No.1166178

からだが赤くなるまでタップリ血を吸わせてもらったから、お礼に寄生虫置いていくわね♪ ウフッ( ´∀`)/~~

新人さん

4月25日は『世界マラリアデー』だ。蚊に刺されることで感染するマラリアは、ウイルスが原因ではなくマラリア原虫という寄生虫によって引き起こされる感染症だ。マラリア原虫が赤血球内で増殖するときに作られる毒で赤血球が壊され、血液中に放出され症状が出る。症状の発熱、頭痛、悪寒、嘔吐は、風邪の症状に似ているので医者もマラリアと気づくのが難しいようだ。 熱帯熱マラリアは、24時間以内に治療しなければ重症化し死亡することもある。感染症の程度は原虫の種類や合併症の有無により異なるが、いずれの場合でも7~30日間無症状期があるようだ。世界人口の約半分にマラリア感染のリスクがあるといわれている。結核やエイズ(後天性免疫不全症候群)と共に、人類に甚大な健康被害を及ぼす世界3大感染症がマラリアなのだ。WHOが全世界でマラリア制御に向けた努力を互いに認識する機会として世界マラリアデーが制定された。日本でのマラリアは比較的稀な輸入感染症だが、熱帯熱マラリアの場合 診断や治療の遅れにより死に至ることがあるそうだ。原虫を保有した雌のハマダラカに刺咬されることで人に感染する。予防や治療は可能だがウイルスではないので予防接種ワクチンは無い。ハマダラカは、世界におよそ460種が知られていて、そのうち約100種がヒトにマラリアを媒介でき、一般にマラリア原虫をヒトに媒介しているのは、そのなかの30~ 40種だという。 WHOの世界マラリア報告によると、2021年の1年間に約2億4700万人が感染し、推計61万9,000人が死亡している。特にアフリカ地域でマラリアの健康被害が甚大で、世界のマラリア患者の93%、マラリア死亡者数の94%がアフリカ地域に起因しているという。マラリア流行地へ渡航する際、抗マラリア薬の予防内服を行うことが望ましいとされている。マラリア予防薬は、医師の処方が必要で、体調や渡航先について事前に専門医と相談し、専門医の指示に従って服用が必要になる。予防薬を服用していても防蚊対策は必要で、マラリアを媒介するハマダラカは主に夕暮れから明け方にかけて活動するから、できる限り肌の露出を少なくしたほうが良いらしい。最善の策は蚊に刺されないことなので、虫よけスプレーやローションが使われている。防虫薬濃度によって、効果の持続時間が異なるから、旅行するときは注意が必要だ。 フィリピンは都市部でのマラリアのリスクは低いが、『一部の地域では一年中感染するリスクがある』そうだ。

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