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No.1092474
みらくる☆さん
瞳「着いたわ」 彼女がドアを開けて俺にも降車を促す ここが百瀬の実家 これ、家っていうより
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瞳「会社よ、裏が家になってて つながってるの ・・・まったく、何も聞いてないのね」 百瀬は、自分のことを話したがりませんから」 瞳「あの娘からじゃないわ」 「?」 パッと見だが、俺たちのほかに人影は見当たらない 瞳「…ちょっと裏の方を見てくる 待ってて」 俺は目の前の建物を見ていた ガラス張りのおしゃれな建物は 経年もあってか、中は薄暗くて見えず よくよく見ると少し不気味に感じた 間もなく、叔母さんが引き返して来た 瞳「だめね、やっぱり鍵がかかってる 10年以上も前からとっくに手放してるのに まだ自分の家と勘違いしているのかしら あの娘ったら」 「あの、こっちのガラス張りの建物の方は中に入れるみたいです ひょっとしたら、中にいるのかも」 会社。と言われた建物の正面の自動ドアが半分開いている そこを指さすと 返事もせずに建物の中に入っていく 俺も追いかけるようにして、中に入った 内部は思ったより広く感じる ここが生家だとしたら彼女は以前は裕福な家柄で生活していたのだろうか 彼女の身の上は、ずっと重いのかもしれない すると正面階段の脇に人の胴体らしきものが見えた 「うわぁっ」 と思ったらこれは、マネキンか 服を着せられてない上半身のモデルが 階段奥にまとめておいてある 叔母さんはすでに奥の方まで探しに行っているようで 内部について不案内な俺は、入り口あたりをうろうろしていた ふと正面門に目をやる 自動ドアの横に、プレートが落ちていた 手に取ってみる この会社の情報だろうか 「すはら…」 瞳「須原デザインスタジオ ここの社名。 須原 純のこと、聞いてるでしょ?」 「初耳です だから百瀬は何も…」 瞳「何も知らない?知らないふりも大概にしなさいな」 叔母さんの態度が豹変した、この屋敷に入ってから いや 着いてからだろうか 明らかに様子がおかしかった 瞳「本当に…知らないみたいね そりゃ言えないか 今日は美沙の父親の命日なのよ そして復讐の日 義兄さんを死に追いやった あの男のね」 +++ ずっと叔母さんのターンですね コメント、タグ付け、いいねいつもありがとう! 愛してます!
2022-05-24 03:28:56 投稿 / 889×1000ピクセル
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瞳「着いたわ」
彼女がドアを開けて俺にも降車を促す
ここが百瀬の実家
これ、家っていうより
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