―――1204年12月13日。
バリアハートでの補給を終えた『カレイジャス』は各地の巡回を再開した。特務部隊の一部のメンバーであるアスベル、ルドガー、セリカ、そしてリーゼロッテの4人はケルディックに残って準備があると言い、艦を一時的に降りた。
その間にヴァリマールの武器製作の為に各地の精霊窟で結晶化したゼムリアストーンを入手し、そのための準備も整えた。そして、その武器製作については意外な所からの協力者が名乗りを上げた。
リベール王国の技術機関でもあるZCF(ツァイス中央工房)―――そこにいるエプスタイン三高弟の一人、アルバート・ラッセルとその孫であるティータ・ラッセルの協力を仰ぐこととなる。そして、クロスベル帝国からかつて騎神の武器製作も手掛けたクラトス・アーヴィングもといガイ・バニングスも参加。更にはその話をどこから聞きつけたのか、同じ三高弟の一人であるG・シュミット博士も参加することとなり、奇しくも三国の技術者による形で太刀の製作に取り掛かった。
―――12月16日。
試行錯誤を重ね、無事ヴァリマールの太刀が完成した。ガイの内密な提案により、太刀の刃は純ゼムリアストーンではなく『オリハルコニウム』―――ゼムリアストーンの中に数種類の稀少金属を一定の割合で含ませることにより、純製のものより数十倍以上の斬れ味を発揮する合金が採用された。この金属を使っているのがあの“聖天兵装”であり、その製法自体も彼しか知らない。結局『オリハルコニウム』の製法はある特定の金属がないと出来ない上、それを知っているのは別の人物なのはここだけの話である。
その後、艦を降りて鉄道憲兵隊に戻っていたクレア大尉からトリスタ方面の話を聞くことになったリィン達だったのだが……その内容は驚くべきものだった。
「―――それは本当ですか? トリスタ方面から軍が退いたというのは?」
『ええ、間違いありません。念のために鉄道憲兵隊が確認したところ、部隊は既に帝都方面へと撤退したとのこと。ただ、トールズ士官学院については貴族生徒たちが『騎士団』なるものを結成して守っていたようなのですが……』
「アンタにしちゃ歯切れが悪いわね。何かあったの?」
『その、伝言を預かりました……―――士官学院を取り戻したいのなら、遠慮なく全力で来い……そう言えば解る、とも仰っていました』
クレア大尉の珍しく歯切れの悪い言葉を聞き、そこから何かを察したエリゼとリィンは疲れたような表情を浮かべつつ呟いた。
「……どうやら、準備というのはこのことだったようですね」
「ああ。正直届くかも解らない相手なのは間違いない」
「え、ええっ? どういうこと?」
「アスベル、ルドガー、セリカにリーゼロッテ……彼ら四人がお前達“Ⅶ組”を試すということだな」
「正直、勝率は解らない。でも、行かなきゃいけない」
「ああ。元々トールズ士官学院を取り戻すのが目的だったからな」
同じクラスに所属しているその四人が敢えて立ちはだかるということ。その真意を測りかねるところではあるが、大体の予測をヴィクター侯爵が述べた。
「―――成程。今の其方達の実力を考えるなら、残っている貴族生徒では力の差がありすぎる。だからその代わりを務める手筈ということか」
「全く、そういうところは中将殿の薫陶を受けてそうですね」
「フフ、どうだろうな。だが、間違いなく厳しい戦いになるだろう。準備を万全にしてトリスタに突入するがいい」
そしてトリスタに到着した一行は領邦軍がいないことに疑問を感じつつ街中に入ると、家の中にいた人たちがリィン達A班メンバーを温かく出迎えてくれた。そして彼らに見送られる形で学園の正門を通ると、校舎の前には特務部隊の総大将であるアスベル、そしてその補佐であるセリカの姿があった。
「あ……」
「やはりか……」
「まあ、数日連絡を取らなくて済まないと思っている。だが、この先に控えているのは“裏”の強者達……生半可な実力では、ただ命を捨てるような相手が待ち受けることになる」
「その意味で“Ⅶ組”の皆さんを試す機会を作る……パトリックさん達には悪いと思いましたが、実力で解ってもらいました」
先んじて四人が士官学院に入り、実力を以てその役を担うことを奪い取った。その相手となった貴族生徒たちに同情を禁じ得ず、リィン達は揃って冷や汗を流した。
「あはは……まあ、アスベル君達相手だとそうなるよね」
「……見たところ二人だけだが、正気なのか?」
「本気を出せばいけなくはないが、今回は助っ人を二人ほど加える」
「というか、あたし達が出ていいんでしょうか?」
「姉上の手前、恥ずかしいところは見せられないが……ユウナと同じく、二人の足を引っぱらないか不安だな」
アスベルとセリカの横に並ぶ形で桃色の髪を持つ少女と水色の髪を持つ少年の二人―――動きやすい服装を身に着けているユウナ・クロフォードとクルト・ヴァンダールが姿を見せた。アスベルは太刀を、セリカは大剣を、ユウナはガンユニット付きのトンファーであるガンブレイカーを構え、クルトは双剣を構えた。そして戦術リンクはアスベルとクルト、セリカとユウナで結ばれた。これにはリィン達も驚きを露わにする。
「クロスベル警察学校所属、ユウナ・クロフォード。行きます!」
「ヴァンダール流双剣術が初伝、クルト・ヴァンダール。いざ尋常に手合わせ願います!」
「ヴァンダール流剛剣術奧伝、セリカ・ヴァンダール。我が守護の剣、超えれるならば超えて見せなさい!」
「八葉一刀流皆伝、<紫炎の剣神>アスベル・フォストレイト。お前たちの力を以て、目の前にある『壁』を乗り越えて見せよ!!」
そして、裏門においてもルドガーとリーゼロッテ、そして短く淡い金髪の男子と銀髪の少女―――アッシュ・カーバイドとアルティナ・オライオンが待ち構えており、戦術リンクを結んでB班と相対した。
「ま、てめえらに恨みはねえが…アッシュ・カーバイド、いかせてもらうぞ!」
「かつてのコードは<黒兎>―――アルティナ・オライオン。目標を迎撃します」
「元『鉄血の子供達』が“仮初の”No.2、リーゼロッテ・ハーティリー。皆さんの力、試させてもらいます!」
「元執行者『調停』―――ルドガー・ローゼスレイヴ。この内戦を通して磨き上げた力、その全てをぶつけてみろ!!」
今まで味方として戦ってきた相手。その強さに苦戦を強いられつつも、リィン達A班とアンゼリカ達B班はそれぞれ勝利を勝ち取ることに成功した。
「はあっ、はあっ……」
「な、何とか行けたかな……」
「……アスベル、いいんじゃないかな」
「……ああ。確かに見せてもらったからな」
片膝を付くセリカの問いかけに同じく片膝を付いた状態のアスベルが頷くと、その場で何事もなかったかのように立ち上がり、アーツで全員を回復させた。ようやく落ち着いたところで双方共に得物を納めた。
「やっぱ、手を抜いていたか」
「手は抜いていないけどな……それでも、『神衣無縫』抜きでここまで食い下がられたのは予想外だった。リィンにしてみれば神気なしで食い下がりたかったようだが、そこは今後の課題だな」
「はは……でも、ここまで強くなれたのは間違いなくアスベルのお蔭かな。まだまだ強くなれる……そのことが解っただけでも、これ以上ない手応えだ」
アスベルとセリカはケロッとしていたが、その一方で彼らと一緒に戦ったユウナとクルトの表情はひどく疲れ切っていた。
「はぁ、とても疲れましたよ……」
「正直、僕らも付いていくだけで精一杯でした……」
「いや、初伝というのが信じられないレベルであったな。中伝もそう遠くないであろう」
「多分アスベルとセリカのせいなんだろうけど、一体どんな訓練をしたんだか……」
ラウラとアリサの言葉も尤もだろう。だが、期間的なことを言えばスタートライン自体はⅦ組メンバーと変わらない。その期間内で同等のラインまで押し上げた人間の凄さが窺い知れる。すると、アンゼリカ達B班とルドガー達が一緒に近づいてきた。
「アスベルにセリカ」
「そっちも終わったようですね」
「まあな。余力があったら4体4の闘いでもしようと思ってたが」
「えっと……」
「それは流石に……」
戦術リンクなしでも連携できていた4人がその縛りを解禁したら、間違いなく勝てる勝算が出てこないことにリィン達が引き攣った笑みを零した。その意味で全力を出し切って本当に良かったと……この時ばかりは本気でそう思ったリィン達であった。それを察してくれたのか、カシウス中将が声を発した。
「まあ、お前からすれば本気を出したら学院が無くなるから許してやれ」
「いや、これでも星見の塔での戦闘は鐘と周辺100アージュの森林が無くなったぐらいですけど……」
「アスベル、お前本当の意味で人間辞めてないか?」
「あの、<道化師>ごと背後の“鐘”と岩を消し飛ばしたルドガーがいえた台詞ではないかと……」
「……えっと」
「アンタ達、長とは別の意味で規格外すぎるわよ」
結論。アスベルとルドガーが本気を出したら戦略級兵器ということが決定された。本人達はその決定にかなり不服だったことは言うまでもないが。
ともあれ、トールズ士官学院も無事解放され、リィン達はそれぞれ思い思いの時間を過ごしていた頃、アスベルは旧校舎玄関前の階段に座っていた。明日以降の作戦は現状決まっていないが、少なくとも帝国正規軍との連携を必要とされるだろう。そんなことを思っていると、ルドガーが近づいてきた。
「よう、アスベル。シルフィアやアリサ達と会話しなくていいのか?」
「そっちはちゃんと済ませてきたよ。その言葉、そっくり返すけど?」
「あー、まあ右に同じくということで……ここまで来ちまったが……全てはこっからだよな」
これで帝都への道が開けた。奇しくも貴族連合軍の主力は西部で正規軍と戦っている以上、帝都に詰めるのは間違いなく“裏”の連中。この1ヶ月以上の時間を本来の段階を飛ばして力を積み重ねるために、アスベルらは様々な入れ知恵をした。すると、アスベルはその始まりである旧校舎を見上げつつぼやいた。
「ああ……これでまた鐘が鳴ったりとかして、異変に巻き込まれそうで……」
「おい、お前が言うと流石に―――」
そう言った瞬間、旧校舎の扉がひとりでに開いて、光が発せられる。この不意打ちには勝てず、アスベルとルドガーは光に包まれ……扉が閉まると、何事もなかったかのように静かな時を刻んでいた……旧校舎の鐘がほんの微かに青い光を放っていたことを除いて。
二人が目を覚ますと、そこはかつての第七層で経験した“試し”―――だが、あの時と異なるのは、近くにいた二人以外にも飛ばされた存在がいたことであった。その人物というのは特にルドガーからすれば身近ともいえる人物達。“緋”のローゼリアに<鋼の聖女>アリアンロードの二人であった。
「ぐっ、いきなり何が起こったと……アスベルにルドガーか。お主等、エリンの里に来たのか?」
「いや、その…ロゼさん、周囲を見て頂ければ……」
「……ふむ、どうやら想定外の“試し”が起こった様じゃが……こちらも意外な人物じゃのう」
「ええ、正直意外でした。ローゼリアにアスベル・フォストレイト、それとルドガーも」
「もう、一体何が起きてるのか解らねえが……久闊を叙する暇もなさそうだ」
そこに姿を見せるのは白き巨大な影。感じられる力は最早人間の測れる域を超えた存在……アスベルは一息吐いて太刀を構えた。ルドガーは双剣、ロゼは杖、アリアンロードは突撃槍を構え、アスベルはルドガーと、ローゼリアはアリアンロードと戦術リンクを結ぶ。
「よもや、この状況でお主と“また”肩を並べるとは思わなんだが……いくぞ、リアンヌ!」
「ええ。頼りにしていますよ、ロゼ」
「いくか、アスベル!!」
「ああ……散々巻き込まれるのはウンザリなんでな。最初からトップギアだ!!」
―――その戦闘はもはや一方的虐殺であった。
まるで今までのストレス発散をするかのような形となり、相手にした敵があっさりと消え去った様子を見て、それを間近で見ていたローゼリアとアリアンロードはそろって引き攣った笑みを零していた。すると、敵がいた場所に光が集まり、人の形となって具現化した。その人物を見たローゼリアとアリアンロードは目を見開く。
『―――はは、まさかこのような形で具現できるとは。ロゼにリアンヌ……それと、獅子の魂を受け継いだ者に、七耀と空の一族の末裔とは……正直驚きだよ』
「ド、ドライケルス!?」
「どうして貴方が……生まれ変わったはずでは……」
(“生まれ変わった”……確かにな……)
そう、青年の姿ではあるが紛れもなくドライケルス・ライゼ・アルノールその人であった。どうやらこの旧校舎もある意味『精霊窟』のようなものであり、元々はヴァリマールの封印の為に建てられた場所のシステムを少しばかり利用しただけと彼は説明した。
『尤も、俺もこの場所のことなんて全く解らないし、さっぱりなんだけれどな』
「……で、貴方が具現化して出てきた理由は、ただ戦友と話したかっただけ、とも言えないでしょうし」
『おっと、そうだったな。まあ、こうして出てきた理由は……止めてほしい。黒の史書が今どのような未来を記しているか不明だが、この地の宿業ともいえる“黄昏”を。とはいえ、頼んでおいてタダでしてもらうのも可笑しな話だ』
そう言ってドライケルスは話す。かつてヴァリマールの起動者として戦った時のこと。“緋”を封印した時のこと。その後トールズ士官学院を設立したこと……そして、自身の魂にすり寄ってきた“黒き存在”のことも。
「……」
「リアンヌは何か知っておるのじゃろうが、まあよい。ドライケルス、その願いを叶える対価として何を貰えるんじゃ?」
『何か欲しいもの……と言っても、君ら二人の場合、どうやら色々と知っているようだね……まあ、敢えて聞くことはしないよ』
「そうしてくれると助かります……なら、武器を頂けますか?」
「武器か……ああ、そうしてくれ」
『成程、それならお安い御用だ』
そう言ってドライケルスは二人にソフトボールぐらいの宝珠を贈る。それを懐にしまい込むと、ルドガーは気になることを問いかけた。
「ドライケルス・ライゼ・アルノール、一つ聞きたい。さっき言った『獅子の魂を受け継いだ者』……それはどういう意味なんだ? アリア姉の言葉も気にはなってるが……」
『はは、まあ気になるか。そうだね……解った。話そう』
ドライケルスは晩年黒き影の存在を払い除け続けて一生を終えた。それは今に始まったことでなく、その声は“緋”を封印した時からであった。自分ならば何とか払い除けられるが、それが後世にもし続いたとしたら……彼は魂の生まれ変わりがあることを知り合った神父から聞き及んでいた。そこで、その彼に頼み込んだ結果として魂を複製する古代遺物を手に入れることができた。
『俺も半信半疑な所はあった。だが、懸念が現実になってしまったら、その時点で手遅れになると……ある意味ダメ元な賭けであった』
その古代遺物によって複製されたドライケルスの魂……その二つの魂は引き合うことはなかったが、奇しくも同じ大陸西部の人間としてそれぞれ生まれ変わった。一人は帝国北部の地主の子として。そしてもう一つの魂は……別の魂と混ざり合う形で、帝国の北西にあった市国の裕福な家の息子として。
「つまり、俺の魂の半分は複製品とはいえアンタの魂ってわけか」
『そういうことになるね。元々複製されたのが不完全な魂だったから“黒”も気付いていなかったようだ、もしくは利用するにも器自体を作ることすらできなかったのだろう。そこに別の魂が融合して完全な魂となった……リアンヌが君を気に掛けた理由もそれだろう』
「……ええ。否定はしません……」
「全く、お主というやつは……それで、その地主の子とやらだが、誰なんじゃ?」
『それも答えたいけど、どうやら時間も迫っている……ロゼ、リアンヌ。君たちが今の世界に生きている意味はきっとあるはずだ……俺から、ささやかな贈り物だ。受け取ってくれ』
そう言ってドライケルスは紅き光を二人に向けて飛ばした。その光は二人の中に溶け込んでいくのを見届けると、ドライケルスの姿が薄くなっていく。
「ドライケルス!!」
『―――楽しかった。そして、叶うのならば……獅子の、魂を……』
そしてドライケルスが消えると同時に視界が真っ白に覆われる。そうして視界が黒くなると、アスベルは起き上がる。その傍にはルドガーもいて、彼も丁度目を覚まして立ち上がった。その場所は第七層の最奥にあるヴァリマールが保管されていた場所であった。
「……夢、というわけでもなさそうだな」
そう言いつつ、アスベルは懐から取り出した宝珠を見つめる。これはいずれ何かの役に立つと考え、懐に仕舞い込んだ。ルドガーはというと、色々複雑な表情を浮かべていた。まあ、無理もない話だと思う。
「ドライケルス・ライゼ・アルノールの複製した魂と融合した存在か……アリア姉の表情も少しは理解できたというか……複雑だわ」
「まあな。俺らはその先の“本来の事実”まで知ってしまっているわけだし」
「……でも、もう一つ気になったのは市国出身ってことだな。彼が生きていたら問いただせていたんだが、そっちは望みが薄いな」
「時間は……あれから5分しか経ってないのか。さて、戻るか」
「だな。姿が見えないから誰か探しに来るかもしれないしな」
そう会話をして地上へと戻っていく二人。静寂に包まれたその空間に、誰の耳にも聞こえることなく、男性の声で響き渡る。
『―――頼むよ、アスベル君にルドガー君。それと……リィン・シュバルツァー君。俺の変えることが出来なかった“呪い”の運命……きっと、君達なら……』
それが何を意味するのかは、それこそ『女神のみぞが知る』ということなのだろう。
ドライケルス・ライゼ・アルノールは案じていた……自らの母が言っていた『アルノールの血は貴方を見逃さない……』という意味を亡くなってから初めて気づくという皮肉さ。だが、彼の浮かべた表情は安堵そのものだった。
世界の終わりの御伽噺という運命を覆すための力は、既に託したのだから。後は自分の出る幕などなく、その時代に生きる者たちがその運命を受け入れるか抗うか……既に、賽は投げられたのだから。
戦闘シーンをかなり省略していますが、後半部分については全員達人級の人間が挑んだらボスが……これ以上は察してください。
そして、ルドガーの設定にテコ入れしたのはここまで何も深掘りしていないことも影響してます。ここらへんで他の連中のテコ入れも順次進めていく予定です。というか、確実にそうしないと整合性が取れない人物がどうしてもいますので。
それをしっかりと解決した上でⅡ編の終章、そして裏Ⅱ編(原作閃Ⅳ編if)に入ります。前者についてはほぼダイジェストになる公算が高くなりそうですが……Ⅱ編の後日談に相当する部分は書きたいかなと思ってます。
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第156話 トリスタの“試し”