メールアドレス
パスワード
?パスワードを忘れた方
新規登録 | SSLでログイン
/ / 楽天会員IDでログイン
プロフィール
作品投稿・管理
お気に入り
交流・上達支援
メッセージ
設定・その他
No.939064
みらくる☆さん
「今日は助かったよ」 いつもの公園 先生は平常運転でお酒を飲んでいた いつものような陽気な感じではなかったけど
続きを表示
俺「先生も怪我軽くてよかった」 そう返すと、先生は2缶目に口をつけた (今日は酒量が多いな...) 牧野「でも、あの時、私のほうを助けてたら」 俺「?」 牧野「怒ったかもしれない」 俺「え」 牧野「だって、あそこは彼女を優先させて当然だからな」 俺「どうして?」 なぜか先生は答えずにぐいっとビールを飲んだ (この人はあまりお酒に強くはないのに… 今日は飲みたい日なのかな) 牧野「明日、深山と出かけるんだろう」 俺「ええ、良くご存知ですね」 牧野「あ、あのな 私も付き添うことになったんだ 彼女も承知だ 去年部費の使い込みがあったらしくて 当分の間 どんな小額でも、部費の使用には顧問が付き添うきまりで 私も今日知ったんだ ゴメン 折角のデートに水をさしてしまうことになって… 用事を終えたらすぐに帰るから」 悲しげな顔つきで申し訳なさそうに言った 相当言いづらかったに違いない 俺「別にデートじゃないですよ 買い物の荷運びとか、そういう雑用です 付き合ってるわけじゃないですし」 彼女は複雑な表情になる 牧野「ちょっと安心したよ 邪魔者め!なんて顔されたら どうしようかと思って、言いづらくて なんか生徒間に割り入っている気もしてな」 大きくため息をつく そのまま 糸が切れたように横に崩れた 俺「先生?」 俺は慌てて距離をつめる やがて彼女から規則正しい寝息が伝わってくる どうやら寝てしまったようだ 結構窮屈な姿勢なのに、起きる気配はない う~ん 1. 心臓マッサージを試みる 2. めざましビンタをお見舞いじゃい 3. このまま寝かせておくか
2018-01-27 04:16:03 投稿 / 889×1000ピクセル
コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。
この作品について報告する
追加するフォルダを選択
ユーザー登録してTINAMIをもっと楽しもう! ユーザー登録すると投稿された作品に支援やコメントをしたり、 クリエイターとして作品を投稿することができます!
「今日は助かったよ」
いつもの公園
先生は平常運転でお酒を飲んでいた
いつものような陽気な感じではなかったけど
続きを表示