D型までの操縦区画に加えて、空中線に接触しても機体本体の骨格損傷を避けるため、機首天井のフェアリングを前方に延長、強度と安全性はこれまでの型より最大となりましたが、操縦室の後方の２席の居住性は最悪となりました。顧客によっては真横のエンジン騒音もあって後方の２席を撤去し並列複座として運用することも多かった
。この問題はVFH-10B オーロランの座席をフィードバックしたＥ型で改善される予定です。

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機首部分の線画もTinami 内部で掲載
http://www.tinami.com/view/1063206
コックピット後方席の左席、機首後部の左側窓を塞ぐ仕様。顧客の要望により機首の強度を落とさないための措置で全D型が左側窓を塞いでいるわけではないです。
しかし、D型以前の派生機種では、工場のラインから分岐して、顧客の要望に合わせて数種類の仕様を選択して出荷することは困難であった。
機首の線図（ブルーバック）http://www.tinami.com/view/1062397 　以前の型と比べて窓が減っている分、後席の視界は無くなりました（天井の明り取り窓のみ）しかしドアが増えた分の強度は、窓のないSH-72哨戒機と同じ程度までは回復しています。