動物は五感を使い危険を察知する。五感は生物の命を守るために必要なのだ。対して 捕食者は察知されないように、先ず音を消して、身を隠し 匂いを分からなくし素早く動き 隠密行動をとる。神がいるならば人だからといって特別扱いはしないはずだ。人も油断して五感を鈍らせていると、素早く接近してくる敵に命を狙われる。　舗道を歩いていても 電動自転車に乗った凶悪なケダモノが高速で静かに近づいてくる。電動自転車はすぐそばに来るまで気が付かないから、ひったくりや殺人にうってつけだろう。もうひとつ恐ろしいのは、熊と違って相手を攻撃する意志も自覚も無いのに、簡単に他人を傷つけてしまう事だろう。昔の暴走族は明確な意志を持ち 騒音で周囲に危険をきちんと知らせていたから、人々は危険から遠ざかる準備が出来たのだ。暴走している当人達も一般人の命を危険にさらすような悪事はしなかった。ところがフル電動自転車暴走族は静かに素早く人に近づき命を奪ってゆくのだ。本人に強力な武器を使用しているという事も 自分が暗殺者だという自覚もないうちに簡単に殺人を犯してしまう。そして その後は一生後悔する事になるだろう。電動自転車の販売者は銃の販売と同格の責任があるかもしれない。現代は長生きする時代だし、無理矢理生かされる時代でもある。きっと交通違反だろうと殺人を犯してしまえば、死ぬまで永く永く心の苦痛が続くのだろう。フル電動自転車は原付バイクと同じ責任があるが、ガソリンエンジンの原付バイクは遠くから音で接近を知らせる事ができるから違うのだ。　HONDAがロードパル復刻版の電動式って作らないかなぁ。もちろん歩行者に接近を知らせる音付きだ。らったった♪らったった♪らったった♪