No.117387

真・恋姫†無双 ~ディケイド~ 第三話

お待たせしました!3学期の高2の生活が始まりました!

相変わらず、未熟な文ですが・・・・・

きっと、完結さけて見せますのこれからも、よろしくお願いします。

2010-01-08 23:24:18 投稿 / 全6ページ    総閲覧数:3312   閲覧ユーザー数:2916

第三話『関羽、北郷と共に戦い、誓いを立てるのこと』

ガキュン!

≪KOIHIME RIDE―――KANU-UNCHO≫

 

シャアアアアア!!

 

ガキュン!

≪ATTACK RIDE―――SERYUENGETSUTO≫

シュウウウウン!!

 

 

関羽「そ、それは・・・?」

 

「君がくれた力さ」

 

 

髭のように切り込みのついた黒い布を首に。龍の顔を模した鎧を両肩に。手には薙刀・青龍偃月刀!

名づければ、『D関羽(ディケイドカンウ)』!

 

 

D関羽「さあ、行くぞ!」

 

関羽「応っ!」

 

 

 

D関羽「でやぁっ!!はぁっ!!」

 

 

関羽「むんっ!!はぁっ!!」

 

 

 

ザシュッ!! ズバァッ!! ガキィッ!! バキィッ!!

 

 

 

D関羽は、関羽と共に押し寄せてくる少なくとも100体はいるグロンギ達を片付けていくと、1枚のカードを構える。

 

 

 

チャキ

D関羽「それじゃ、次はこれを試してみるか・・・」

 

ガキュン!

≪FINAL FORM RIDE―――KANU-ENGETSUTO≫

 

 

D関羽「関羽、悪いけど、ちょっとくすぐったいよ」

 

関羽「えっ!?ちょっ・・・ひゃう///////・・・」

 

シュオオオオオオン

 

 

D関羽は、関羽と青龍偃月刀が1枚に描かれたカードをドライバーに装填すると、関羽の後ろに回り込み、両手を背中に翳し(かざし)開らくと、関羽は顔を赤くしながら、背中から刃が飛び出し、体が細くなり鉄の棒と化し、特徴である黒い髪は黒い布とかして、通常の1.5倍巨大な薙刀になった。なんと、関羽は青龍偃月刀に変身したのだ!

これが、関羽のファイナルフォームライド『関羽偃月刀(カンウエンゲツトウ)』だ!

 

関羽(こ、これは・・・!?)

 

D関羽「ああ、これが君の力だ」

ガミオ「くっ・・・怯むな!かかれぇっ!!」

 

「「「「「「「「ギシャアアアア~~~~~~~~~~~ッ!!!!」」」」」」」」

 

D関羽「・・・ふふ・・・関羽の力を舐めるなよ・・・ハァアアアアアッ!!!!!」

 

ズバァアアアアアアアアア!!

 

ガミオ「何ぃっ!?」

 

 

ガミオの一喝により襲い掛かってきた大勢のグロンギ達に、D関羽は怯む事無く関羽偃月刀の一振りで一網打尽!!

 

 

D関羽「よっと・・・お疲れさん」

 

シュオオオオン

関羽「・・・っと・・・ところで、北郷////////////私の変化の際の感覚は////////どうにかならんのか?」

 

D関羽「・・・////////・・・さあ」

 

 

D関羽は、関羽を元に戻し、2人は残り1体のグロンギとなったガミオに向かい合った。

 

 

ガミオ「己ぇ~~~~っ!!」

 

チャキッ

D関羽「よし・・・関羽、一緒に決めるぞ!」

 

関羽「わかった!」

 

 

互いにうなずき、D関羽は、トドメの一撃を決める、金色の関羽の文字が書かれたカードを装填する!

 

 

ガキュン!

 

≪FINAL ATTACK RIDE―――KA・KA・KA・KANU≫

 

シュアアアアアアアアアア

 

D関羽・関羽「「はぁああああああああああーーーーーーーーーーっ!!!!!」」

 

ザッシュウウウウウウーーーーーーーーーン!!!!!

 

ガミオ「ぐぉおおおおああああああっ!!!!!」

 

ドッゴォオオオオオン!!!!!

 

 

2人の武器は炎のように揺らめくエネルギーを纏わせ(まとわせ)、ガミオに向かって2つの斬撃を叩き込む!

 

 

ガミオは爆発に包まれ、黒煙と共に消えた・・・

 

 

 

一刀「はあ・・・はあ・・・やった・・・な」

 

関羽「はあ・・・はあ・・・・・ああ」

 

一刀「・・・ありがとう」

 

関羽「?」

 

一刀「一緒に戦ってくれて・・・」

 

関羽「///////////・・・助けられた恩を仇で返す器で生まれた覚えはない」

 

一刀「くす・・・そうか・・・」

「ちっ・・・役立たずめ・・・!まさか、あの“傀儡”め、考えを変えるとは・・・!」

 

「まぁ・・・仕方のないことでしょう・・・まさか、これほどとは・・・“彼”の言葉どおり・・・さすがは、“蛙の子は蛙”で合っていますかね・・・」

 

「面識すらないのに・・・知るか。・・・まあいい・・・時間がないわけでもないし、計画も契約も失敗や決裂に終わったワケでもない・・・次の“傀儡”に任せるさ、それが失敗してもまた次に・・・・・行くぞ、于吉」

 

「ふふ・・・燃えてますね・・・左慈」

 

 

村を見渡せる山の山頂で・・・・・

 

視線の先の一刀を睨み、心底で地団駄を踏んだような表情を見せる男・・・左慈

 

そんな彼を宥める(なだめる)メガネの男・・・于吉

 

この2人は、今後の物語にどのような影響を与えるのか・・・・・

その後、一刀達は賊の拠点に攻め込み囚われた村人達や食料などを取り戻した。

 

村に帰還すると・・・

 

「やっぱり、アンタは天からの救世主だっ!!」「でぃけいど様、バンザ―――――イ!!!」

 

と村人達から、喜びや幸せに満ちた声が、村に満ちていた

 

 

 

 

一刀「・・・・・」

 

関羽「・・・////な、なんだ北郷?私の顔をジッっと見て・・・」

 

一刀「村の人達に笑顔が戻って良かったって思ってな。それと・・・(ニコッ)君もな?」

 

関羽「え!?(/////ドキ/////)な、なにをっ!?」

 

一刀「だって、そうだろ?昨日、俺に向かって殺気ビンビンだった奴が・・・」

 

関羽「!・・・//////し、知らぬっ!!/////」

 

一刀は親指を立てサムズアップと微笑みを関羽に浮かべた。それに対して関羽は急に顔を真赤にし、一刀からプイッと顔を背けた。

そして翌日、一刀と関羽は村を後に歩み始めた。

 

 

一刀「え?・・・俺がこれからどうするかって?」

 

関羽「ああ・・・」

 

一刀「そうだな・・・・・とりあえず旅に出るしかないって考えてる・・・自分がここに存在する意味を探すためにな」

 

関羽「存在の意味・・・?」

 

一刀「ああ、俺がここに来た意味・・・・・ディケイドになり戦う意味・・・・・そして、どうせなら、この大陸を歩き回る中で、人々の悲しみの顔から笑った顔に変えるって、結構胸にスカッと来るものが感じるんだ。自分でいうのも難だけど、俺本当に救世主かもしれない」

 

関羽「くすっ・・・そうか・・・(やはり・・・この方なら・・・)では、北郷殿!よろしければ、“私達”と共にこの世を救いませんか?」

 

一刀「え?私達?(・・・そしてなぜ、いきなり敬語?)」

 

関羽「はい、この山を越えた先の村には『張飛益徳』、そのまた先にある『公孫賛』の領地に『劉備玄徳』様がその場に留まっています。私達は生まれは違えど、同じ志・願いで結ばれた義姉妹の契りを結んだ仲間です。この乱世を救うべく、3人、共に立ち上がり、平和を築こうを思いしだいです。そして、貴方は私にとって劉玄徳様と等しいほど尊敬にたる御方だと確信した次第です・・・」

 

一刀「そうか・・・(次に張飛・・・その次に劉備か)・・・わかった、君達の願いに強力するよ・・・最後まで」

 

関羽「ありがとうございます・・・ですから・・・今この場であなたに誓わせていただきます」

 

そう言うと関羽は跪き(ひざまずき)、青龍堰月刀を一刀の前に差し出した。

 

関羽「天の御使い―――北郷一刀様・・・これより私は、あなたを悪魔と確執したことを詫び、その償いの意も含め、あなたを天の御使いと確信し、あなたを破壊者などと、罵声を浴びせる者が立ちはだかる時でも、刃を向けられる時でも、この関羽雲長、この身命を以ってあなた様をお守りすると、誓います」

 

一刀「ちょっと待った・・・それなら・・・守るのはお互い様だぞ?」

 

関羽「あ・・・//////////・・・はい・・・そして、これからは我が真名『愛紗』とお呼びください」

 

一刀「まなって・・・何?」

 

愛紗「“真の名”と書きます。これは言わば聖なる名で、相手の許しを得ない限り誰であろうと決して口にしてはならない名です」

 

一刀「そんな、大事な名前を・・・・・俺に?」

 

愛紗「はい!」

 

一刀「そうか、わかった。これから、よろしく・・・愛紗」

 

愛紗「こちらこそ、よろしくお願いします」

 

 

一刀と愛紗は互いに仲間と認め合い、硬い握手を交わした。二人の手と手には思いを乗せた温もりがそれぞれに伝えていった。

ふと一刀は胸に下げていた、赤い二眼レフのトイカメラを見て・・・

 

 

一刀「・・・あ、そうだ!それじゃ、記念に1枚撮るか」

 

 

愛紗「?・・・何です、それは?」

 

 

一刀「『カメラ』って言って、写真という物を作るためのものさ。やり方は知らないのに知っているって感じで、なんだか妙に体が覚えているんだ」

 

 

カシャ!

 

 

一刀「よし、撮れた。次の町に着いた時にでも現像するね。そうすれば、見れるから。(・・・・・いつの間にか背負っているリュックに入っている現像道具を駆使してね・・・ホントにワケのわからないことばかり起こるな・・・本当に。覚えてるんだか、覚えてないんだか、ハッキリしてくれ!俺!)」

 

 

愛紗「はぁ・・・」

 

 

 

一刀「それじゃ、あの山を越えるのに、丸一日掛かりそうだし、これを使ってみるか・・・」

チャキッ

 

 

ガキュン!

≪ATTACK RIDE―――DECADER≫

 

 

シュオオオオオオオン

 

 

愛紗「・・・こ・・・これは・・・」

 

 

 

1枚のカードを装填させると、出現した歪んだ灰色の空間の壁から現れたのは、

 

バイク・『ディケイダー』だった。

 

生まれて初めてバイクを見た愛紗は結構驚いていた・・・

 

 

 

一刀「言わば、天の国の鉄の馬ってところかな・・・。よし、じゃ乗って!(あれ?免許持ってない・・・ま、いいか)」

 

愛紗「は、はい・・・!」

 

 

 

ブォン!ブォン!

 

一刀「行くぞ!」

 

ブォオオオオオオオーーーーーーーーーー!!

 

 

愛紗「え!?きゃああーーーーーーーっ!!?(は、速い!!?)」

 

 

ガシッ! むにっ

 

一刀(あの・・・いくらなんでも・・・捕まり過ぎ・・・)

 

 

この時、一刀は愛紗が腰に手を回し捕まっている時、愛紗の胸が当たっている事を気にして、迫り来る煩悩を抑えながらだったので運転するのが必死だったと言う・・・

 

 

 

 

 

―――――つづく―――――


 
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