No.106937

真・恋姫無双~子義と仲達~(閑話休題5)

gatsuさん

閑話休題5話です。
いよいよあの姉妹登場。
……難産だった(汗
でも書いてる最中は楽しかったので、いっそシリーズ物にしたろかw

2009-11-14 03:05:16 投稿 / 全10ページ    総閲覧数:3538   閲覧ユーザー数:3116

この作品は恋姫の二次創作です。

オリキャラ込みです。

初めてなので駄文です。

それを踏まえて読んでいただけると幸いです。

閑話休題5:孫呉の姉妹

孫呉が再び独立を果たしてからしばらくたったある日。

廊下を歩いていると、亞莎を見つけた。

健「亞莎、何やっとん?」

亞莎「あ、健様。……あれを」

亞莎に指差されたほうを見る。

すると……、

蓮華「お姉様、あまりきつく腕を引っ張らないで下さい!一刀が困るでしょう!」

雪蓮「あら、一刀は喜んでるように見えるけど?ね、一刀♪」

一刀「はは……。まぁ嫌ってわけじゃないけど……」

蓮華「むぅ……。なら私もしても構わないわよね、一刀?」

一刀「わっ。ちょ、2人とも……当たってるんだけど」

孫姉妹「「当ててんのよ♪(当てているの!)」」

そこにはまさしく『両手に花』で歩いている一刀の姿が。

健「あー。またやっとんのか」

亞莎「また、ですか?」

健「応。ここんとこずっとや」

独立後の内政がある程度落ち着いてから、あの姉妹はよく一刀に会いに行っている。

ただ、なぜか毎回取り合いになるのだが。

しかし、一刀と一緒にいたいのは彼女達だけではないわけで……。

シャオ「かーずとっ!」

案の定、シャオが一刀の腰に抱きついてきた。

シャオ「一刀っ!今から街に行こう♪」

一刀「シャオ!危ないって!」

蓮華「こらシャオ!私達を無視するな!」

雪蓮「シャオー、一刀は今お姉ちゃん達といるんだけどー?」

シャオに邪魔され、さらに自分達をないがしろにされて、2人は機嫌が悪くなる。

だが、そんな事など気にも止めないシャオから、爆弾が投下される。

シャオ「でも、一刀も私みたいに若くて(ビキッ)素直な(ビキッ)女の子がいいと思うし。ねー、一刀♪」

一刀「えっ!?いや……ええと……」

シャオのさっきの一言に、2人から黒いオーラが滲み出てくる。

一刀はそれにあてられてか、まともに言葉を発していなかった。

シャオ「ほら、行こ♪」

一刀「ちょっ!?シャオ!?」

シャオに引っ張られ、一刀はその場を去る。

そして、後に残った2人はというと……

病姉妹「「フフフ……」」

不気味な笑いを浮かべて、その場を去った。

健「やば……」

亞莎「? 何がやばいのですか?」

健「雪蓮が一刀関係でああなると、だれも止められん。多分蓮華も、雪蓮の妹やから今の状態はかなり危険やな……」

亞莎「……どうするの……ですか?」

状況を理解した亞莎が、顔を青くして聞いてくる。

健「とりあえず、俺は後を追う。亞莎は冥琳辺りに知らせて来い」

亞莎「は、はい!」

亞莎は慌しく去っていった。

健「……はぁ」

健は小さく溜息をついて、後を追った。

~城門前~

シャオ「もう、シャオと一緒なんだからもっと楽しそうにしてよ!」

一刀「いや、それよりも後が怖い……」

姉の暴走を見たことのある一刀と、見たことの無いシャオ。

2人のテンションの差は歴然としていた。

シャオ「別に姉様達なんて怖くないでしょ!」

一刀「シャオは雪蓮のあれを見てないからそう言えるんだって」

シャオ「あれって?」

一刀「それは……っ!?」

言いかけて、一刀の動きが止まる。

シャオ「え?一刀、どうし……ひっ!?」

振り向いたシャオの動きも止まる。

後ろには、2人の修羅が立っていたのだ。

病蓮「フフフ……、シャオ?チョットオイタガ過ギタワネ」

病華「私達ガ一刀ト過ゴシテイルノニ邪魔シチャダメジャナイ」

病蓮「ソンナ子ニハ」

病華「オシオキシナキャネ」

シャオ「えっ!?ちょっ!?か、一刀!何とかして!」

姉達に連れ去られそうになるシャオが、一刀に助けを求める。が、

一刀「シャオ、ごめん。俺には止められない」

その願いは届かなかった。

しかし、病姉妹の暴走は終わらない。

病蓮「アラ、何言ッテルノ?一刀は私ト過ゴスンデショ?」

病華「オ姉様、『私達』デショウ?」

病蓮「アラ、ゴメンネ」

一刀「えっ!?ちょ、ちょっと待って!」

病蓮「待タナイワ」

病華「ダッテ一刀ハ」

病姉妹「「私達ノモノダモノ(デショ)」」

一刀「ちょっ、まっ、あーーー!」

こうしてシャオと一刀は病姉妹に連れて行かれた。

健「……やれやれ」

そのやり取りを、健は物陰から見ていた。

健「冥琳呼びに行かせんでもよかったな。……しっかし、何でさっきまでいがみ合っとったのに、お互いにああならんのやろ?」

?「教エテアゲマショウカ?」

??「ソレハネ」

健「っ!?」

その声に背筋が凍る。

そしてゆっくり振り返ると……

病姉妹「「姉妹ダカラヨ」」

病姉妹が立っていた。

病蓮「サテ、アナタモオシオキシナキャネ♪」

病華「覗キ見ナンテ趣味ガ悪イワヨ?」

健「ちょっ!?別に邪魔する気はないぞ!」

病蓮「ソンナノ関係ナイワ」

蓮華「コンナ趣味ノ悪イ事シナイヨウニ『調教』サセテモラウワ」

健「ちょ!?gyaaaaaa!!」

薄れゆく意識の中で、

健(もうこの状態の2人には関わらん!)

そう心に決めた健であった。

その後干からびかけの一刀と、ボロ雑巾のようなシャオ・健が見つかったとか見つからなかったとか。

余談だが、そんな健を発見した冥琳は『看病』と称してちゃっかり2人きりになったらしい。

~おまけ~

亞莎「冥琳様」

冥琳「何だ?」

亞莎「雪蓮様と蓮華様のアレが『孫呉の血』から来るのであれば、いずれ小蓮様も……」

冥琳「言うな。今から頭が痛い」

G「さて、いよいよと言うかようやくと言うか、病姉妹登場ですね。今回のゲストは亞莎さんです」

 

亞莎「作者様、今回の出来はいかがでしたか?」

 

G「とりあえずもっと『ヤンデレ』を勉強しなければ、と思いましたね。これの資料として「school days」見てきたんですが、あんなんには出来ない」

 

亞莎「……もっと違う資料は無かったんですか(汗)」

 

G「いや、「ヤンデレ」と聞いて最初に思い浮かぶ物だったので」

 

亞莎「は、はぁ……。ところで、次回の閑話休題はいかがなさるおつもりですか?」

 

G「個人的には健×冥のベタなの書きたいなとは思ってます。が、病姉妹シリーズもリベンジしたいなと(ガシッ!)」びくぅ!

 

病蓮「アラアラ、ココニモ悪趣味ナノガイタワネ」

 

病華「デハコノ者モ『調教』シナイトイケマセンネ」

 

G「ちょ!?亞莎さん何とか……っていねぇし!!」

 

病姉妹「フフフ……」

 

G「gyaaaaaa!!」

 

 

 


 
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