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「仰せのままに」
エルフの民、そして自分達を助けた日本の民をも補助するようにと命令されたエルフ兵たち。
エルフ法兵も立ち上がる。自分達もかなり負傷している身だ。
本来は自分達も休むべき身。だがそれでも彼女達は兵士。守る立場にある。
その姿には気高さがあった。
長く波打つ金色の髪が、ゆったりとした動きに合わせてたおやかに揺れる。
神秘的なエルフの気品を漂わせながらも、歩みはどこか艶やか。
神秘的なだけではない。
ゆっくりと、艶やかに――
腰が大きく左右に揺れ、そのたびにふくよかすぎるほどの臀部が波打つように動いた。
クン、クン……
まるで秘められた誘いのリズム。
柔らかく、女性らしすぎるほどに膨らんだ臀部が、左右に大きく揺れ動く。
クン、クン……
歩くのたびに、たわわな尻肉が波打つように揺れ、
ビキニ法装の際どい食い込みが、それをいっそう引き立てる。
戦場を生き抜く者の誇りと、女性としての本能が入り混じった歩み。
その腰つきは男の視線を誘うようでありながら、自然体。
ふわりと翻る薄布の法衣が、ゆらめく腰の動きを隠すどころか、かえってその艶めかしさを際立たせていた。
神秘のエルフと、女性の肉感が共存する――。
無意識のうちに釘付けになるのも無理はなかった。
立ち去る最後の瞬間、法兵はほんのわずかに顔を傾け、意味深な笑みを浮かべた。
そして、また一歩――
神秘の法兵の後ろ姿が、ゆっくりと遠ざかっていった。
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