-自宅前-

学校、そして引き続きのバイトから戻る　まだ外は明るい
（あの背中は…彼女か）
勉強以外の自由時間は基本トレーニングしているようで

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今日もジョギングの帰りだろう　役者の基礎は体力だって言ってたしな
･･･て
「どうしたの、その犬」
深雪「なんか、走ってたらいつの間にか後ろについてきちゃってて」
犬「ワン！」
「野良…ではないようだね。首輪ついてるし
おい、ご主人様の場所わかるか？」
犬「ガルルルル」

深雪「迷っちゃったのかな？」
犬「ワン♡」
「地域猫はいるんだけどね　犬の散歩なんて
ここ等じゃいっぱいいるからなぁ　どこの犬だか」

深雪「私ってペット飼ったことないから
こういう時どうすればいいのかわからないのよ
お腹空いて後ついてきちゃったのかな
でも、食べるものなんて持ってないし」
尻尾を振って彼女から目を離さない

どうやら女好きの犬のようだ
犬「ハッハッ」
喜んでいるようだけど、このままにしてはおけないよな
ここはひとつ。こいつに対してできることは

１.　仕方ない　警察に任せるか
２.　飼い主来るのを期待して少し待ってみよう
３.　こいつは俺の女だと教え込む
+++
交番に行った最後の記憶なんて、盗まれた自転車を親が偶然近所で発見して
取り戻す証明？見たいな書類を書いた中学校の時代ですね　
かなり記憶がおぼろげな１７歳設定
その後、そいつは家の敷地内に停めてあったのに夜中また盗まれました

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