メールアドレス
パスワード
?パスワードを忘れた方
新規登録 | SSLでログイン
/ / 楽天会員IDでログイン
プロフィール
作品投稿・管理
お気に入り
交流・上達支援
メッセージ
設定・その他
No.952640
みらくる☆さん
「客間に通してあげて」 めぐみ「う、うん」 姉ちゃんが笑顔で彼を案内する 俺「二人だけで話したいんだ」
続きを表示
そう言うと残念そうな顔をしたが、何かを感じ取ってくれたのだろう 外側から客間の戸を閉めてくれる 長尾「私は長尾正義と申します 牧野さんとは幼馴染なんですが、1年前に再会したばかりで 彼女は教師で、私は市の教育機関で働いていた縁で... まさか転地で恋人までいるとは思わなかった」 俺「僕は先生の恋人じゃないんです」 長尾「えっ?」 俺「この通り背も高いし、見た目でよく大学生や社会人に 間違われることも多いんです 先生の教え子なんです、家がたまたま近いってだけの」 長尾「そうでしたか。失礼しました」 俺「で、御用は?」 男は鞄をあけると丁寧に荷物を取り出した 先生の写真と、封筒 口は開いていた 長尾「これは初めから開いていて、私は目を通して無いです」 封筒の表には「牧野先生へ」 裏には「慶子の母より」とある 長尾「これを、その、も…牧野さんに渡して欲しいのです 彼女、今は身体よさそうですか?」 俺「ええ、元気ですよ」 長尾「よかった できればその、彼女が落ち込んだり、困っている時に... そうでないときに渡せば、かえって辛い思いを蒸し返してしまうかもしれない 本当は私が直接渡したかったんだけど、こないだ追い払われたので」 俺「郵送で送ってはいけなかったのですか?」 長尾「これは、直接人の手から渡すべきものだと、私は思いました だからこうして伺ったんです 彼女の感じからして、恋人だと思っていたんですが、まさか生徒さんだなんて でしたらあまり深くは言えませんね。失礼しました 写真は、教え子さんの宝物だったそうです」 それはこのこの慶子さんという人物なのだろうか 長尾「面倒なお願いですが、引き受けて頂けますか?」 1. 引き受ける 2. 面倒はゴメンだ 3. せめて詳細を聞かせて
2018-05-16 04:54:39 投稿 / 889×1000ピクセル
コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。
この作品について報告する
追加するフォルダを選択
ユーザー登録してTINAMIをもっと楽しもう! ユーザー登録すると投稿された作品に支援やコメントをしたり、 クリエイターとして作品を投稿することができます!
「客間に通してあげて」
めぐみ「う、うん」
姉ちゃんが笑顔で彼を案内する
俺「二人だけで話したいんだ」
続きを表示