神は言われた。私は聖書で示した第一世界の他、第二世界、第三世界を造った。これらに触れる事で、魔法世界をまたは、謎に包まれた第三世界の実在性をも、十分に確認出来るはずだ。

さて、魔法世界から説明しておこう。

日本列島の中心にあたるであろう。東京都にあたる所に大図書館がある。

貴重な文献も多いと言う魔法世界の一端だが、そこから、はるか西。長野県を中心として、真事隠の里が広がっている。真事隠の里の中にある、幻想郷の中にある幻想村。

そこにディセン・トロンという地上の天使が住まっていた。

そのディセンとは、慰めを意味し、トロンとは陶酔である。

実にミオ語において、彼は慰問の陶酔者である。

陶酔者の意味は陶酔させる真事隠の里の長おさという意味も含めて、真事隠の里は、隠された事件の犠牲者。ある意味の天国であった。

トロンは母クルミヤ・ハーン・スカーレット、ある方、クリスティー・スカーレットの一族とされる神から天使への天使でありながら、人類の始祖である。人類のほとんどがイヴの子孫と交わった、グレムリン種であり、彼女の子孫であり、異能を持つのも、このグレムリン種である。天皇やユダヤ民族を除いて、吸血鬼族、喰屍鬼グール族、グレムリン種を合わせて世界の９０％の人口を数えると言う。

これら全て、クルミヤ・ハーン・スカーレットを始祖としており、チンギス・ハーン等高貴な出の英雄が吸血鬼族であり、白人系ユダヤ人等が喰屍鬼族である。

クルミヤの意味はミオ語にてひらく、ハーンの意味は力一杯、スカーレットが罪である。

トロンの母、クルミヤは、近年、喰屍鬼族の長に強姦され、廃人となり、白痴の天使として、幻想村をさ迷っていると言う。

彼女の名前は、ひらく力一杯の罪である。

全力でひらく罪。原罪の事と言えよう

いわば、彼女は廃人となってからは、幼女の姿をとり、やはり、幻想村をさ迷っていると言う。

原罪の形。与えられた使命は、原罪を世を知らしめる事。既にほとんどがグレムリン種と成っている現在において、原罪は彼女の子孫に宿るので、いわば、混血したユダヤ人も原罪を持っているのである。

ゆえに、キリスト教徒にとっては、愚かと想えようが、純粋なユダヤ人はユダヤ教徒として、ほとんどがその体を保っている。

少なくとも、一斉改宗したという話は聞いた事がない。

例えば、イシュマエルであったとしても、アブラハムの息子として、純血を保っていったのだから、つまり、彼のムハンマドでさえ、彼女の子孫ではない。そういう意味で、いわば、その狭間にいる混血した者達は、姦淫の末の子供である事が言える。それだから、穢れ得ぬ、天皇家というものはとうといものなのだと言う事が言える。