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No.943392
みらくる☆さん
「彼氏 いるってよ」 2学期が始まって1週間ほど経った昼休み がっくりした表情で田尻が呟いた
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俺「あぁ、あの告白した女の子か?」 田尻「いやいや、先生だよ」 俺「なんだって!?」 田尻「夏休み、ファミレスで男と食事してたってよ」 (まさか...) 田尻「まぁあのスペックだもんなぁ 居てもおかしくないわな」 冷や汗が背中を伝った 俺「なぁ。確かなのか?」 田尻「隣のクラスの女子数人が見たんだと やっと聞き出せたよ」 (なんてこった...) 目の前が真っ暗になっていく 田尻「お前もなんだかんだ言って気はあったのな あぁ、舞ちゃん...あのナイスバディが夜な夜な男に~」 うなだれて深いため息をつく 待てよ... 俺「それって隣のクラスの先生?」 田尻「当たり前だろ。なんだと思ってたんだよ」 (驚かせやがって...) 視界が一気に開けていく 田尻「しかしうちの担任も伊藤といい感じだし 恋の花咲く季節なのかねぇ」 俺「...おい、今なんて」 田尻「恋の花さ…」 俺「その前!」 田尻「あぁ、牧野が伊藤の車に乗ってたんだよ 土曜 駐車場で見たぜ」 (伊藤...去年国語担当だった教師だ たしか最近離婚したとかって女子が騒いでたな) 田尻「おい、どうしたってんだよ 顔が怖いぞ 腹でも痛いか?」 先生...付き合っている人が居たのか そもそも、彼女は社会人で、先生で 俺は生徒で だから、どうしようないのかな 胸が苦しくなる 彼女は一人で頑張ってきて、心を埋める相手が出来たのだろうか しかしそう思うと、幸せを願うより先に言いようのない頭痛が襲ってくる 1. ここは素直に祝ってあげようぜ 2. とりあえず静観するか 3. 直接真偽を確かめなくては
2018-03-01 03:53:01 投稿 / 1778×1000ピクセル
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「彼氏 いるってよ」
2学期が始まって1週間ほど経った昼休み
がっくりした表情で田尻が呟いた
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