正直このレベルの画力、絵柄についてはたくさんいて、主張できるような点は見受けられません。

もっと上のレベルの絵の方も山ほどいますし、そういった方々の画力を越えるような努力をするところからでしょうか。
仕事として描くならなおさらですよ。

「現在これ以上先をイメージ出来ない」
「絵の仕事に就きたい」

以上二点を前提で回答しますと、
グラフィッカーなり、アニメーターなり、漫画家のアシスタントなり
「好き嫌いなど言ってられない絵を一日中描かなければ食っていけない」
職場へ就職するのが結局は一番効果的で近道です。

私の身内の売れ筋連中は皆このパターンでしたので茶化しているつもりはありません。
大真面目です。
うち一番売れ筋でやってる友人はその道に入った段階では当時のサークルメンバーの中でも飛び抜けた存在ではありませんでしたし、今のなすちゃさんよりも技術は拙いものでしたよ。
但し、サークルメンバーを率いて活動していたのでマネジメント力は高かったはずですが。

就職に遠い年齢でしたら例えば毎日3枚30秒以内で何か描く。
1枚は目で見た物を一切アレンジせずスケッチ、1枚は目で見た物をアレンジして、1枚は完全に空想の物を。
それと並行して1年描けて良いので一切の妥協を無くした全力の1枚を描く練習。
両極端な絵の描き方というものを練習してみて下さい。

そうすれば今活躍しているトップクリエイターのどこがすごいのか具体的に見えてきます。
おそらく今はスクリーンの向こう、別世界の出来事のように感じているはずですから。
トップクリエイターと自分の間の壁を取り払えたら、自分の絵の更に上、更に先をイメージ出来るようになります。
イメージ出来たならそれを実現する努力、創意工夫が出来ます。

本当に他者のアドバイスが必要…あれやこれやと足掻く必要が出てくるのはイメージを具現化出来ない段階に入ってから、です。
まずはイメージを拡大することです。

満足したら終わり。
ここをこうしたい、こういうポーズ雰囲気にしたいという向上心は止めないほうが良いです。


素人から成り立つのはやはり上には上がいるのでいろんなイラストサイトを拝見すると分かることでしょう。
絵は一つにとらわれず、絵画などみにいきジャンルの幅は広めたほうが良いと思います。
人物デッサンの基本は学んだほうが良いですし
描けるジャンルは広いほうが良い。

私自身のことですが、創作イラストサイトを開いていて個人様と漫画関係の依頼が来たことがあります。
マメに更新していろんな作風を展示していました結果でしょうか、依頼したいというサンプルになるものは大事です。