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【ダンジョン・ハーレム・ロードレス】激戦の幕【没プロト】

2025-02-12 12:59:08 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:103   閲覧ユーザー数:99

 

勝利の歓喜。

熱狂の渦、湧き上がる熱。

そして――

勝利の余韻が決戦都市を包み込む。

巨乳プリーストは豊満な胸を弾ませ、感極まった表情で祈りを捧げる。

爆乳ビキニアーマーの女戦士は雄叫びを上げ、興奮のままに剣を振りかざす。

踊り娘のロリ巨乳娘は舞台の上で跳ね回り、歓喜の笑顔を振りまく。

 

都市全体が歓喜に満ち溢れていた。

決戦に勝った――第六魔王の支配を退けたのだ。

人々は涙し、抱き合い、勝利の歓声を夜空に響かせる。

 

だが、その瞬間。

 

――地が震えた。

 

轟音が響き渡り、大気が張り詰める。

熱狂が、一瞬にして凍りつく。

人も魔も等しく恐怖する。

その圧倒的な力に。

 

――第六に

 

「約束は守ろう」

第六魔王が動く。

低く、重々しい声が闇を切り裂く。

 

決戦の盟約に従い、今日の侵攻はしない。

決戦都市を焼き払うことも、住民を虐殺することもない。

 

だが――

 

「ロードレスだけは、ここで消す。」

 

第六魔王の赤い瞳が、ただ一人を射抜く。

 

「貴様は危険すぎる。このまま生かしてはおけぬ」

 

ロードレスは、どこにも属さない。

決戦都市の庇護も、国の支配も受けない。

盟約の枠外にある存在。

 

「お前だけは例外だ――ここで終わるがいい」

 

次の瞬間、地が裂けた。

 

轟音と共に大地が砕け、決戦の舞台が崩壊する。

漆黒の魔力が暴風のように吹き荒れ、空すらも歪ませる。

圧倒的な力の奔流が、決戦都市の地盤を破壊し尽くす。

 

だが、ロードレスは真っすぐに第六を見た。

 

「……国敵討滅」

 

無道の瞳が、燃え盛るように輝く。

舞台が崩れようとも、この一戦だけは退かぬ。

 

ここで決着をつける――ロードレスは、第六魔王に立ち向かった。


 

 
 
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