No.92676

幼馴染の亮平くん

春風さん

幼馴染に恋をした。
そんなお話です。

2009-08-31 20:49:54 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:751   閲覧ユーザー数:736

 

 

私は麻菜。

平塚麻菜。

どこにでもいるような女子高生。

今は登校中で、幼馴染を待っている。

いつもの曲がり道の電柱で待っているところ。

しばらくするとその待っている幼馴染がやってきた。

 

「麻菜ちゃあああああん!!!」

 

 

がすっ

 

勢いつけて走ってくるその幼馴染を蹴り飛ばした。

 

「痛いよ麻菜ちゃん」

「朝から抱きつこうとしないで」

 

こいつがその幼馴染。

神谷亮平という男である。

とりあえず私に対するスキンシップが激しい。

 

「えへへー、今日寝坊しちゃったから俺、弁当ないんだー」

「…そう、ほら遅刻するよ亮平」

「うん!」

 

私がそういうと、亮平は蹴り飛ばされた顔面を摩りながらついてきた。

 

 

 

 

 

「おはよう麻菜ー」

「おはよー」

 

教室に入ると、ほとんどの生徒は既に教室にいた。

…亮平がいつも遅れてくるから、私たちは教室に一番乗りした事がない。

ちょっと損した気分。

 

「もうチャイム鳴るよ。ギリギリだったねー」

「うん、亮平がいっつも遅れてくるんだもん」

「あっはは!麻菜のペットくんかぁー」

「……はぁ」

 

亮平は私のペットと呼ばれている。

まぁ小動物っぽい所があるからあながち間違えではないのだが。

ていうか、周りからそんな風に思われて私も少し嬉しくはない。

 

「ちゃんとしつけてあげないとだよー、麻菜」

「しつけって…まぁ、うん……」

 

私はもう一度溜息をついた。

自分よりももっと前にある机で早速寝てる亮平を見ながら。

 

 

 

 

 

 

 

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続きはサイトにてどうぞ!


 
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