No.128828

闇姫無双 10

護衛さん

駄文&ノープラン第10弾
ついにきましたねぇ10回目
まぁちゃっちゃと話進めましょう

2010-03-08 11:38:29 投稿 / 全8ページ    総閲覧数:8645   閲覧ユーザー数:6997

俺たち劉備一行が平原郡にあるこの城に来て

数ヶ月経ったある日その誘いは突然来た

『田舎の董卓が帝をかどわかし、洛陽の地で悪政をし、民を虐げてる。この事実によって我々は反董卓連合を設立する。民を思うもの、帝を思うものは集え、我らが正義で悪を打ち滅ぼそうぞ』

一刀「ってなんだこれ?」

雛里「はい、今朝届いたものなのですが、なんでも董卓という人が帝の権力を使ってやりたい放題してるらしく・・・」

愛紗「してるらしいとは、事実ではないということか?」

朱里「はい、そもそも董卓さんが出てきたのはついこの間なのに、こんな物が出回るのに都合がよすぎるかと」

桃香「でも、悪政してるなんて許せない!」

一刀「桃香の言うこともわかるが・・・・悪の董卓、正義の連合か・・・」

兵「失礼します!」

愛紗「何事か!軍儀中だぞ!」

兵「はっ!しかし、北郷様にお目通りを所望する者が・・・」

一刀「愛紗、いいよ。で、その人の名は?」

兵「はい、趙子龍と名乗って降りますが・・・」

桃香「星ちゃん!?」

一刀「わかった。ここにつれてきてくれるかな?」

兵「はっ!」

兵は急ぎ王座から出て、星を案内しにいった

朱里「あの・・・その、子龍っていう方は・・・?」

桃香「えっとねぇ・・・・」

?「お久しぶりです。北郷殿」

兵に連れられ、星が入ってきた

兵には下がっていいと、目で合図し、星に向き合う

一刀「星、久しぶりだね」

星「ええ、お久しぶりです。北郷殿」

一刀「それで?何のようかな?」

星「はい、私はこのたび白連殿から暇をもらい、ココまできたのですが」

一刀「路銀が尽きたから仕官しにきたと?」

星「おや、ばれておいででしたか・・・しかし、私はもうどこへも行く気はありません」

一刀「っていうと?」

星「私は、アナタの元で武を振るいたいのです。どうか、私を戦列に・・・」

一刀「本気なのか?星」

星「冗談で主を選ぶほど、私は粋狂ではありませぬぞ」

一刀「本気みたいだね。なら、趙子龍!」

星「はっ!」

一刀「お前は何のためにその武を振るうか!?」

星「我が武は、主の下に集う民を守るために!」

一刀「ならば、主が道に迷い、悪の道へ入り込もうとした時は!?」

星「私がそうさせません!しかし、もしものときは」

一刀「もしものときは!?」

星「我が槍で自分もろとも貫いて見せましょう!」

一刀「それが、お前の覚悟か!趙子龍!!」

星「それが、私の覚悟でございます!」

一刀「お前の覚悟、しかと聞き届けた」

俺と星の声だけが響く、この部屋で一種の儀式が行われてる

星「ならば、北郷殿、いや、北郷一刀殿」

一刀「申してみよ」

星「ならば・・・アナタの望む世界、理想、想い。私の前に示してくだされ」

一刀「わかった。俺の望む世界・・・それは、餓えや争いのない世界に!」

一刀「理想は誰しも手を取り合って生きていける世界を!」

一刀「俺の想い、それは!民を想い、民と共に生きていくことだ!」

星「しかし、アナタの求める世界は聞くには美しいが、ソレが本当に可能とでも!?」

一刀「確実とは行かない、けれどソレを求めて励むことを忘れなければ!」

星「その理想に我が武は必要ですか!?」

一刀「ぜひ、俺と共に平和の世界を!」

星「わかり申した、ならば趙子龍。コレより北郷一刀の矛となり敵を打ち砕くことをここに」

コレにて俺と星の儀式が終わった

二人とも自分の想いをぶつけ合い、納得してから星は陣営に参加した

一刀「それじゃぁ、星も加わったことだし最初から吟味しようか」

一刀「二度手間だけど、いい?皆」

愛紗「はい、私は問題ありません」

鈴々「鈴々もいいのだ」

桃香「私もいいよ」

朱里「では、最初から話しますね」

一刀「って事なんだが、問題は連合に参加するか、しないかなんだよな」

朱里「それなんですが。現状参加せざる終えないかと」

雛里「私たちはまだ、弱小でしかありません。それに民に流れてる風評で参加でしか」

一刀「風評?どんなのだっけ?」

愛紗「ご主人様・・・」

星「私が聞いたものでよろしければ「たのむ」・・・では」

星「天から舞い降りた御使いと共に大徳を持って、世を平和に導く正義の劉備軍でしたかな」

一刀「そんな風評が・・・不参加にしたら、民が迷うか」

桃香「でも、私は参加する。民に虐げてるなんて許せない」

鈴々「鈴々もお姉ちゃんと同じなのだ」

愛紗「私も桃香様に同意ですが、お前たちは違うのか?」

朱里「私も桃香様と同じですが・・・」

星「誰かが反論しなければ、変な方向に行ってしまうのではないか?」

愛紗「そうか・・・そうゆう・・・・もの・・・・なのかもしれぬな」

桃香「それじゃぁあとは・・・ご主人様だけだよね」

桃香が期待を込めた目で見てくる、みんなの心はすでに決まっている・・・・か

一刀「わかった、俺たちは連合に参加する!」

朱里「では、この期日に間に合わせるためには、すぐに準備して出発しなければ」

一刀「なら、兵は愛紗、鈴々、星で!」

三人「「「はい」」」

一刀「兵糧は朱里、雛里は朱里の補助を」

二人「「はい」」

桃香「なら、私は何をすればいいの?ご主人様」

一刀「俺と桃香はできることを・・・ね」

一刀「では、各自準備を!」

『御意』

おまけ

俺は桃香と離れ、一人城壁にいた

一刀「ってことになったんだけど・・・・どう思う?」

一刀「そっか・・・・なるほどね・・・・で、そっちは?」

一刀「そっか、そうゆう子なのか。悪政とかは・・・?」

一刀「・・・ないか、―――はどう見たの?」

一刀「・・・うん・・・・・うん・・・・そう・・・・」

一刀「君がココにいるってことは・・・?」

一刀「そうか・・・・なら、少しの間影の協力者ってことにしても・・・・いいかな?」

一刀「そっか、ありがとう」

一刀「ええ!?それって君の真名だよね?いいの俺なんかに・・・」

一刀「ありがとう、よろしくね―――」

愛紗『ご主人さまー!どこですかー!?』

一刀「呼ばれてるか・・・・はい、これ。今回の行軍順路と目的地」

一刀「うん・・・でも、無理しないでね」

一刀「そんなことないよ。それじゃぁ俺は行くね」

一刀「また後でね、―――」

あとがき

ついにきました董卓編

記憶があいまいなのでおかしなところがありますがね

それでも見てくれる方には頭が下がります

ところで、おまけはほぼ一刀オンリーですがちゃんと相手いますよ

相手に関してはご想像にお任せします

では、また次回お会いしましょう


 
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