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No.942505
みらくる☆さん
「ねぇ、帰省して来た友達着てるみたい ちょっと会ってくる」 俺「姉ちゃん! ったく、勝手な」
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牧野「行っちゃったね ...学校の子や職員の方に見られたらどうしよう」 俺「偶然会ったってことでいいじゃないですか?」 牧野「そ、そうね」 結局、深山には断りの返事を入れた 思ったよりも普通に受け入れてくれたけど 帰ったらもう一回メッセージを送ろう 俺「花火大会なんて久しぶりですよ 先生は花火大会とかって地元でなかったんです?」 牧野「あったよ。でもバスと地下鉄乗り継ぎだし そもそも一人で行ってもね」 ちょうどその時、空が輝き 続けて轟音が響いた 牧野「わぁ すごいすごいっ ねぇ、見なよ 綺麗」 先生がぱぁっと笑顔になる 昨日の着付けの時のようにまるで子供のようだ 我に返り チラッと俺を見て頬を染める 牧野「こんなに近くで見たことなかったから」 俺の心中を読んだかのように言った 牧野「嬉しい。こんな綺麗な花火が見られるなんて めぐみさんにお礼言わないと 貴方にも...」 先生は泣いていた。感動したのかな 牧野「ありがとう いろんなものを貰ってばっかり」 俺「俺は付き添いなので気にしなくて良いんですよ 姉ちゃんだって失恋の時のお礼だって言ってたし」 牧野「見せてあげたかった。派手なのが好きだったから」 俺「え?」 花火の音にかき消されて、上手く聞き取れない 先生はそれ以降無言で光の雨を見ていた そのあまりにも綺麗な横顔に、花火よりもじっと見入ってしまう 姉ちゃん戻るまで、特別な時間を共有できて凄く嬉しかった +++++++++++++++ 僅差のデッドヒート 調べた時点でわずか3票差でした これは同級生のお話も描かねばと思ってしまいますね
2018-02-22 03:57:02 投稿 / 1778×2000ピクセル
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「ねぇ、帰省して来た友達着てるみたい
ちょっと会ってくる」
俺「姉ちゃん!
ったく、勝手な」
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