用ながら頑張ってみます!」

 

 凪はそう言うと今出せる「笑顔」を出し尽くしていた

 

 次の日に、沙和や真桜に

 「凪ちゃん、何か可愛くなった!!」

  と、言われたのは又、別の話・・・。

 そして、どこぞの覇王様が興奮していたのも別のお話・・・

 拠点√春蘭、夜行 「特訓だよ!? 全員(?)集合!!」

 

 中庭にて、春蘭と夜行が仕合をしていた

 

 「ハァァァァァァァッ!!」

 「動きが! 単調!」

 「グハァッ!!」

 

 春蘭は夜行に一撃を受け止められると、回し蹴りを直に喰らった

 

 「・・・また、負けた!」

 「だから、単調だと言うに・・・」

 「・・・ん? おぉ!北郷ではないか!」

 「ん? あぁ、一刀!」

 

 偶然通りがかった一刀は、春蘭と夜行に捕まった

 

 「えっと・・・何かな?」

 「北郷! 特訓だ!」

 「・・・随分と話が飛躍したな」

 

 春蘭は目を輝かせ、夜行は呆れた・・・否、諦めたような溜息をつく

 

 「まずは、話をまとめてくれ、夜行」

 

 夜行が話すに、春蘭は強くなりたい

 そのために、夜行と仕合をしていたが中々強くならない

 ならば、特訓しよう! と、いう事らしい

 

 「・・・で? なんで俺が付き合う?」

 「単純だ、春蘭が数が多いほうが強くなると思っているらしい」

 「・・・無茶苦茶だろ」

 「安心しろ、お前も特訓して強くなる事も計算済みだ」

 「俺もか!?」

 

 これも、夜行曰く「都合が良い」だそうだ・・・。

 夜行の狙い通り、一刀が蒼穹で春蘭に突っ込んで

 夜行が、雪姫で支援する。 たまに夜行も夜影で突っ込んでいく

 

 そんなやり取りが続く中で、季衣と流流が何故か混じり

 

 更には、凪 秋蘭 華琳・・・と、この特訓に参加していった

 

 特訓とは違う、例えるなら、此れはもう『大乱闘』

 観客には 桂花 沙和 真桜 が居て何かと楽しく観戦していた

 

 結局、華琳率いる女軍団vs夜行&一刀の大乱闘になり

 

 一刀は内心泣いて奮闘していた

 

 夜行も変な形にスイッチが入ったのか、楽しんでいた

 

 女軍団では、凪を除く皆が華琳のご褒美目当てで奮闘していた

 

 割り当てでは、一刀vs凪 季衣 流流 で

        夜行vs春蘭 秋蘭 華琳 と振られた

 

 

 この日、一刀は修羅を見て、成長した。

 夜行は久しぶりに良い汗を流したと満足し

 

 華琳達は・・・夜行の恐ろしさを見て震えていた とさ

 

 何があったというのは秘匿事項

 観客の皆曰く「将軍が黒かった・・・」だ、そうです

 あとがき

 

 どうも、FULIRUです

 

 初の拠点、楽しんで頂けたでしょうか?

 

 正直、ネタが無くて困惑しました。

 

 つまらないと気分を害した場合は申し訳ありません

 

 次の夜行編で、汚名返上 名誉挽回を成してみせます

 

 それでは、皆さん御機嫌よう、さよなら~


 
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