No.933729

【獣機特警K-9ⅡG】ソフトボールの悲劇(未来ラブラブ編)【交流】

こちら(http://www.tinami.com/view/933497 )を発展させたネタを書きたかったんですが、この方向性のネタができそうなのが「獣機特警」のこの二人だけと思われましたので。

朔妃:http://www.tinami.com/view/728468
光樹さん:http://www.tinami.com/view/729530
未央:http://www.tinami.com/view/731561

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2017-12-18 20:27:19 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:974   閲覧ユーザー数:935

その日ギフモモガオカ女子中学校ではレクリエーションの一環として学年交流のソフトボール大会が行われていた。

そして現在グラウンドでは2年生と1年生の試合が行われており、1年生の攻撃、左打席に1年生ながらソフトボール部の主砲を務める小室未央が入る。そしてその第1球…。

 

ガンッ!

 

というもの凄い打球音と共に引っ張られた打球は恐るべき速さで一塁線上をすっ飛んでいき、そして…

 

「?!」

 

一塁を守っていた2年生・蠣崎朔妃の股間に命中してしまう。

 

「…。」

 

女の子であれば股間の直撃であってもそこまで被害は大きくならないかもしれない。しかし朔妃の股間には女の子にはあってはならないモノがある。相撲も嗜む力自慢の未央が思いっ切り引っ張った打球を大事な部分にぶつけられてしまった朔妃はなすすべもなくその場に崩れ落ち、そのまま失神してしまった。

 

―――

 

「ん…?」

 

目覚めた時、朔妃はベッドの上にいた。どうやら保健室らしいのだが…。

 

「…あ!」

 

朔妃は自分の状態に驚いた。まずブラジャーが外され上は体操着一枚になっており、下は体操着はおろかパンティまで脱がされており股間にガーゼがあてがわれアイシングも施されている。

 

(まさか…あたしの秘密が…?)

 

朔妃がベッドで体を震えさせていると。

 

「…おい。」

「きゃっ!」

「そんなに驚くなよ。俺だよ。」

 

朔妃の親友である南部光樹であった。

 

「何だ光樹ちゃんか…。でも…あたし…。」

 

朔妃が不安に体を震わせている様子を見て光樹はすぐに口を開く。

 

「大丈夫だよ。お前をここまで運んだのは俺だし、着替えや手当てをしたのも俺だよ。誰にも見られてないから!安心しろ!」

 

光樹にそう言われ、ようやく朔妃の表情にも柔らかさが現れる。

 

「そっか…ごめんねいつも。」

「大丈夫だって!俺とお前の仲だろ!…これからお前の父ちゃんが迎えに来てくれるそうだから、今日は病院行ってゆっくり休んでいろよ、な。」

「ありがと♪」

 

光樹に励まされた朔妃は笑顔で光樹のおでこにキスをするのであった。

 

「お、ようやくいつもの調子が戻ってきたな。」

 

おわり


 
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