アンジェリーク「まあ！アリオス！うさぎの耳が生えているわ。どうしたの？」

アリオス「ったく、どうしたこうもねぇだろ。お前にも生えているぜ？」

アンジェリーク「え？（自分の頭に触り）――本当だわ。困ったわ。どうしよう。」

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アリオス「そんな顔するなよ。知らなうちにいつのまにか生えたんだ。そのうち消えるだろう。」

アンジェリーク「消えなったらどうするの？」

アリオス「消えなったら、いろいろ試すだけだな――…よいしょっと（アンジェリークを抱き上げてお姫様抱っこをする）。」

アンジェリーク「きゃ――（アリオスにしがみつき）もうっ、突然なに？」

アリオス「ふっ、そんな怖い顔するなよ。このままだと間の抜けたお前が怖い獣に食べられるからちょっと移動しようと思ったんだ。」

アンジェリーク「間の抜けているのはどっちよ！アリオスだって私と同じようなものよ（ムスッと怒りながらアリオスの耳に触る）。」

アリオス「っ……こらっ、触るなって！くすぐったいだろ（アンジェリークの手を振り払うように顔を降って抵抗する）。」

アンジェリーク「まあ！くすぐったいのね。かわいい！耳がぴくぴく動いているわ（楽しそうに笑いながら右手でアリオスの耳を触る）。」

アリオス「くっ……こらっ……前言撤回だ。アンジェリーク（真顔になりアンジェリークの顔に近づける）。」

アンジェリーク「あら……怒っているの？（真顔のアリオスに耳を触っていた手を止めて）やりすぎたわ……ごめんね？」

アリオス「ダメだな。責任とってもらおうか、アンジェリーク（黄金色と翡翠色のオッドアイの瞳でまっすぐアンジェリークを見つめる）。」

アンジェリーク「せ、責任？……どうとればいいの？（まっすぐ見つめるアリオスの目から離せなく、顔を赤く染めながら翡翠色の瞳で見つめ返す）。」

アリオス「俺に食われろ――……（アンジェリークに口づけをする）。」

ゲーム『アンジェリーク トロワ』からアリオス×アンジェリーク・コレットです！
２０２３年の年賀状用として描いたイラストです。