No.1005123 19-09/21 真説・赤ずきんちゃん(生存報告を兼ねて)2019-09-21 22:56:42 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:824 閲覧ユーザー数:818 |
一時期『本当は怖い昔話』なるものが流行りましたが、
オレもひとつ(別な意味で)怖い昔話を挙げてみますw
「巨膨矮転躯」
中国には様々な拳法が存在するが、
その中でも巨膨矮転拳は、中国拳法史上一番の怪拳と言うべきものである。
力こぶを始め、人体の一部は
力を込める等してサイズを膨張させる事が出来るが、
それを全身レベルにまで広げて、体格そのものを大きく変える事が
巨膨矮転躯の極意である。
想像を絶する厳しい修行の末に、この極意を会得した者は
体格を何倍にも大きくして相手を踏み潰したり、
逆に小柄になって相手の攻撃をすり抜け、
素早く懐に飛び込む事も出来たとされる。
特に巨膨矮転躯の開祖・倶俐鉾(ぐ・りむ)は
体格を瞬時に豆粒大にして相手の口に飛び込み、
元のサイズに膨張して体内から突き破る戦法を得意としていた。
この為、倶俐鉾の愛用している頭巾は
相手の返り血で真っ赤に染まっていたと言う。
因みに、現代でも親しまれている民話「赤ずきんちゃん」は
この倶俐鉾の半生記を下地にしている事は
意外と知られていない。
民明書房・刊
「異説・昔死話死(むかしばなし) ~秘められた真実の寓話」より抜粋
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生存報告を兼ねて、
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