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No.944934
みらくる☆さん
「どうも、お邪魔します」 ちょうどお昼に先生は来た 会うことに決めたものの、どうしていいかわからず いい匂いの立ち込めるガレージとは遠くの縁側にいたのだった
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父親の酔っ払った上機嫌な声がこっちまで届いてくる 父親「どうも、息子がお世話になってます それにしてもお綺麗な先生ですなぁ 今日は旦那さんは?」 母親「ちょっと!」 母さんが説明しているのだろう 父親「いやぁすみません、てっきり結婚しているかと でしたら、うちの社の若いのなんかどうですかね 好きな...お付き合いしている方とかはいらっしゃるんですか」 (ゴクリ...) めぐみ「ねぇ、暇なら氷、買ってきてよ 足りなくなりそう」 目の前にいきなり姉ちゃんが... 俺「あぁ、もう!」 めぐみ「な、なによ。機嫌悪いわねぇっ 暇そうにしてたから頼んだんでしょ 私が行くわよ。もう」 後で謝らないと。何か今日の自分は自分でないような 先生が来たことで、情緒不安定なのは確かなのだが すっかり聞き逃したな... 話し声もしない その時また後ろに人の気配が 俺は振り返って言ってやった 俺「わかったよ姉ちゃん、俺が行くよ って、先生!?」 牧野「めぐみさんは出かけたみたい ゴメン、邪魔だった?」 俺は首を横に振った 困った顔の先生は安心した表情になり 俺の横に座る しばしの沈黙... 俺「あの」 牧野「あの」 (同時に切り出しちゃったな...) 俺「どうぞ」 牧野「う、うん この間はごめんなさい 怪我させちゃって」 彼女は申し訳なさそうに頭を下げる 傷はたいしたものではなかった それでも彼女には酷く映ったのだろう おもむろに頬の擦り傷を撫でる 牧野「怪我、させてばっかりだね」 まるで自分の怪我のように悲しい表情になった 俺は... 1. 先生に謝る 2. 話題を変えよう 3. 身体で払ってもらおう
2018-03-13 04:30:28 投稿 / 889×1000ピクセル
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「どうも、お邪魔します」
ちょうどお昼に先生は来た
会うことに決めたものの、どうしていいかわからず
いい匂いの立ち込めるガレージとは遠くの縁側にいたのだった
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