No.126745

闇姫無双 5

護衛さん

駄文&ノープラン第5弾
今回は若干時間飛んだ跡話進めます

2010-02-26 08:40:51 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:9062   閲覧ユーザー数:7179

愛紗がアレを売ってきた路銀をすべて使い

偽装兵を約500人ぐらい連れて

桃香の友がいるという城にやって来た一刀たち

門番「止まれ!何用でここへきた」

愛紗「はい、ココを治めてる公孫賛が義勇兵を募っているのを聞き、参戦したく参ったのです」

門番「ならば、後ろのものたちは義勇軍とし見てよいのだな?」

愛紗「はい、僭越ながら公孫賛殿にお目通りをお願いしたく・・・」

門番「あい、わかった。しばし待たれよ。だれか!「はっ」」

門番の掛け声と共に一人の兵が城の中に消えていった

それからしばらく待っていると

公孫賛「おー、桃香じゃないか、元気にしてたか?」

桃香「白蓮ちゃん、元気にしてたよ」

公孫賛「ここじゃあなんだし、中にはいったらどうだ」

公孫賛の案内で玉座のある何やら広いところに着いた

公孫賛「それで、ただきた訳じゃないよな?」

桃香「えっとね、白蓮ちゃんが義勇兵を募ってるのを聞いて力になれないかなぁ~って思って」

公孫賛「そうか、正直な、兵は着てくれるのだが兵を束ねる将がいなくて困っていたところだ」

桃香「そうなんだ、だったら役に立てるかな・・・・」

公孫賛「ところで桃香、後ろにいるのは兵か?」

桃香「そうだよ」

公孫賛「ふ~ん、で?」

桃香「で?ってなにかな?」

公孫賛「実際の兵は何人くらいいるんだ?」

桃香「それはね・・・・まだいないの」

公孫賛「ほぉ~、まだいないのか・・・・いない!?」

桃香「でっでも、愛紗ちゃんも鈴々ちゃんもすっごぉぉぉぉぉぉく強いんだよ」

公孫賛「桃香の言うこともわかってやりたいがそれだけじゃぁ、太子はやっていけないんだよ」

?「おや?伯桂殿とあろうものが、お二人の強さをわからぬとは・・・・先が不安ですな」

公孫賛「趙雲!ならば趙雲は二人の実力がわかると?」

趙雲「いかにも、この者たちからは私と同じ志がうかがえますな」

愛紗「そういう、おぬしもまた我らと同じ志があるとお見受けするが・・・」

趙雲「申し送れた、私は姓は趙 名を雲 字を子龍という、以後お見知りおきを」

愛紗「ならば私も名乗らなければな、私は姓を関 名を羽 字を雲長と申す」

鈴々「鈴々は姓を張 名を飛 字を翼徳というのだ」

桃香「私はね、性を劉 名を備 字を玄徳っていうの、よろしくね」

趙雲「こちらこそよろしく願いまする」

ここで趙雲が気がつく

すでに空気のようになっていた俺と公孫賛に

趙雲「して、そちらの御仁は?」

一刀「俺は北郷一刀、一応桃香たちの主をやっている。よろしく常山の昇り龍こと趙雲」

趙雲「なんと、私の通り名を知っておいでとは・・・・こちらこそよろしくお願いしますぞ、北郷殿」

公孫賛「おーい、私のことを忘れないでくれ。えーっと、私も名乗らなければな・・・・「皆知っておるから不要でしょう」おいおい」

公孫賛「とりあえず、桃香たちは客将として働いてもらう、これから頼むぞ」

それから俺たちは愛紗、鈴々は軍事を

俺と桃香は政務を手伝うことに・・・・なったんだが

一刀「なぁ、愛紗」

愛紗「なんでしょうか?ご主人様」

一刀「これ、なんて読むんだ?」

今まで会話ができていたから気がつかなかったが・・・俺、字がわかんないらしい

そのため俺が使い物になるまでは桃香に頑張ってもらうしかなかった

俺は城にいる文官の人たちに字を教えてもらい、簡単な政務ならこなせるようになっていたころ

一刀「・・・・っと、これで今日の分は終わりかな」

与えられた仕事をちゃっちゃと片付けて、桃香の様子を見に行こうとしていると

ドタドタドタドタ

鈴々「お兄ちゃん!」

一刀「やぁ、鈴々。今日も元気だね」

鈴々「もちろんなのだ・・・てそれどころじゃないのだ!」

一刀「何か急ぎごと?」

鈴々「お兄ちゃん、鈴々と仕合してほしいのだ」

一刀「いいけど・・・・今は愛紗や趙雲がいるじゃないのか?」

鈴々「鈴々はおにいちゃんがいいのだ!」

一刀「わかったわかった。それでどこにいけばいいんだ?」

鈴々「こっちなのだ」

鈴々に引っ張られ中庭に着くと、そこには愛紗はもちろん趙雲に桃香もいた

一刀「どうしたんだ?」

趙雲「いやなに、この二方が敵わなかった北郷殿の力がみたくてな」

趙雲がそういう傍ら、愛紗が申し訳なさそうな顔をしていた

愛紗「すみません、ご主人様。つい口を滑らせてしまって・・・」

そういうと愛紗は何度も頭を下げてくる

一刀「愛紗もういいよ、でも俺の力なんて誇れるものなんかじゃ・・・」

趙雲「それは、やってみなければ」

そういって訓練用のやりを投げ渡してくる

趙雲「さて、参ろうか!」

俺がやりを受け取ったと見た途端激しい連続突きを仕掛けてくる

ソレを俺は手に持っていた槍を使い必死に防御する

趙雲「防御だけでは、私に勝てませぬぞ」

攻撃を仕掛けさせようと挑発してくるも、俺は攻撃を耐えるだけ

それより防御に回ったことで手がしびれ握っているのも精一杯な状態だ

加熱する趙雲の攻撃に足が耐え切れなくなりバランスを崩す

趙雲「これで!」これまでで最速の突きが放たれる

しかし、俺はソレを待っていた

全身の力をその一撃にかけていた趙雲にとってこの技は防ぎようがないとわかったから

俺は手に持っていた槍を捨て、槍を受け流すように趙雲に近づき そして

彼女の勢いを殺さないように背負い投げた

趙雲「!?」

彼女は何が起きたのかわかるころには決着がついた

仕合をしていた場所より遥か離れた場所からヨロヨロとこちらに歩いてくる趙雲

趙雲「参りました。まさかあのように避けられるとは」

笑顔でなにやらすっきりとした顔で言っているが その姿に少しばかり違和感を覚える

一刀「俺の思い過ごしかも知れないが・・・・趙雲「星とお呼びください」星はわざとあの攻撃を?」

星「おや、それすらもばれてしまいましたか、さよう北郷殿が中々仕掛けてくれぬのでな・・・」

一刀「そうか、その・・・怪我とかはない?大丈夫?」

星「なに、あれしきのこと飛ばされたときには何が起きたかわかりませんでしたが、見ての通り、怪我一つしておりませぬ」

一刀「よかった」

その会話を聞いていた愛紗と鈴々は膨れ 桃香だけが頭に?を浮かべていた

おまけ

この前の仕合のあと愛紗と鈴々に散々稽古をつけてほしいと追いかけられ、ソレを見ていた星も参加して追いかけられ、最後には3人といっしょに仕合をした後のことだった

星「それにしても、お強いですな、北郷殿は・・・・」

一刀「そうかな?でも一対一だから何とかなってるようなものだよ、実際」

愛紗「そのようなことありませぬ」

鈴々「お兄ちゃんが強くて鈴々はうれしいのだ」

星「して、北郷殿「なに?」北郷殿はどのような獲物(武器)をお使いで?」

星のひと言でその場が冷たくなるのがわかる

一刀「えっと・・・実は・・・」

星「実は?」

一刀「実は・・・俺に獲物はないんだよ・・・・ほしいけどね」

星「なんと!?しかし、ほしいということはなにやらめぼしはつけておいでか?」

一刀「そうだな・・・・剣は昔使っていたけど俺には合わなかったし、しいて言えば槍や鉾といった長物かなぁ」

そこまで言ってはっと気づくがすでにとき遅しだった

愛紗、鈴々に星が目を輝かせながらこちらを見ていた

愛紗「でっでは、ご主人様はその、えん月刀などはどうでしょうか?」

鈴々「愛紗ずるいのだ、お兄ちゃんには蛇矛を使ってほしいのだ!」

星「なに、槍も捨てたものではないですぞ」

目を輝かせた三人がじりじりと互いをけん制しながら近づいてくる

一刀「えっと・・・ほっほら、ちゃんと使ってみないと判らないものだから・・・ね」

必死にその場を逃げるための言い訳を言うも、自分で何を言っているかわかっていなかった俺はとんでもないことを言っていた

『ちゃんと使ってみないとわからない』つまり、気に入ったらそのものを使うという意味だ

そして俺は訓練があるたびに三人に迫られて逃げていた

俺は学習した、口は災いの元ということを・・・・

おまけ2

俺の武器について三人に説明してから一週間がたったある日のこと

なにやら俺宛らしき文が届いたそしてその内容は・・・・

猪武将さん・・・・おぬし、戦斧を使ってみないか?あれはいいぞ、戦うにはもってこいの武器だ

某神速さん・・・・なんや、武器探しとるみたいやけれども、悪いことは言わん、えん月刀にしとき

某武神さん・・・・ ・・・・・戟いい・・・・恋と・・・・いっしょ・・・・・

某覇王さん・・・・ アナタに使いこなせるかわからないけど、参考程度に使ってみてはどうかしら?(図付)

カラクリ好きさん・・・・ うちの獲物は螺旋槍ゆうやけれど、よかったらうちがもう一本作ってやろうか?

とある武将さん・・・・あの、私の使ってるこれ(図付)も中々いいものですよ

馬好きの姫さん・・・・えっと、十字槍も使ってみないか?その、たとえばだよたとえば・・・

馬好きの従姉妹さん・・・・ あはは、姉様ったら・・・えっと、蒲公英が使ってる槍もどうかなって・・・

南蛮大王?さん・・・・みぃが使ってる獲物をつかってみないかにゃ?使いやすさはみいが保障するにゃ

・・・・・なんだこの内容は、よくよくちゃんと見てみるとどれも槍や戟など一般に長物と呼ばれる分類の武器に関しての推薦のようだった

一刀「たしかに、長物がいいとは言ったが・・・・そうだな、弓なんかも捨てがたいけど昔使っていた剣もいいかもな・・・・やっぱりそう簡単に決められないや・・・・・いざとなったら無手でも・・・・」

一人部屋でつぶやいていたが、その後なぜか弓に関しての推薦の文が届いたり

剣と分類される双剣や大剣までもが届いた

最後になにやら今までと違った文が届き、そこには・・・・

銀髪の少女「私は気を使う武人ですが、武器は己の拳や足です。そのアナタ様も私といっしょに・・・・」ここで文章は終わっているが、最後に名前らしきものが書いてあった

・・・・私の名は『凪』と申します・・・・

俺は最後にソレをみて頭を抱えた・・・真名だけを書かれても誰だかわからないからだ・・・

あとがき

いやー暴走するのは楽しいです

一部好評だったおまけを頑張って2個作りましたが・・・・おかしいでしょうか?

元ネタは(名前忘れました)が確か同じような展開があったような・・・・

気になる方は探してみてください

元ネタ情報(うろ覚え)・・・・星「主はどのような武器を御使いになるのですか?」

            北郷(だったような)「そうだな、槍なんかもいいかもな・・・・・」

はい、大体がこの流れとなっております、スミマセン半端で

さて、次回は初の拠点を書きたいかと・・・・そこで質問です 今まで出た方で見てみたい方いますでしょうか?

コメントに書いてくれますと大変ありがたいです

PSエン月刀が変換できなかったのでコメントみて納得してください


 
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