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No.961409
タカオカさん
20171210・1223・1225・1228・1229・1231。2017年の年末もいい頃に描いていた創作の落書きを半年も経った今頃まとめ出す私の計画性の無さと言ったらもう……酷すぎて言葉が見つからないよ。さては〆切りに追われて休日に美術室で一人版木を彫っていた頃から成長してないなお前。特に彫刻でさびカラーを塗る時なんて窓全開だから冬場に凍えながら筆を動かしていたなあ。「明後日が搬出…今日の19時が完全下校…フハハハハいける…いけるぞ…!」と魔王並みに悪どい顔(寝不足)で呟く高校生は危なすぎる。 今でもよく覚えている。授業もあれよあれよと終わりを迎え、とうとう冬季休暇に突入していた28日にようやく論文を書き終えた。朝から晩まで食事もとらずひたすらに地下書庫に篭り、黒茶色に煤けて端が散り散りになったページをめくってはカビ臭い独特の匂いに囲まれた日々。気付けのために延々とTaLの"À L'infini"と"Danse"を聞いていたのが悪かったのか、あれからこの歌を聴く度に執筆で死にかけていた時を思い出してしまい心地よく歌を楽しむことができなくなってしまった。純粋に歌を好きでいたかったな。もう苦行の歌にしか思えないよ。何たる弊害何たる誤算。 そして年末には不思議な交流もゆっくりと始まっていた。かねてから拝んでいたとある神絵師様の気でも狂ったか暇を持て余した気まぐれか、到底お話できないだろうと思っていた方と不思議な会話が進んでいたんだ。こんな機会は二度と無いだろうと思った私は、今ここに書いているような、文体の統一も尊敬語もへったくれもないお返事を投げつけていた(大迷惑もいいところ)。ところがこの神絵師様は心も尊大だったのか、こちらのノリに快く乗って下さったから大変。ずっと手を合わせるだけだった相手と何故かムスカの捕獲方法について話しているんだから訳が分からない。
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除夜の鐘を叩きに行くのか外が騒がしくなってきた頃、年末で気が緩んでいたのか何とまた別の神様も迷い込んできた。ここには御眼鏡にかなうような代物は無いというのにまあ酔狂な方だ。私はどんな方であれ縁側で共にお茶を飲みたいと思う能天気な奴なので、束の間の関係でも心から受け入れた。きっとすぐに何も得るものは無いと気づいて去って行くだろう。それまで一緒に居られる日を楽しもうと本気で思っていたんだ。 それから半年、新しい生活に奔走してずっと留守にしていたTwitterを先日ちらと覗いてみた。きっとほとんどのフォロワーさんは姿を消しているだろう、また一人からの再出発も悪くないかとそれなりに覚悟していたというのに、かつての友人は変わらずそこにいた。そこにはあの不思議な話相手だった神様も、年末に迷い込んだ神様も……。惰性で繋がっている方が大半かもしれないけれど、唐突に姿を消して更新しない無価値な私と未だに繋がりをもち続ける彼らに敬服せずにはいられない。私は君らを侮っていたんだろうか。この小さな安堵と大きな罪悪感は何だろう。そこに戻ろうにも戻れない今の私を彼らは変わらず受け入れてくれるだろうか、なんて聞かなくても分かる問いに悩める幸せを噛み締めたい。(180616)
2018-07-26 22:31:12 投稿 / 全6ページ 総閲覧数:829 閲覧ユーザー数:826
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20171210・1223・1225・1228・1229・1231。2017年の年末もいい頃に描いていた創作の落書きを半年も経った今頃まとめ出す私の計画性の無さと言ったらもう……酷すぎて言葉が見つからないよ。さては〆切りに追われて休日に美術室で一人版木を彫っていた頃から成長してないなお前。特に彫刻でさびカラーを塗る時なんて窓全開だから冬場に凍えながら筆を動かしていたなあ。「明後日が搬出…今日の19時が完全下校…フハハハハいける…いけるぞ…!」と魔王並みに悪どい顔(寝不足)で呟く高校生は危なすぎる。
今でもよく覚えている。授業もあれよあれよと終わりを迎え、とうとう冬季休暇に突入していた28日にようやく論文を書き終えた。朝から晩まで食事もとらずひたすらに地下書庫に篭り、黒茶色に煤けて端が散り散りになったページをめくってはカビ臭い独特の匂いに囲まれた日々。気付けのために延々とTaLの"À L'infini"と"Danse"を聞いていたのが悪かったのか、あれからこの歌を聴く度に執筆で死にかけていた時を思い出してしまい心地よく歌を楽しむことができなくなってしまった。純粋に歌を好きでいたかったな。もう苦行の歌にしか思えないよ。何たる弊害何たる誤算。
そして年末には不思議な交流もゆっくりと始まっていた。かねてから拝んでいたとある神絵師様の気でも狂ったか暇を持て余した気まぐれか、到底お話できないだろうと思っていた方と不思議な会話が進んでいたんだ。こんな機会は二度と無いだろうと思った私は、今ここに書いているような、文体の統一も尊敬語もへったくれもないお返事を投げつけていた(大迷惑もいいところ)。ところがこの神絵師様は心も尊大だったのか、こちらのノリに快く乗って下さったから大変。ずっと手を合わせるだけだった相手と何故かムスカの捕獲方法について話しているんだから訳が分からない。
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