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No.1115349
みらくる☆さん
「部屋が隣のお友達ってとこかな」 都留「そ、そうだったんですか」 深雪「でも、なんというか、縁はあるのよね」 都留「理由は?」 深雪「それはね」
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丁度その時 目の前に車が停まる 今日のお客だろう 会話をやめてトトちゃんがドアを開けに行く 深雪「お父様!」 中から出てきたのは 彼女の父親だった 深雪「深山税理士事務所とは、家族ぐるみのお付き合いなの だからここで待ち合わせってわけ」 都留(お嬢様…だったんだ) 父親も俺を見てびっくりしている 今日の客が彼女の父親だったなんて 俺も同様に目を丸くした それからしばらくして 客間に呼ばれてドアを開ける 中は父親が一人だった 女性たちは別室でワイワイやっているらしい 父親「すまない 呼び立てしてしまって」 「すみません 所長がまだ用事が終わらず」 父親構わんよ、お主にも用があるのだ」 「え?」 父親「娘のことを、ちょっと聞きたくてな」 「といいますと?」 父親「様子がおかしいのだ 妙に明るいというか まるであの娘が、あの娘で無いかのように 何か心当たりがあるのではないかと思って 男が出来たとか、そういうのは?」 「な、ないです 彼女、成績いいし、真面目じゃないですか」 父親「そうか… お主は信用しておる 妻も信頼に足る人物だと言っておったし だからこそ、隣室に置いて保護させておるのだ」 (男としては、見られてないってことか) 父親「可愛い一人娘だから、些細なことでも心配なのだ だから何かあれば、意地でも連れ戻す いま一度聞くが 問題はないのだな?」 結構大雑把に見えたが、この父親、人の心の機微に敏感らしい 会社社長ともなると、これくらいの繊細さも必要ってことか… 1. 彼女の夢のことを話した方が良いかな 2. ここは何も言うべきじゃない 3. 自分の彼女だって言っちゃえ +++ 作品において 商用目的での転載、加工 AI学習などへのすべての電子処理を禁止します Reproducing all or any part of the contents is prohibited.
2023-03-02 03:55:04 投稿 / 889×1000ピクセル
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「部屋が隣のお友達ってとこかな」
都留「そ、そうだったんですか」
深雪「でも、なんというか、縁はあるのよね」
都留「理由は?」
深雪「それはね」
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