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No.980392
OZAさん
「C.T.W.(Colour-Trash World)内の 大抵の街に少なくとも 必ず1つは存在している 色彩処理工場、 そこで抽出された色彩の欠片を
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近隣にある色彩加工工場へ運搬する 専用列車の運行が 優先される路線は少なくないが、 この路線もその一つだ。 これから 抽出されたばかりの 色彩を運ぶ列車が 抽出した色のカタログと 請求書を載せた 煙を吐きながら 隣町の加工工場へと向かう所だ。 車内からは「発車まで暫くお待ち下さい」と 告げる車掌の声が聞こえて来る。 色彩を抽出することが出来るのは 形のあるものだけではない。 運ばれている色彩群の中には 記憶の奥から抽出した色も 含まれている。 甘い恋の記憶の色に 悲しい愛の記憶の色- 今回は滅多にお目に掛かる事の 出来ない類の色も含まれているから きっと高値で買い取ってくれるぞ、と 工場長は得意気に語っていた。」 ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 完成後A4(210×297)サイズ程に切り取った水彩紙に 水彩絵の具、水彩色鉛筆で描いたもの。 元々は「手前の壁の前には列車が走り 奥の壁の向こうには巨大魚が覗いている」 ...と言うレイアウトを考えていたのですけど、 その中に「専用鉄道」を描いてみたくなり、 さらにはかねてから描きたいと思っていた 「C.T.W.(Colour-Trash World」の 「産業風景」的な要素も加えました。 尚、「産業列車」を牽引する蒸気機関車は 何度か描いている「0号機」や「12号機」等の 一連の機関車とは同型機ですが、 「C.T.R.(Colour-Trash)」所属ではなく 「色彩処理工場」の所有となっております。 ちなみに、「色彩を抽出~」云々に関しては、 対象(画像や物、記憶等)から Illustrationの「スポイト」機能のように 色を取り出して(コピーして)それを カラーチップ(のようなもの)に している...と思って頂ければ 判り易い(?)かも知れません。
2019-01-13 19:08:51 投稿 / 1387×998ピクセル
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「C.T.W.(Colour-Trash World)内の
大抵の街に少なくとも
必ず1つは存在している
色彩処理工場、
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