一、吾が背子をただ待つ心地玉鋼この鉄の身も熱の宿るか
二、粛々とビイドロの杯酌み交わす今日を祝いて明日を願いて
三、切っ先に宿るは我らの矜持意志揺るぎなきこの魂全て
四、君が為屠りしエモノ幾重にも我らが業はいずこへ巡る
五、詭弁だな正義悪などここに無し勝つか負けるかもちろん勝つさ
六、さあ行こうこれより先は真闇まくらなる我らが時と我らが戦場ところ
七、あいつならどうするだろうと考えて頭を掻いたこれが恋かよ
以下三首、刀剣短歌歌合にて詠んだもの
題「花火」
一、いくさばで散るか夜の空咲くか火薬の花もままならぬもの
二、咲きて散り咲きては散り行くその様は人の子の様人の世の様
三、花火でも作れそうだね簡単だもっと危ないもんもできるぜ【薬研藤四郎】
了
Tweet |
|
|
0
|
0
|
追加するフォルダを選択
十首。twitterのlog。
2015年8月19日 23:15