私は「数え役萬☆姉妹」(かぞえやくまん・しすたぁず)の天和ちゃんが大好きだ
あの長い髪と巨乳の天然癒しが私をいつも励ましてくれる
彼女は私の女神だ
だから彼女を泣かせる奴は許さない
知らない奴と腕を組んで歩く天和ちゃん
でも私は知っている
彼は活動資金集めの餌
貧乏な天和ちゃんは自分をああやって利用しているんだ
『一刀~。あの服ほし~よ~」
ああ……可哀想に、無理に男の体に自分の胸を寄せている
本当なら私が彼女を救いたい
でも私は賊の頭だ
ここで部下達に甘さを見せれば信頼を失ってしまう
「ありがとう。大好き一刀」
我慢だ、我慢だ俺よ
例え天和ちゃんが唇を寄せ合っていてもあれは『仕事』
私は我慢できずにその場に去ることにした
あんな無理した天和ちゃんを見てることなどできないからだ
「あれ? さっきから私を見ていた人いなくなちゃった」
「……知ってる人?」
「知らないー。そんなことより、久しぶりに二人っきりで遊べるだよ~」
「わかったわかった。愛する天和のためならどこにでも……」
「うふふふ……嬉しいな~。私も一刀愛してます~」
再び寄せ合う二人
――こうして二人の平和は守られているだった
Tweet |
|
|
50
|
2
|
追加するフォルダを選択
第四話で三姉妹と于吉が登場
特に于吉がどのような事をするのか楽しみです
※参照
傀儡と呼ぶ白装束の者達を操り、数々の武将を唆し歴史の裏で暗躍している。『けして表に出ることはない』が、その知略は侮れない。
さて……今回は三姉妹の一人天和です
続きを表示