No.96590

まじこい 百代ルート アフターのアフター 8

秋風さん

・・・え?

何これ・・・

どうなってんだ?

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2009-09-21 18:19:35 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:8874   閲覧ユーザー数:7946

11月20日(金)

 

 

秘密基地

 

 

卓也「・・・」

 

岳人「・・・」

 

クリス「・・・?」

 

由紀江「・・・あぅあぅ」

 

京「・・・」

 

一子「・・・あわあわ」

 

翔一「・・・なんだ?この空気は?」

 

大和「・・・姉さん?」

 

百代「・・・」

 

何かがおかしい、なんとなくそんなことを思っていた・・・

 

じゃ!なくて!!

 

まずい、なんかすごく空気が重い・・・

 

つか、姉さんが・・・怒って・・・らっしゃっる?

 

翔一「い、いや~、明日は」

 

百代「キャップ!・・・少し黙っていようか」

 

翔一「はい・・・」

 

・・・

 

クリス「(何だ?モモ先輩、すごく機嫌が悪いな・・・)」

 

卓也「(大和っ!何やったのさっ!!)」

 

大和「(俺じゃないっ!機嫌を損ねるような行動はしてないっ!)」

 

岳人「(お前じゃなきゃ誰がいるってんだっ!)」

 

翔一「(とにかくっ!お前じゃなきゃ聞きだせもしない!早く聞け!)」

 

皆がアイコンタクトで訴えてくる

 

畜生っ!ここは覚悟を決めるしかないっ!!

 

大和「ね、姉さん?」

 

百代「なんだ?大和・・・」

 

大和「俺、何かしましたか?」

 

・・・

 

この沈黙が、とてつもなく・・・心臓に悪いっ!!

 

百代「いや、最近の大和は、私に構ってくれないなぁ~って」

 

大和「うっ、それは・・・悪かった・・・けど、姉さんも了承してくれたじゃないか」

 

百代「あぁ、私は選挙活動のことについては了承し、我慢もしてる・・・」

 

大和「なら、何で・・・」

 

百代「大和・・・お前私に嘘・・・ついてないか?」

 

嘘・・・?

 

大和「いや、これと言っては・・・」

 

・・・ブチッ

 

百代「ほ~う、お前・・・私の好きな言葉知っているよな?」

 

大和「誠でしょ」

 

百代「そうだ、何事においても正直に、誠にあるべきだ」

 

百代「・・・お前、昨日、何処にいた?」

 

大和「・・・昨日?・・・!」

 

百代「お前は選挙活動で、交流を深めるんだったよな・・・」

 

大和「・・・うん」

 

百代「それで、何で京と一緒にいるんだ?」

 

卓也「えっ!?大和それって・・・」

 

クリス「大和っ!お前って奴は!!」

 

大和「いや待てっ、お前らっ!」

 

なるほど!

 

姉さんは俺が京と一緒にいる所を見たのかっ!

 

じゃ・・・あれも・・・?

 

いや、怒っている様子からして、あれは見ていないようだが・・・

 

百代「私には、選挙活動で一緒に居られなくて、京となら一緒に居られるんだな」

 

大和「待って、姉さんっ!それは悪かったっ!」

 

百代「しかも、それを私に隠して・・・」

 

大和「ごめんって!」

 

百代「お前はっ、私のことなんてどうでもいいようだな・・・」

 

大和「姉さんっ!話を聞いてくれっ!」

 

百代「はぁ、これならキャップの方がよかったな・・・」

 

翔一「えっ?俺?」

 

っ!

 

百代「キャップなら、私のことをほったらかしにしないだろ?」

 

それは・・・

 

それだけは・・・

 

ダンッ!!

 

大和「姉さんでも・・・」

 

百代「ぬ?」

 

大和「姉さんだからこそっ・・・」

 

大和「それだけは言って欲しくはなかった!!」

 

一子「え?大和・・・?」

 

大和「悪い、今日は帰る・・・」

 

由紀江「大和さんっ!」

 

もう、何も考えられなくなっていた・・・

秘密基地

 

・・・

 

百代「・・・大和?」

 

卓也「今、大和泣いていなかった?」

 

翔一「あぁ、俺、大和が泣いているところなんて、初めて見るぜ・・・」

 

一子「私も・・・」

 

卓也「最古メンバーの2人がそうなら、誰も見たことなんてないだろうね・・・」

 

・・・

 

百代「・・・私か?」

 

卓也「うん、間違いなく・・・」

 

百代「いや、私は悪くないだろっ・・・」

 

百代「だってっ、大和が私を騙して、やっていたんだぞっ!」

 

卓也「それに至ってはどうなの、京」

 

京「私は、・・・ごめん、私の口からは・・・」

 

岳人「また、何でだよ」

 

京「確かに、2人で一緒に居たよ、けど、それ以上のことは言えない・・・」

 

クリス「言えないとはどういう事だ?」

 

京「ごめん・・・言えないんだ・・・」

 

岳人「ファミリー内での隠し事はなしにしようぜ・・・」

 

京「うん、そうしたいんだけど・・・口止めされているから・・・」

 

京「(約束・・・だしね・・・)」

 

一子「お姉様、どうするの?」

 

百代「う~ん・・・大和なんてっ!もう知らんっ!」

 

由紀江「えっ!?」

 

松風「おいおい・・・いいのかよ・・・」

 

百代「今回は、私は悪くない・・・大和が悪いっ!」

 

卓也「そんな、子供じゃないんだから・・・」

 

百代「なんだと・・・?」

 

卓也「何でもないですっ、はいっ!」

 

百代「(大和・・・)」


 
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